埼玉縣信用金庫の住宅ローン「変動金利が0.625%、10年固定が0.90%、35年全期間固定が1.200%で利用できる」

埼玉縣信用金庫は埼玉県熊谷市に本店を置く信用金庫で、2001年には経営破綻した小川信用金庫の事業を譲り受けています。
埼玉県内には第二地方銀行が存在しないこともあり、信用金庫でありながら店舗数も96と多く、大手の金融機関となっています。

さいしん住宅ローン

さいしん住宅ローンは、しんきん保証基金、全国保証の保証を付けて融資を受ける住宅ローンで、前者は借入額8,000万円、後者は1億円まで利用可能です。

住宅ローン利用には、事務手数料として30,000円、全国保証利用の場合にはさらに50,000円を支払う必要がある他、しんきん保証基金と全国保証とでは保証料が異なります。

さいしん住宅ローンの金利

さいしん住宅ローンでは変動金利を最大で0.625%、3年固定を0.90%、5年固定を0.95%、10年固定を0.90%で利用できる他、全期間固定金利が20年以内で1.000%、25年以内で1.100%、30年以内で1.150%、35年以内で1.200%となっています。

なお、上記金利で利用するためには、以下の5 項目の内2項目以上を満たす必要があります。
・給与振込
・カードローン
・しんきんカード
・インターネットバンキング
・5大公共料金口座振替1種目以上

なお、固定金利選択型金利では当初期間終了後1%の優遇を受けられます。

現在の埼玉縣信用金庫の住宅ローン金利は変動金利が2.475%、3年固定が2.900%、5年固定が2.950%、10年固定が2.950%となっているため、現在の金利と同じであれば変動金利が1.475%、3年固定が1.900%、5年固定が1.950%、10年固定が1.950%となります。

がん保障特約と3大疾病保障特約

埼玉縣信用金庫では、通常の死亡を保障対象とする団体信用生命保険の他、がん保障特約付・リビングニーズ特約付住宅ローンと3大疾病保障付住宅ローンが用意されています。

がん保障特約付リビングニーズ特約付住宅ローンでは、死亡や高度障害の時、初めてがんと診断された時、がん以外でも余命6ヶ月以内と診断された時に住宅ローン全額が返済される住宅ローンで、金利に0.2%上乗せすることで利用できます。

一方、3大疾病保障特約付住宅ローンでは、死亡や高度障害、がんの他急性心筋梗塞と脳卒中で所定の状態となった時に住宅ローン全額が返済される住宅ローンで、金利に0.3%上乗せすることで利用することができます。

埼玉縣信用金庫は変動金利が0.625%、10年固定が0.90%、35年固定金利が1.20%と多彩な金利タイプが用意されており、どの金利も他行と比べて低い金利設定となっています。

埼玉県内で住宅ローンを考えている際には利用を検討してみると良いでしょう。