HOME > すべての記事 > 新築一戸建て・マンションの購入 > 新築マンションはどのタイプを選ぶ?間取り・階数と住宅ローンの考え方

新築マンションはどのタイプを選ぶ?間取り・階数と住宅ローンの考え方

新築マンションは、間取りや専有面積、階数などさまざまなタイプが選べて、それぞれに価格も異なります。
ライフスタイルや将来的なことも考えると、どのタイプを選べば良いのか迷うところです。
今回は、新築マンションではどのタイプを選ぶべきかについてアドバイスしたいと思います。

タイプ選びは、そのまま「いくら借りるか」「毎月いくら払うか」に直結します。住宅ローンを初めて借りる方は、ぜひ資金計画とセットで読んでみてください。

077256

家族が少ないから、小さめの間取りで十分。これって賢い選択?

確かに、家族が多くないのであれば2LDKなど小さめの間取りで足りるかも知れません。
部屋数が増えれば専有面積も大きくなり、価格も高くなってしまいます。

でも、もし資金的に可能であれば、3LDK以上のタイプをお勧めします。
なぜかと言うと、将来的に家族が増える可能性がゼロとは言えないからです。
今は子供がいない方でも、先々増えるかも知れませんし、親が同居するという可能性もあります。

また、転勤などで賃貸に出す場合、3LDK以上の物件であれば、早く決まりやすい傾向があります。
さらに、売却においても3LDK以上なら2LDKよりも高く早く買い手が付きやすいのです。

つまり間取り選びは、「いま住みやすいか」だけでなく「あとで動きやすいか」の話でもあるということですね。住宅ローンは20年、30年と続きます。その間に転勤や家族構成の変化が起きても対応しやすいかどうかは、意外と大きな安心材料になります。

もっとも、無理をして予算を超えてしまっては本末転倒です。3LDKにこだわって借入額を増やすより、返せる範囲で2LDKを選ぶほうが正解、というご家庭もあります。「資金的に可能であれば」という前提を忘れないようにしましょう。

077256

日当たりや眺望が良いから、「最上階」は良い選択だよね?

特に問題はありません。最上階は、その建物の中で日当たりや眺望が最も良いでしょうし、上階の音や振動もありません。

しかし、日当たりや眺望を重視されるのであれば、必ずしも最上階にこだわる必要は無いかも知れません。
高台に立地するマンションであれば、中層階でも日当たりや眺望が良い物件もあります。

他にも、「角部屋」という選択もあります。
角部屋であれば、窓が2方向あることで開放感が増しますし、ルーフバルコニーが付いている部屋もあるなど、付加価値の高い物件になるからです。

また、20階建て以上の高層マンションの場合、エレベーターがなかなか来なかったり、風当りが強いなどと指摘されることがあり、生活上のデメリットを含むことになります。

同じマンションでも、階数や位置が違えば価格は数百万円単位で変わります。その差額をそのまま借入額に上乗せすれば、当然ながら毎月の返済額も総返済額も増えます。「上の階のほうが気持ちいい」という感覚的な満足と、「その差額を何十年かけて返す」という現実を、いちど並べて考えてみてください。

見落としやすいのは、住宅ローン以外に毎月かかるお金

マンションで意外と見落とされがちなのが、住宅ローンの返済額とは別に、管理費・修繕積立金・駐車場代が毎月かかることです。

しかもこれらは、専有面積が広いほど高くなるのが一般的です。管理費や修繕積立金は専有面積に応じて負担額が決まる方式が多いため、3LDKを選ぶということは、購入価格だけでなく毎月のランニングコストも上がるということを意味します。

さらに、修繕積立金は将来的に値上がりすることがあります。新築時は低めに設定され、大規模修繕の時期に向けて段階的に引き上げていく計画になっている物件も少なくありません。販売時に渡される長期修繕計画書で、「何年後にいくらになる予定か」を必ず確認しておきましょう。

家計で見るべきは「住宅ローンの返済額」ではなく「住居費の合計」です。返済額+管理費+修繕積立金+駐車場代+固定資産税の月割り。この合計が、いまの家賃と比べてどうなのかを出しておくと、借入額の判断がぐっとしやすくなります。

広さ選びは「住宅ローン減税」にも関わってきます

コンパクトなタイプを検討している方に、ぜひ知っておいていただきたい制度の話です。

住宅ローン減税(住宅ローン控除)は、令和8年度税制改正で適用期限が5年間延長され、入居日が令和8年(2026年)1月1日から令和12年(2030年)12月31日までなら適用可能となりました(国土交通省)。「そのうち制度がなくなるのでは」と心配される方がいますが、少なくとも2030年末入居までは延長されています。

そしてタイプ選びに直結するのが床面積の要件です。改正により、床面積要件は新築住宅・既存住宅ともに40㎡以上に緩和されました。ただし、合計所得金額1,000万円超の方と、子育て世帯等への上乗せ措置を利用する方は50㎡以上が必要です。

つまり、コンパクトな住戸を選ぶ場合は、「自分は40㎡以上でよいのか、50㎡以上が必要なのか」が世帯の状況で変わるということです。40㎡台・50㎡前後の住戸を検討しているなら、パンフレットの数字だけで判断せず、どの面積で要件を判定するのかを販売会社や税務署に確認しておくと安心です。数㎡の違いで控除の可否が変わってしまうのは、あまりにもったいない話ですから。

このほかの主な要件として、国土交通省は「自分が主として住む家屋であること」「引き渡しまたは工事完了から6ヶ月以内に住むこと」「借入金の償還期間が10年以上であること」などを挙げています。また、入居日が令和10年(2028年)以降の場合、土砂災害特別警戒区域などの災害レッドゾーンにある新築住宅は適用対象外となる点も、これから物件を選ぶ方は頭の片隅に置いておきましょう(2026年8月時点。制度の詳細は国土交通省・国税庁の最新情報をご確認ください)。

新築マンションのタイプ選びでよくある質問

Q. 予算内におさまるなら、広い部屋にしたほうが得ですか?

一概には言えません。広いほど売りやすい・貸しやすいという利点はありますが、購入価格に加えて管理費・修繕積立金・固定資産税も上がります。「買うときの差額」と「毎月の差額」の両方を並べて、無理なく続けられるほうを選びましょう。

Q. 中住戸(角部屋以外)は選ばないほうがよいですか?

そんなことはありません。中住戸は両隣に部屋があるぶん外気に触れる面が少なく、冷暖房の効率という点ではむしろ有利とされます。価格も角部屋より抑えられるのが一般的です。角部屋の開放感に価格差ぶんの価値を感じるかどうかが判断の分かれ目です。

Q. 低層階は避けたほうがよいですか?

低層階には、エレベーター待ちが少ない、階段でも移動しやすい、価格が抑えられるといった利点があります。一方で日当たり・眺望・プライバシーの面では上層階に劣ることが多いでしょう。ご家族の年齢や生活スタイルによって「良い階」は変わります。

Q. モデルルームを見るとき、どこを見ればよいですか?

内装や設備に目が行きがちですが、初めての方こそ「間取り図の専有面積」「バルコニーの向きと奥行き」「収納の量」「長期修繕計画書」を見ておきましょう。とくに長期修繕計画書は、将来の毎月のコストを知る手がかりになります。

077256

希望条件には優先順位をつけよう

誤解しないで頂きたいのは、2LDKや最上階が悪いということではなく、「将来的な可能性に配慮した有利な選択」や、「希望条件を満たすための選択はひとつではない」ということを理解するということです。そして、「メリットにはデメリットも同居する場合がある」ということもあり得ますので、希望条件には優先順位をつけておくと、判断基準が明確になると思います。

おすすめは、紙に「絶対に譲れない条件」を3つだけ書き出してみることです。通勤時間、学区、収納量、日当たり、階数、間取り——書き出してみると、意外と3つに絞れないものです。そこで悩む時間こそが、あとで「やっぱり違った」と後悔しないための時間になります。

そして忘れてはいけないのが、その優先順位に「返済の無理のなさ」を必ず入れておくことです。理想のタイプを選んでも、毎月の支払いが重すぎては暮らしが楽しくありません。物件のタイプと資金計画は、いつでもセットで考えていきましょう。

地方銀行との圧倒的な金利差!借入れ・借換えした後もお得♪

イオン銀行は、ネット申込と店頭相談の両方が可能なハイブリッド型!
金利以外のお得なサービスも充実しているため、生活費の節約もできます。

イオン銀行住宅ローンはここがお得!

  • 疾病保障付住宅ローンは2つの特約付きでさらに安心
  • 保証料0円!負担になる諸費用を大幅節約
  • 一部繰上げ返済手数料0円!借り入れ後もお得に返済

詳細&お申込みはこちら

新築一戸建て・マンションの購入関連記事