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【住宅ローン控除申請】源泉徴収額を確定申告書に入力する手順を徹底解説

マイホームを購入後は確定申告を行うことで住宅ローン控除が適用できることを2018年2月10日の記事で紹介しています。また、合わせて住宅ローン控除を適用するための条件を記載しています。

また、2018年2月12日の記事では、実際に国税庁が用意したインターネットの確定申告作成コーナーで確定申告を行うための事前準備について解説しました。今回は、前回の事前準備の続きとして、実際に確定申告書へ記入する手順について解説します。

確定申告前の事前準備

確定申告を行う場合、実際に税務署に出向かなくてもインターネットの確定申告作成コーナーを使って確定申告の手続きができます。

その際に、必要となる手続きとして、源泉徴収表や住宅ローン年末残高証明書といった申告にあたり必要となる書類を用意を行い、確定申告の作業にあたりパソコン側でのセットアップを行い事前準備を完了させておく必要があります。事前準備の手順は2018年2月12日の記事をご覧ください。

今回は、これらの事前準備が全て完了後、実際に確定申告書に記入を行うところから紹介します。

給与所得(源泉徴収表)の内容を入力する

事前準備が完了後、実際に確定申告書に申請を行う必要情報を入力します。はじめに、会社員の場合は、給与所得の内容を入力を行います。手元に、会社からもらった源泉徴収票を準備します。

1.給与の支払額と源泉徴収額を入力する

上記、画像にもある通り、源泉徴収票の「支払金額」に該当する金額を、確定申告書のピンク項目である「①支払金額」に入力します。

次に、源泉徴収票の所得控除の額の合計額の項目を、確定申告書の水色の項目である「②源泉徴収票の所得控除の合計額」に入力します。

次に、源泉徴収票の源泉徴収税額の項目を、確定申告書の緑の項目である「③源泉徴収税額」に入力し、入力完了(次へ)をクリックします。

2.住宅借り入れ控除額などを入力する

次のページで、16歳未満の扶養者がいる場合はその人数を、確定申告書の緑の項目「④16歳未満扶養親族の数」を、16歳未満扶養親族の数の項目の記載通りに入力します。

次に、確定申告書のオレンジの項目「⑤住宅借入金等特別控除の額」を、源泉徴収票の「住宅借入金等特別控除の額」の項目の記載通りに入力します。

最後に、確定申告書のピンクの項目「⑥住宅借入金等特別控除の額の内訳」について、確定申告書のAからDの項目について、源泉徴収票の「住宅借入金等特別控除の額の内訳」の項目の記載どおりに入力します。

一方で、入力項目の①~④の項目に記載が無い場合は、「源泉徴収票の④から⑥欄の全てに記載がない。」にチェックします。

全ての内容に対して、入力完了後「入力完了(次へ)」をクリックします。

3.給与支払者の情報を入力する

続いて、給与支払者の情報を入力します。入力後「入力完了(次へ)」をクリックします。

その後、入力内容の確認画面が表示されますので、入力内容に間違いが無いことを確認します。また、16歳未満の扶養者がいる場合は扶養者の情報を入力が求められますので、指示に従い入力を行います。

全ての入力が完了後、入力内容を確認して問題がなければ「入力終了(次へ)」をクリックします。

医療費控除額を入力する

医療費控除を適用する場合のみになりますが、医療費控除の申請の方法についても合わせて紹介します。生計を共にする配偶者や子供など親族の為に支払った10万円以上の医療費について控除の申請ができます。

給与所得(源泉徴収表)の内容を入力が完了後、上記画面が表示されますので、医療費控除の項目にある「入力する」ボタンをクリックします。

医療費控除を適用するかセルフメディケーション税制を適用するかを選択します。

医療費控除は病院で受けた診療費や薬局の調剤費などに対して控除の適用が受けられます。一方で、セルフメディケーションはドラッグストア等で市販の薬を購入した場合における医療費の申請ができます。詳しい違いや適用条件については国税庁の「医療費控除とセルフメディケーション税制の違いについて」をご覧ください。

今回は医療費控除を選択して説明を進めます。「医療費控除を適用する」を選択します

入力方法を選択します。医療費の領収書から入力する方法と、専用の医療費集計フォームを読み込む方法、合計額のみを入力して明細を後日提出する方法、健康保険組合から送付される医療費通知を利用して入力する方法から選べます。

筆者の場合は、上記画像にある専用の医療費集計フォームに、医療費を払った都度入力を行い、医療費が10万円以上になった年のみ専用フォームを読み込んで申請しています。医療費集計フォームを使うことで明細書の提出が省略できるますのでおすすめです。医療費集計フォームは確定申告書作成コーナートップページにてダウンロードできます。

医療費集計フォームのラジオボタンを選択後、医療費集計フォームの読み込みができるようになりますおで、「参照」をクリックしてファイルを選択し、「選択したファイルを読み込む」をクリックします。

次の画面で、読み込み内容が表示されますので、確認後「次へ進む」で先に進みます。入力内容の一覧を確認し「次へ進む」をクリックします。

最後に、計算結果の確認が表示されますので、確認後「次へ進む」をクリックして終了です。

医療費控除の入力が完了後は、住宅借入金特別控除の入力に移ります。住宅借入金特別控除の入力については次回以降説明します。

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