住宅を購入しようと思ったきっかけ、
エピソードなどがあれば教えてください
旦那の実家からも歩いて5分の距離で、車を2台所有していたため賃貸に住んで駐車場2台分を契約するよりも中古物件を購入した方が安いからと言う理由で見学に行くことになりました。
和風なインテリアが好みの旦那は和室の床の間を気に入り、洋風が好みの私は玄関入ってすぐの吹き抜けが気に入って、好みの違う二人が合ったのだからということで見学一件目にして即決することになりました。
売主も早く売りたかったため、リフォームして住むのであれば…ということで50万円の値引きをして下さりトントン拍子で住宅購入の契約までいってしまいました。
その時は夢のマイホームに浮かれて、家具や家電を何を買うか、インテリアはどうするかで頭がお花畑。
また、中古物件だったため、同時進行でリフォームの工務店との話し合いも始まり、外壁の塗り替えや水回りのリフォームも行う事になりました。
まだその頃、結婚前で正社員で働いていたため、住宅ローンに関してなんの知識もない状態で、ゆっくりと勉強している間もなく不動産会社に言われるがまま契約することになりました。
該当の銀行の住宅ローンを選んだ理由は何ですか?
全く訳も分からないままで、大手の銀行だったのでその方が安心だと思いなんの躊躇もなく説明に従いました。
今思えば、他銀行に変更可能だったのかさえも分からないままですが、家を勧めて説明してくれていた営業さんがすべて書類や契約日時等も素早く話を決めて進めてくれていたので、一旦立ち止まって冷静になって聞くということを怠ってしまっていました。
一旦立ち止まって、選択・契約できていたら今もう少し返済金額が違っていたのかもしれないと思うと悔いが残ります。
同じように火災保険・地震保険の契約についても会社を選択・検討する間もないまま、その会社での契約内容をどれにするのかという検討のみ悩んでいました。
三井住友銀行では、三大疾病時の補償や団信の加入もあり、変動で金利を組んでも補償をあれもこれもとつけているとみるみるうちに金利が上がってきました。
三大疾病の補償内容・団信の意味を理解するだけでも当時は勉強しているつもりになっていました。
また、契約当時は契約時の金利が変動にしは高いのか低いのかも分からずに契約することになりました。
実際に住宅ローンを契約した
感想を教えてください
契約直後は「あ~やっと終わった!これでこの家は私たちの家だ」と言う思いしか持っていませんでした。
新築の一軒家を買った事を思えば、賃貸に住んで駐車場を2台契約したと思えば安く済んだのだと自分たちを納得させつつ、35年始まったローン地獄に挑むことになりました。
日にちが経つにつれて、「ローン」と言えば聞こえは良いけれど、これはただの「借金」で早く返さなければと思うようになり、結婚式やリフォーム等一通りの出費を終えた後、1度目の繰り上げ返済をし、2度目は子どもが生まれて落ち着いて貯金に余裕ができてから行いました。
残高の残りも当初よりも大分減り、ローンの明細書が届く度に銀行に支払う利息分が減っていくことに喜びを感じるようになりました。
家を購入・ローンを組んだ事に関して後悔することはないですが、契約前にもうちょっと知識を身に着けておくべきだったなと反省しています。
住宅購入、住宅ローン契約を検討している方に
アドバイスをお願いします
家を買うことでハイになって嬉しくなってしまいますが、一旦冷静になって住宅を購入した不動産会社の勧められる所だけでなく他銀行の金利や保証内容を比較・検討し、少しでも気になる所があれば質問したり、金利交渉が出来そうであれば挑戦してみてほしいと思います。
また、全く知識がなければ質問するにも何を聞いて良いのかわからなくなってしまうと思うので、ネット等で基本的な知識だけでも良いので身につけてから契約に挑んでもらえたらと思います。
ローンを組んだ後に後悔して他銀行を調べても、借り換えをするにしても手数料が取られ、借り換えしてまで…ということにもなりかねます。
購入前だからこそ、そのひと手間を惜しまないことで何十万円と違ってくるので、ぜひそのひと手間をかけてほしいと思います。
ローンは契約する時から勝負は始まっています。
長い長い闘いの出鼻を挫かないためにも契約時から気合を入れて挑んで下さい。
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