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楽天銀行のフラット35|金利・事務手数料・楽天ポイント特典

ネット銀行で【フラット35】を借りたいなら、楽天銀行は最初に名前が挙がる一行です。融資事務手数料が購入・建築で借入額×1.10%(税込)と低めに設定されており、返済口座を楽天銀行にすればハッピープログラムのステージも1つ上がります。

いっぽうで、その手数料率には「返済口座を楽天銀行に指定する」という条件が付いています。金利・手数料・特典の3点を、公式の条件に沿って順に見ていきましょう。
 

【フラット35】の取扱金融機関の中で、金利が低水準!

楽天住宅ローン
【フラット35】は住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する全期間固定金利の住宅ローンで、借入時に完済までの金利と返済額が確定するのが大きな特徴です。

同じ【フラット35】でも、適用金利は取扱金融機関ごとに差があり、毎月改定されます。近年は長期金利の上昇を背景に、フラット35の金利水準も以前より高くなっています。

楽天銀行は公式サイトで自社の【フラット35】を「業界最低水準の金利」と案内しており、取扱金融機関の中でも低い水準を継続してきた一行です。ただし適用されるのは申込時ではなく融資実行時の金利で、毎月見直されます。

各社の金利を横並びで見たいときは、住宅金融支援機構の【フラット35】最新の金利情報で取扱金融機関ごとの数値を確認できます。

融資事務手数料は購入1.10%・借り換え0.990%(税込)

フラット35は金利そのものが機構の買取価格に連動するため、金融機関ごとの差がはっきり出るのは融資事務手数料です。ここが楽天銀行の分かりやすい強みになっています。

楽天銀行の融資事務手数料は、返済口座を楽天銀行に指定した場合、購入・建築なら借入額×1.10%(税込)、借り換えなら借入額×0.990%(税込)です。返済口座に楽天銀行以外を指定すると、いずれも借入額×1.43%(税込)になります。

資金使途 返済口座=楽天銀行 返済口座=他行
購入・建築(新規借入) 借入額×1.10%(税込)
最低110,000円(税込)
借入額×1.43%(税込)
借り換え 借入額×0.990%(税込)
最低165,000円(税込)
借入額×1.43%(税込)

3,000万円を借りる場合、1.10%なら330,000円(税込)、1.43%なら429,000円(税込)。手数料率が0.33ポイント違うだけで約10万円の差になりますから、金利だけでなく手数料まで足した総額で比べることが大切です。

注意したいのは、あとから返済口座を他行へ変えると契約時にさかのぼって通常料率が適用され、差額(新規0.33%・借り換え0.44%)を支払うことになる点です。優遇を受けるには申込書類と一緒に「融資事務手数料優遇申請書(兼同意書)」を提出する必要もあります(楽天銀行 住宅ローン融資事務手数料引下)。

楽天ポイントはもらえる?ハッピープログラムのステージが1つ上がる

「楽天銀行で住宅ローンを組むと楽天ポイントがもらえるのか」は、検索でもよく見かける疑問です。公式に用意されている常設の特典は、ポイントの直接付与ではなくハッピープログラムのステージアップです。

住宅ローンの借り入れがあり、返済口座を楽天銀行に設定していると、資産残高と取引件数で決まるステージより1ランク上のステージが適用されます。最上位のスーパーVIPなら、ATM利用手数料が月7回まで、他行あて振込手数料が月3回まで無料になります。

ハッピープログラムはステージが上がるほど取引で貯まる楽天ポイントの倍率も上がるしくみなので、楽天のサービスを日常的に使っている方ほど恩恵が大きくなります。

なお、時期によっては借入者向けのポイント進呈キャンペーンが実施されることもあります。実施の有無と条件は変わるため、申し込む前に楽天銀行のキャンペーンページで確認しておきましょう。

100%融資でも【フラット35】Sや金利引下げ制度が使える

楽天銀行に限らず、【フラット35】は物件価格の9割を超えて借りると金利が高くなるしくみです。頭金を1割用意できるかどうかが、金利の分かれ目になります。

ただし借入額そのものは住宅建設費または購入価額の100%以内まで認められており、さらに印紙代・融資事務手数料・登記費用・物件検査手数料・仲介手数料・火災保険料なども借入対象に含められます。

そのうえで、省エネルギー性や耐震性に優れた質の高い住宅なら【フラット35】Sが使えます。現在の金利引下げ制度は、家族構成・住宅性能・維持保全・地域連携の4カテゴリーをポイントで積み上げる方式で、組み合わせ次第で最大年▲1.0%の引下げになります。子育て世帯向けの「子育てプラス」もこの中に含まれます。

対象になる住宅の基準や引下げ幅は見直されることがあるため、最新の要件は住宅金融支援機構【フラット35】で確認してください。

「固定と変動」やフラット50も選べる

楽天銀行には、フラット35のほかにも住宅ローンの選択肢があります。全期間固定にこだわるか、変動を混ぜるかで選び分けられるのが特徴です。

ひとつが「固定と変動」。【フラット35】/【フラット35】Sと変動金利を組み合わせる商品で、フラット35部分の金利を抑えながら固定の安心感を残せます。金利上昇リスクへの備えと返済額の読みやすさを両取りしたい方に向く形です。

長期優良住宅などを取得するなら、最長50年の全期間固定【フラット50】も利用できます。ほかに自社商品の変動金利(固定特約付き)や50年住宅ローン、土地代金や着工金に充てるつなぎローンもそろっています。

手続き面では、事前審査が最短で翌日回答、申込から契約まで専用マイページ・電話・郵送で完結し来店が不要です。無料のオンライン相談も予約制で毎日21時まで受け付けています(年末年始を除く)。

楽天銀行【フラット35】の借入条件

申し込む前に押さえておきたい基本条件を整理しました(購入・建築の場合。楽天銀行公式の基準日2026年4月23日時点)。

項目 内容 ひとこと
申込年齢 申込時70歳未満・完済時80歳未満 親子リレー返済なら70歳以上でも申込可
借入額 100万円以上1億2,000万円以内(購入価額の100%以内) 2026年4月から限度額が8,000万円→1億2,000万円に拡大
借入期間 15年以上35年以内(60歳以上は10年以上) 「80歳−申込時年齢」も上限になる
住宅の面積 一戸建て70㎡以上/マンション30㎡以上 2026年4月以降の物件検査申請分は一戸建て50㎡以上に緩和
保証人・保証料 不要 保証料が0円なのはフラット35共通の利点
団信 新機構団信(保険料は金利に含む) ペア連生は年0.180%、3大疾病付は年0.240%上乗せ。加入しない場合は年0.200%引下げ

融資実行日が毎月11営業日以降に限られる点も、引き渡し日との調整で効いてきます。売主や施工会社と日程を詰める前に確認しておくと安心です。団信の考え方そのものに不安があれば、団信は途中で脱退できる?銀行とフラット35の扱いもあわせてご覧ください。

借入後の繰上返済や残高証明書の取得は、住宅金融支援機構のインターネットサービスから手続きできます。使い方はフラット35の「住・My Note」でできることで解説しています。

住宅ローンを比較するときのポイント

フラット35と民間の住宅ローンを迷っている方向けに、比較の観点を整理しました。住宅ローンは金利だけでなく、諸費用・団信・繰上返済のしやすさまで含めた「総額」と「使い勝手」で比べると失敗しにくくなります。

比較の観点 ポイント 備考
金利タイプ 変動/固定(期間選択)/全期間固定(フラット35)のどれが合うか 変動は金利が低めだが上昇リスクあり。固定は返済額が読みやすい
事務手数料 「借入額×〇%」の定率型か、金額固定の定額型か 楽天銀行のフラット35は1.10%(税込・購入)、SBI新生銀行は2.20%(税込)の定率タイプ
保証料 保証会社を使うか(前払い・金利上乗せ)/不要か フラット35は保証料0円。SBI新生銀行も保証料は0円
団信・疾病保障 一般団信は無料か/がん・全疾病などの特約と上乗せ金利 SBI新生銀行は一般団信が上乗せ0円、ガン団信は年0.100%上乗せ、全疾病保障付団信は上乗せなし
繰上返済手数料 一部繰上返済が無料でこまめに返せるか SBI新生銀行は一部繰上返済手数料0円。フラット35は住・MyNoteから10万円以上で可能

ネット系・新形態の銀行も選択肢に入れて比べると、諸費用を抑えやすくなります。たとえばSBI新生銀行は、保証料0円・一部繰上返済手数料0円・一般団信の上乗せ0円と費用面が分かりやすく、全疾病保障付団信も上乗せなしで選べます。

店舗での相談とオンライン手続きの両方に対応しているため、「ネットで進めたいが最後は対面で確認したい」という方にも合います。SBIグループとしての安心感もあり、全期間固定の楽天銀行と、変動で総額を抑えるSBI新生銀行を並べて検討する価値は十分にあります。金利差と手数料差をどう見るかは、住宅ローンを賢く借りる方法|金利差・ミックスローン・ネット銀行でも整理しています。

住宅ローン選びのよくある質問(FAQ)

Q. 楽天銀行のフラット35で楽天ポイントはもらえますか?

A. 常設の特典はポイントの直接付与ではなく、ハッピープログラムのステージが1ランク上がるしくみです(返済口座を楽天銀行に設定した場合)。ステージが上がるとATM・振込手数料の無料回数や取引で貯まるポイントの倍率が上がります。期間限定のポイント進呈キャンペーンは時期によって実施されます。

Q. 楽天銀行のフラット35の事務手数料はいくらですか?

A. 返済口座を楽天銀行に指定した場合、購入・建築は借入額×1.10%(税込・最低110,000円)、借り換えは借入額×0.990%(税込・最低165,000円)です。他行を返済口座にすると、いずれも借入額×1.43%(税込)になります。

Q. 楽天銀行の口座を持っていなくても申し込めますか?

A. 申し込めますが、返済口座に指定する場合は借入希望日の2週間前までに口座開設と初期設定を済ませる必要があります。事務手数料の優遇も返済口座の指定が条件なので、早めに準備しておきましょう。

Q. 変動金利と固定金利、どちらを選べばいいですか?

A. 返済額の安定を重視するなら全期間固定のフラット35、当初の金利の低さを重視し金利上昇にもある程度対応できるなら変動金利が向きます。楽天銀行の「固定と変動」のように、両方を組み合わせるミックスも選択肢です。

Q. 諸費用はどこを見比べればいいですか?

A. 事務手数料(定率タイプか定額タイプか)と保証料(必要か不要か)が大きな差になります。金利が同じでも諸費用で総支払額は変わるため、「金利+諸費用」の総額で比較するのがおすすめです。

全期間固定の安心感を、できるだけ低い初期費用で手に入れたい——そんな方にとって、楽天銀行の【フラット35】は候補に入れておきたい一行です。
※金利・手数料・キャンペーンの内容は改定されることがあります。申し込む前に各金融機関の公式サイトでご確認ください。

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