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建売住宅は安かろう悪かろうって本当?

「近くに新築建売住宅が売りに出たので、購入しようかと検討しています。
でも友人が、建売は安かろう悪かろうだって言うんです。それって本当でしょうか?」

建売住宅(以下、建売と表記)は注文住宅(以下、注文と表記)と比べ、画一化された仕様が多く価格も手頃なため、「安づくり」の印象を持たれています。

さて実態はどうなっているのでしょう。
今回は、建売と注文の違いについて説明していきます。

建売から見て行きましょう

建売とは、土地と建物がセットになった形態です。
建物については自分で間取りやデザイン、仕様などを選べないのが原則ですが、一部にカラーセレクトができる建売も販売されています。

最も重要な構造部分(柱・基礎・屋根・断熱など)については、建売でも注文でも建築基準法等の法令上の制限をクリアしなければ建築を開始することができません。

さらに、監督官庁による建物完成の検査をパス(検査済証の発行)しなければ、引渡すことができません。
建築中である事と検査済証が発行されている事で「基準をクリアした建物」となるのです。

また、万が一雨漏りやシロアリなどの欠陥があった場合でも「住宅瑕疵保証制度」によって買主は保護されますので、その点では一定の安心が確保されていると言えます。

「注文」とは

次に、注文について触れます。
注文は自分の土地に希望の住宅を建てる形態で、土地の購入費用はありません。ですから建物にお金を掛けることができるため、外壁や窓、設備機器などが標準よりもランクアップした仕様となり、「仕様が上=高い=上質な住宅」というイメージを持つ事になります。

ただ、肝心の構造部分については、クリアすべき法令制限の内容は建売と同じです。また、注文にありがちな個性的な形状の家や、凹凸の箇所が多い家などは、どうしても構造的に弱い箇所が発生してしまいます。

一方、建売の場合、コストダウンの観点から総二階(1.2階の面積がほぼ同じ)とする事が多いため、凹凸の少ない家となり、結果的に弱い部分が少ない構造となるのです。

建売と注文の違い

建売と注文の違いをまとめると、以下の通りになります。

1.建売でも注文でも、法令上の制限をクリアした建物であり、構造的に良し悪しはない。
2.建売と注文の最大の違いは、外壁・窓・設備機器など構造以外の部分である。
3.建売は、土地を持っていない「一次取得者」が購入することが多い。
4.注文は、すでに土地を持っている人が建てる家で、標準よりもランクアップした仕様となる事が多い。

もちろん、上記の分け方がすべてではありませんが、少なくとも建物の根幹を形成する構造部分の品質については、大きな遜色は無いということがお分かり頂けたと思います。

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