住宅を購入しようと思ったきっかけ、
エピソードなどがあれば教えてください
なるべく格安の宿泊施設を選んでいましたが、ハイシーズンになると宿泊費が高くなり、
何より予約が取れないことがあり、もやもやしていました。
旅先で見かける、古民家や古びたリゾートマンションを手に入れられたら、少なくとも宿泊代は浮くのでは?と思いました。
ただ、物件を手に入れるとなると手入れなども必要となるので、自宅から1時間圏内で行けて、かつリゾート気分が味わえる所はないかと
物件探しを始めました。
候補となったのは三浦半島で、油壺など芸能人も別荘を持っているというので、地元の不動産サイト巡りを行いました。
購入にあたっては当初からローンを組む事を考えており、その時に出せる頭金、残りの勤め人人生を考慮した
月々の支払いなどを概算し、不動産サイトの簡易ローンシミュレーターで「これならなんとかなる」という物件を見つけました。
早速、不動産屋に連絡を取り内覧を申し込んだ所、数日後には可能との事で内覧に出向きました。
対象の物件は当時の住人から売却を依頼されたもので、やはりセカンドハウスとして使われているものでした。
当時の住人が高齢となり、早めに売却したいとのことでしたので、ダメ元でディスカウントを申し出た所、
当初の提示価格の2割引でも良いとのことで、すぐさま契約に映ることになりました。
該当の銀行の住宅ローンを選んだ理由は何ですか?
特に無かったので不動産会社にお任せした所、大手銀行、地方銀行、フラット35(アルヒ)を紹介されました。
各金融機関に対し、事前審査を申し込んだのですが、大手銀行、地方銀行はセカンドハウス向けの融資は
行なっていないとの回答となり、結果的にアルヒしか残されていませんでした。
アルヒの事前審査は、年収等では問題なかったのですが、融資対象物件が築20年のマンションであった為、
耐震設計上、問題が無いかの証明が必要となりました。
建築事務所に依頼し、現地調査、検討をして頂き、耐震性能評価上、問題が無いという証明書を
有償で作成してもらう事になりました。
建築事務所への依頼、アルヒとの打ち合わせは全て不動産会社にて行なったもらいました。
耐震設計上、問題が無いということがわかり、本審査に移る事になりましたが
資料の作成などに結構、時間がかかり本審査へ入るまでに約1ヶ月は要しました。
通常は1週間程度で事前審査は終わるようです。
また、不動産取得に関わる諸費用などもローンに含めることが出来ると言われましたが
その場合は諸費用分は違う金利になるとの事でした。
実際に住宅ローンを契約した
感想を教えてください
相当、甘い考えだったという事を思い知らされました。
本審査の際、契約時点でのローンの有無を聞かれたのですが、携帯電話の分割払いもローンの対象となると言われ
ビックリしました。
自分の場合、セカンドハウスという事で、金融機関はフラット35(アルヒ)しか選択肢が残されておらず、
本審査で落とされたらどうしようとの不安でいっぱいでした。
過去に消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠から借り入れをしていたことがあり、既に完済してはいましたが
信用機関調査で引っかかるのではないか、とハラハラしていました。
結果的に数日で本審査が終わったのですが、結果が出るまではインターネットの色々なサイトを見て
同じような不安を抱えた人と情報交換をしていました。
消費者金融からの借り入れ、キャッシングなどは完済していて、事故歴が無ければ問題無かったようです。
契約が無事に済んでしまえば、あとは淡々と事務処理的な作業でした。
源泉徴収票や住民票、印鑑証明など、結構準備しなければならない書類が多く、書類集めに奔走したなあという感じでした。
ローンの契約日が人生で一番実印を押したような気がします。
住宅購入、住宅ローン契約を検討している方に
アドバイスをお願いします
親身になってくれるかどうかも重要だと思います。
当方の場合、ローンの本審査に通った時は不動産会社の担当者から「おめでとうございます」という
連絡がありました。
大きな買い物で、何度もする買い物でも無いので、慎重に検討を重ねるとは思いますが、金融機関のホームページなどネットの情報だけで
判断するの難しいと思います。
当方は初めての不動産契約でもあったので、不動産会社の担当者にその旨を伝えてかなりお任せで対応してもらいましたが
ローンの審査に必要な書類のチェックリストを作成頂いたり、ローンの審査用紙の書き方や、ひいては審査用紙の取り寄せまで
行なってもらい、かなり助かったという感じがします。
事前に印鑑証明や住民票など、取り寄せる書類も多いので思っていた以上に体力、精神力を使います。
共働きで無ければ、働いて収入のある世帯主の方がローンを契約する事になると思いますが
ご家族の理解、バックアップがあった方が良いと思います。
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