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住宅ローンが通りやすい人とは?

「新築マンションを購入しようと思っていますが、住宅ローンの審査が通るかどうか不安です。ローンが通る人と通らない人ではどのような違いがあるのか教えてください。」

一家建てやマンションなどを購入する際、住宅ローンの審査が通るかどうか不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ローンが通らないケースにはどのようなものがあるか、あらかじめ知っておくと予防策を取ることもできます。
今回は、「住宅ローンが通る人、通らない人」について具体的に説明していきます。

年収が低いと、ローンは通りにくいのでは?

たとえ年収が低くても、状況によってローンは通りやすくなります。
それには以下の3つの条件を満たす必要があります。

1つ目は、現在の勤務先に3年(できれば5年)以上継続して勤務していることです。
2つ目は、車やカードなど既存の借入れが無いか、完済間近であることです。
3つ目は、過去に自分や家族も含めて、ローンの事故(滞納など)が無いことです。

これらの条件がそろえば基本的に金融機関は前向きに審査してくれるはずです。

既存の借入れがあると、ローン審査は通りにくいの?

確かに、車やカード、キャッシングなどの既存借入れが無ければ、ローンは通りやすくなります。
ただ、既存借入れがあっても、いくつかの条件を満たすことでローンを借りられる場合があります。

1つ目は、上場企業や公務員などに3年(できれば5年)以上勤務していることです。
2つ目は、前述同様、本人と家族が過去にローン事故を起こしていないことです。
3つ目は、複数のカードを保有している場合に、カードを「退会」することです。

注意するのは「解約」ではなく「退会」で、これはカード会社からの脱退となり、「しばらくの間はカードを利用しない」という意思を示す行為となり、金融機関から好意的に評価されます。

とにかく年収が高ければ、ローンは通りやすいということ?

単純に「年収が高い=ローンが通りやすい」とならないケースがいくつかあります。
まず、収入構成が一過性のものであったり不安定な収入である場合は、継続してローンを支払っていけるかが不透明のため、審査が通らないケースがあります。

また、「団体信用生命保険」に加入できないためにローンが否決となる場合があります。
この保険は、死亡や後遺障害などでローンが支払えなくなった時にローンを代替してくれるもので、過去の病歴などの理由から保険に加入できない方の場合、万が一の時に備えが無いため、ローン審査が通らないケースがあるのです。

年収が重要な要素であることは確かですが、最終的な判断基準は「本人の属性と収入構成」ということになります。数年後にマイホーム購入を目標としている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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