auじぶん銀行の住宅ローン|低金利と0円の多さ・団信をやさしく解説

今回ご紹介するのは「auじぶん銀行の住宅ローン」です。
「auじぶん銀行(旧:じぶん銀行)」という銀行をご存じでしょうか。auじぶん銀行は、三菱UFJ銀行とKDDIが共同出資するネット銀行で、店舗を持たずにインターネットや電話で取引を完結できるのが特徴です。スマホでauをご利用の方には、馴染みのある名前かもしれませんね。
(※2020年2月に「じぶん銀行」から「auじぶん銀行」へ名称が変わりました。)
もともと住宅ローンの提供を始めたのは2015年12月で、申し込みから契約までネットで完結できる住宅ローンとして注目を集めました。人件費や店舗の維持費をおさえることで、「低金利」と「いろいろな費用が0円」という、これから初めて住宅ローンを借りる方にもうれしい内容になっています。
変動金利の低さは業界トップクラス
auじぶん銀行の大きな魅力のひとつが、変動金利の低さです。一般に、店舗を構える銀行よりも、ネット銀行のほうが金利が低めの傾向があります。そのネット銀行のなかでも、auじぶん銀行の金利水準はトップクラスとして知られています。
💡用語ミニ解説:変動金利って?
「変動金利」は、世の中の金利の動きに合わせて、返済の途中でも金利が見直されるタイプです。借入時の金利が低い反面、将来金利が上がると返済額が増える可能性があります。反対に、借りたときの金利がずっと変わらないのが「固定金利」です。
ただし、変動金利は毎月見直されます。2026年6月時点では、日本銀行が政策金利を1.0%程度へ引き上げるなど、金利が上がりやすい局面に入っています。実際に適用される金利や優遇幅は申込時期によって変わるため、最新の金利は必ずauじぶん銀行の公式サイトでご確認ください。「いまの金利」だけでなく「金利が上がったらどうなるか」もあわせて考えておくと安心です。
「0円」が多く、諸費用のわかりやすさも魅力
auじぶん銀行の住宅ローンは、低金利だけでなく、かかる費用が「0円」になる項目が多いのも特徴です。公式サイトでは、次のような費用が無料になると案内されています(2026年6月時点)。
| 費用の項目 | auじぶん銀行 | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 一般団信 または がん50%保障団信の保険料 | 0円 | 保障を上乗せ金利なしで付けられる |
| 保証料 | 0円 | 保証会社を使わない仕組みのため |
| 収入印紙代 | 0円 | 契約を電子化しているため不要 |
| 一部繰上返済手数料 | 0円 | こまめに繰上返済しやすい |
| 事務手数料 | 借入金額の2.20%(税込) | ※これは必要な費用。借入額が大きいほど金額も大きくなる |
注意したいのは、事務手数料は0円ではないという点です。auじぶん銀行では借入金額の2.20%(税込)の事務手数料がかかります。たとえば3,000万円を借りる場合は66万円(税込)です。金利の低さだけでなく、この事務手数料も含めた「総支払額」で各社を比べるのが、かしこい選び方です。
ネット銀行の中でも注目の住宅ローン

「ネット銀行は金利が低くて魅力的だけど、大手と比べて信頼性は大丈夫?」と不安に感じる方もいるかもしれません。この点、auじぶん銀行はメガバンク最大手の三菱UFJ銀行とKDDI(au)が出資しているという安心感があります。ネット銀行の低金利と、大手グループの安心感のいいとこ取りができる、というわけです。
団体信用生命保険(団信)も充実しています。2023年7月の改定で保障内容が拡充され、現在は引受保険会社がライフネット生命保険となっています。借入時50歳以下の方なら、一般団信に加えて「がん50%保障」「4疾病50%保障」「全疾病保障」を上乗せ金利なし(0円)で付けられるのが大きな強みです(がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる、など)。さらに手厚くしたい方向けに、上乗せ金利で「がん100%保障団信プレミアム」も選べます。
一方で、申し込みから契約まですべてネットで完結するため、対面でじっくり相談しながら進めたい方には少し物足りなく感じられるかもしれません。住宅ローン選びで何を重視するか(金利・保障・手続きのしやすさ・相談のしやすさ)によって、向き・不向きが分かれます。
よくある質問(FAQ)
Q. いくらから、いくらまで借りられますか?
A. 借入金額は500万円以上2億円以下、借入期間は1年以上50年以下です(2026年6月時点)。最新の条件は公式サイトでご確認ください。
Q. 団信の保険料は本当に0円ですか?
A. 一般団信、またはがん50%保障団信の保険料は0円(上乗せ金利なし)です。より手厚い「がん100%保障団信プレミアム」などを選ぶ場合は、所定の上乗せ金利がかかります。
Q. ネット完結だと、わからないことがあったときに相談できますか?
A. 電話やチャットなどのサポートは用意されていますが、対面の店舗窓口はありません。対面でじっくり相談したい方は、店舗とオンラインの両方に対応した銀行(例:SBI新生銀行など)もあわせて検討すると、自分に合った進め方を選びやすくなります。
Q. 事務手数料以外に、最初にかかるお金はありますか?
A. 物件や契約内容によっては、登記費用や火災保険料などが別途必要です。住宅ローンそのものの費用は「事務手数料2.20%(税込)」が中心ですが、家を買うときの総費用として、これらもあわせて見積もっておきましょう。
申し込みから契約までの流れ
初めての方は「何から始めればいいの?」と迷いがちです。auじぶん銀行のようなネット銀行は、おおまかに次のステップで進みます。
- 仮審査(事前審査)の申し込み…年収や借入希望額などを入力して、借りられそうかをチェックします。
- 本審査の申し込み…必要書類(収入証明・物件資料など)を提出します。
- 契約(電子契約)…審査に通ったら、ネット上で契約手続きを行います。
- 融資実行…物件の引き渡しに合わせて、住宅ローンが実行されます。
まずは無理のない返済計画を立てたうえで、複数の銀行の金利・諸費用・団信を見比べてみるのがおすすめです。auじぶん銀行は、低金利・手厚い団信・ネット完結の手軽さを重視する方にとって、有力な選択肢のひとつといえるでしょう。
- 2026.06.21
- 住宅ローン商品について

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