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住宅ローン体験談

JA横浜農協の融資担当者と餅をほうばる ほのぼの融資

投稿日:2018-09-13 
投稿者:osamuさん(40代男性)

住宅ローンの借り入れを
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住宅を購入しようと思ったきっかけ、
エピソードなどがあれば教えてください

私が住宅を購入したのは、今から8年ほど前の事です。
それまでは、神奈川県住宅供給公社が造った、郊外部によくある4階建て団地に住んでいました。
私は現在45歳ですが、私が生まれた1973年あるいはその前後の時期は、「第二次ベビーブーム」と呼ばれ、戦後最も赤ちゃんが生まれた年です。
日本は高度経済期に入り、サラリーマンでも普通に働いていれば一戸建ての住宅を手にする事は「給料的には」可能だったようです。
しかし、この「一戸建て需要」に対して家を建築する大工さんや職人の供給が追い付かず、国は各地に「住宅供給公社」という公団法人を作り、大規模な団地をつくりました。
これが昭和45年位から始まった「マンモス団地」の事情です。
高島平団地などが有名ですが、当時、この団地に入居した方が高齢化を迎え、高齢のため自治会の仕事や公園清掃などができなくなるなど社会問題にもなっています。
さて、私はこのような団地に生まれ、育ち、3dkで約54平米という広いとは言えない団地の1階で兄弟4人と両親の計6人で住んでいました。
やがて子供も大きくなると、姉が「一人部屋が欲しい」と言い出しましたが、それは無理な注文であり、よく姉が悔し泣きしていたのを覚えています。
そんなある日、父が、同じ階段にある4階の部屋を「子供部屋」として購入しました。
姉の事を不憫に思ったのでしょう。
やがて、姉と兄は結婚して実家を出ます。
そして次に私が結婚することになったわけですが、4階の部屋はどうするんだ?という話になりました。
姉と兄は近くには住んでいないので、親の近くにいて様子を見るのも子供の役目かな、と思い、そのまま4階が新居となりました。
ですが、もちろんタダではありません。
水道光熱費のほか、家賃として7万円を毎月、大家である父に収めていました。
私も3人の子供に恵まれ、それなりに幸せに暮らしてきましたが、実家である1階では感じなかった上層階ならではの苦労やストレスもありました。
その最たるものは真下に住んでいる住民からの「子供の飛び跳ねる音がうるさい」などの苦情です。
気を付けているものの、子供もいて生活している以上、無音で生活することは不可能です。
しかし、3階住民からの苦情はちょっと神経質すぎるレベルで頻繁にありました。
家自体が手狭になりつつあり、加えてこの苦情ストレスから抜け出したいために、私は一戸建て住宅への引っ越しを決断しました。

該当の銀行の住宅ローンを選んだ理由は何ですか?

住宅を購入するという事は、「人生で一番大きな買い物」と言われますが、私はさっぱり知識がありません。
そこで、既に一軒家を購入していた兄に相談し、色々とアドバイスをもらい、自分でも色々と調べました。
私の場合は、購入したい物件(中古の輸入住宅でした)がすでに決まっていましたので、注文住宅のように「間取りはどうするか」「キッチンの広さはどうするか」という悩みや検討はなく、検討すべきはズバリ、資金のことだけでした。
諸費用を差し引きして銀行からの融資は3,000万円とはじきました。
後は、如何に金利の安い金融機関を探すか、という事のみです。
一応、当時の住宅ローン事情を記すと、基準金利は現在と同じ2.475%。
商品別ではフラット35は3.5%前後、10年固定が2%前後、そして変動金利が1%前後でした。
そして私は、変動金利で融資を受けることに決め、各金融機関の金利動向をしばらく分析した結果、中央労働金庫の0.85%が一番安かったので、ここに申し込みをしました。
しかし、審査が通りませんでした。
職業や年収でも問題ないと思っていましたが、審査が通らなかった理由は教えてもらえません。
仕方なく、次の融資先を探すことになりました。
既に不動産会社との契約が済んでいる状態でしたので、〇月〇日までに融資先が見つからなければ商談はおしまいになってしまいます。
焦った私は、4つの金融機関に同時に融資審査を受けました。
私の不動産会社は住友不動産でしたが、その関連会社である三菱UFJ銀行はあっさり審査通過。
しかし金利はやたら高い。
そこへ、JA(農協)からの連絡が。
「審査が通りました」との事です。
私は、本当に感謝の気持ちで契約を結ばせてもらいました。
ちなみにJA(農協)さんの金利は0.95%です。
当時としては決して高くない利率です。

実際に住宅ローンを契約した
感想を教えてください

このように最後の段階で予想外の「融資審査落ち」を経験しましたが、いま考えると、JA(農協)さんで良かったな、と思っています。
例えば、某都知事が作った銀行は、金利は安いが審査に1か月以上かかります。
あまり店舗をもっていないので見かけることは少ないですが、もし見かけたら入店してみて下さい。
多分、「予約してますか?」トガードマンに制されて、入店できません。
要するに一般預金者を対象としない融資オンリーの銀行で、審査に長期間かかる=返済能力があるのか極めて慎重に審査している、という事でもあります。
お金を借りた以上は返すのが当たり前ですが、生身の人間である以上、病気などで返済が遅れる等はあり得る事です。
こういった時に、事情を話せばなんらかの対応を考えてくれる、という金融機関の「体質」というのも重要だと思います。
金利が安いが返済が滞りそうになった瞬間、貸しはがしに(残債を一度に払えといってくる)屋に変身するような金融機関は敬遠した方が良いとつくづく思いました。
ちなみにJA(農協)は、組合員になって利用するcoopの農業版ですが、時々、「野菜市のお知らせ」とか「餅つき大会のお知らせ」とか、組合員向けのイベントお知らせハガキが届きます。
融資担当者と一緒に餅をついて、汗かいて、ついた餅を笑顔で「うまっ!」といながら口いっぱいほうばる。
こんな呑気な感じの付き合いも心地よいと思っています。
ちなみに、最近の金利低下をうけて担当者に相談したところ、0.825%に下げてくれました。
これでも0.4%代の変動金利がある中で安くはないかも知れませんが、借り換えをするという事は70万位の借り換え費用も掛かりますし、面倒もあります。

住宅購入、住宅ローン契約を検討している方に
アドバイスをお願いします

上記で幾つか、アドバイス的な要素を含んだ記述をさせて頂きましたが、いずれにせよ「資金繰り」が一番重要になってくるのは間違いないと思います。
家を買う、ということはその物件価格で済むはずがなく、消費税、登記代、印紙代、不動産会社への仲介手数料、引っ越し代など様々な経費が発生し、私の場合はざっと700万円かかりました。
これが払えず、住宅ローンに含める事も可能ですが、当然、月の返済額もアップします。
ですから、頭金というのはかなり重要です。
変動か固定か?というのはそれぞれの考え方によるので、何とも言えませんが、政府の政策によって、変動で0.4%代、フラット35でも1%代というのは、信じられない位の低金利であり、今がチャンスなのは間違いないと思います。
そして、消費税アップが現実味が帯びています。
仮に3,500万円の融資をうけて家を買ったら消費税は8%=280万円ですが、消費税10%になれば350万円と住宅本体の消費税だけでも70万円あがり、さらに新居生活で更新するであろう冷蔵庫や洗濯機など全てに10%の消費税がかかってきます。
林修ではありませんが、悩んでいるのなら「今しかないでしょ」という感じですね。
また、最近は団信に8大疾病補償や「がんと診断されただけで残債ゼロ」という商品もあります。
金利に0.3%程度上乗せがありますが、安心代だと思えば安いものです。
団信の切り替えは基本的にできませんし、団信を依頼する保険会社は不動産屋のペースで決まりがちなので、ここはよく検討して下さいね。
もちろん、冷静にしっかりと考えて、パートナーともよく相談して下さいね。

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