人によって好みが分かれる!変動金利と固定金利の選び方
住宅ローンを組むときに金利タイプの選び方は難しいところですが、最終的には好みによって変わると言っても言いすぎではないでしょう。好みというのは、生き方とも考えることができます。具体的には、リスクをどれくらい抱えるべきなのかの好みだと考えられます。
住宅ローンの金利は市場によって決まる
住宅ローンの金利は、特別な何かがあるというわけではなくて、金利市場全体の一部であると考えられます。最近になって金利が低くなっていることを多くの人が知っているでしょう。その理由は、日銀が金融緩和を行っていて、低金利に誘導しているからです。この誘導も市場を通じて行われます。
市場を通じて行われていますから、金利が上昇する可能性もあれば低下する可能性もあります。現在の低金利は景気対策のために行われていますから、もしも景気が良くなれば金利が上昇するのは目に見えています。
固定金利は金利上昇リスクがないタイプ
金利は市場で決まりますから、常に変動していると言えるでしょう。ですから、明日になると何%も上昇している可能性もあります。
それほど急激ではなかったとしても、来月から金利が引き上げられて、利息の支払金額が一気に増えると言ったこともあり得ることです。経済や金融に詳しい人なら、その先行きをある程度は予想できるでしょう。
しかし、普通の人には難しいです。そのため、固定金利という金利タイプがあって、契約をした時点で取り決めた金利が完済まで続きます。
ですから、市場では金利が上昇して大変なことになっていたとしても、固定金利で契約をしていれば、契約当初の状態で返済していけば良いのですから、計画通りに返済することができます。
固定金利はリスクがない代わりに金利が高い
住宅ローンを固定金利で借りることによって、金利上昇リスクを避けることができるというメリットがあります。金利上昇リスクがなければ、誰もがこちらを選びそうなものですが、その反面で金利がやや高いです。
ですから、もしも金利市場で何も変化がなかった場合には、変動金利を選んでおいた方が、支払利息の金額を安くできます。
長期的に見れば、金利が上昇するのかどうかと言うのは判断が難しいですが、短期的に見てすぐに上昇することは考えにくいでしょう。
このように考えるのであれば、住宅ローンを短期間だけ利用する場合には、変動金利を利用したほうが良くて、長期間にわたって利用するのなら、固定金利の方が適しています。
- 2016.04.06
- ゼロから学ぶ住宅ローン
イオン銀行は、ネット申込と店頭相談の両方が可能なハイブリッド型!
金利以外のお得なサービスも充実しているため、生活費の節約もできます。
- 疾病保障付住宅ローンは2つの特約付きでさらに安心
- 保証料0円!負担になる諸費用を大幅節約
- 一部繰上げ返済手数料0円!借り入れ後もお得に返済
ゼロから学ぶ住宅ローン関連記事
-
古い家を解体する時に金融機関から解体費用を借り入れることはできるのか?
- 2024.01.15
- 1302view
-
住宅購入を検討する場合、物件と予算どちらを先に決めたほうが良い?
- 2020.09.28
- 2785view
-
新型コロナに感染した場合、全疾病特約付団体信用生命保険で住宅ローンの保障はできる?
- 2020.09.25
- 3580view
-
ジャパンネット銀行の住宅ローンを利用する前に知っておきたい3つの短所を紹介
- 2020.09.21
- 2441view
-
- 2020.09.17
- 2364view
-
ジャパンネット銀行が住宅ローンの取り扱いを開始!その特徴と魅力を紹介
- 2020.09.14
- 2579view