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子供が就職するまでを中間目標に置いて、住宅ローンの支払いを考える

マイホーム購入当初では何とか返済していた住宅ローンの返済も、年数が経つに連れて遅れ気味になったり、数ヶ月滞納したりする方が出てきます。

1ヶ月の返済もままならない状況で数ヶ月の滞納になってしまうと、立て直すのが難しくなってしまい、そのまま放置すれば、いずれ金融機関による差押がなされ、競売へと進むことになってしまいます。

購入時のローン審査では問題がなかったにもかかわらず、なぜそんな事態になってしまうのでしょう。

原因その1.仕事上の変化や収入の減少

住宅を購入した後で、転職するという方もいるでしょう。転職そのものは決して悪い事とは言えませんが、問題は前職よりも収入が減ってしまうことです。

人によっては、役職を持っていて相応の収入があった方が、転職して再び平社員からスタートしなければならないというケースもあるでしょう。

さらに、夫婦共働きの世帯が、出産を機に奥様が仕事を辞めることで収入が減少したりもします。

原因その2.家族年齢の変遷を考慮していない

これは、おもに子供に掛かるお金を意味します。子供がまだ幼稚園児から小学生までであれば、学費などはさほど掛かりません。

しかし中学生・高校生になると、学費やクラブ活動費、学習塾などの教育費が急に増えてきます。

すると当然、家計を圧迫しはじめることとなり、最初は少し遅れる程度だったローンの返済が、気が付けば滞納が数ヶ月にもなり、すぐには解決できない状態になってしまったりします。

差押や競売されてしまう世帯では、中学生や高校生の子供を抱える方が少なくありません。

原因その3.日常の生活費の支払いを○○にしている

みなさんは、食費や生活必需品、レジャー代やガソリン代などの日常の出費をどのように支払っているでしょう。大多数の方が現金で支払っているかと思います。

また、最近ではポイント付与のためにカード払いとする方も増えています。

実は、このカード払いが意外な落とし穴になっています。
現金であれば、財布に入っているお金で支払い、どれだけ使ったかは残った実物のお金を見れば分かります。

しかし、カード払いではその実物のお金が存在しません。「レシートがあるから大丈夫」「ちゃんと家計簿を付けている」という方もいらっしゃるかも知れませんが、レシートや家計簿には日々積み重ねられた合計額が記載されるだけで、「手元にあるお金が減っていく」という実感が薄いのです。

経済的に余裕のある方ならそれもありかも知れませんが、住宅ローンを抱え、中高校生のいる家庭の場合ではお勧めできません。

まとめ

たった1回のローン延滞から、その後の生活が一変してしまったご家庭を、筆者は多く見てきました。

どうしても返済できない場合は、親に借りてでも返済した方が良いと思います。今よりも5年後、10年後の方が確実に出費は増えるものと想定して、返済計画を立てるようにしましょう。

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