ゼロから学ぶ住宅ローン -購入資金編- こんなにかかる?!諸費用
マイホームの購入といえば、人生の重大イベントの一つと言っていいほど大きな買い物でしょう。
不動産の広告を見ながら「お、この物件なら自分でも何とか手が届く価格かもしれない!」と、すでにいくつかの物件に目星をつけている人もいるかもしれません。
が、そこのあなた!本当にそれで大丈夫ですか??
不動産の価格以外の費用についても計算に入れていますか???
不動産の購入にはさまざまな諸費用がかかる
ここで、次のようなシチュエーションを例に、不動産の購入費用について考えてみましょう。
Aさん家族は、お子さんが生まれて現在の賃貸マンションが手狭になってきたので、人生初のマイホーム購入を検討しています。
Aさんが休みの日に不動産の広告を見ていたところ、3000万円の物件が販売されているのを見つけました。
Aさん家族が希望していた地域の物件で、できれば購入したいなと思うようになりました。
この場合、Aさんは「いつ」「いくらくらい」お金が必要になるのでしょうか。
もちろん購入時のさまざまな条件により話は変わりますが、一般的な金額としてはおおよそ次のようになります。
①マイホーム購入にかかる費用総額
・購入価格・・・3000万円
・諸費用・・・・300万円
合計・・・・・・3300万円
②購入時に支払う費用
・頭金・・・・・600万円
・諸費用・・・・300万円
合計・・・・・・900万円
いかがでしょうか。
こうして具体的に考えてみて分かるのが、
「意外と諸費用の負担がバカにならないこと」
また、
「購入当初にかなりお金が必要になること」
です。
購入代金の約3割の自己資金が必要
ここで自己資金という言葉が出てきました。
自己資金とは、読んで字のごとく「自分で用意する資金」の事で、購入代金として使う頭金のほか、税金や住宅ローン事務手数料、仲介手数料、保険料などの諸費用などを指します。
簡単にいえば、住宅ローンに頼らず自分で払うお金のことで、上の例の②の合計額になります。
自己資金の額は、一般的に不動産の購入代金の25〜30%と言われています。
この25〜30%の内訳としては、購入代金の頭金が約20%、残りが諸費用になります。
諸費用は新築住宅の場合で不動産価格の3~5%、中古住宅では6~8%といわれています。
住宅ローンを組めば何とかなるだろう!と思っていても、やはり住宅ローンに頼らず自分で負担しなければならない金額は一定金額あるという現実をよく考える必要があります。
諸費用はこんなにかかる
冒頭では「諸費用」という言葉で一括りにしてしまいましたが、「諸費用」といっても具体的にどんなものがあるのでしょうか。
一般的には次のようなものが諸費用にあたります。
・各種税
印紙税、登録免許税、不動産取得税など
・登記手数料
・各種保険料
団体信用生命保険料、火災保険料など
・不動産仲介手数料
・引越費用
このように、不動産購入代金以外もさまざまな費用がかかることを頭に入れた上で、不動産の購入を検討することをおすすめします。
- 2016.08.05
- ゼロから学ぶ住宅ローン
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