どれぐらいかかるの?住宅ローン控除適用になる期間
自宅を新築した方や、これから住宅の購入を予定されている方にとって気になるのが住宅ローン控除です。
住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除とは、住宅購入のためのローンを借り入れしている人が受けられる減税のことです。
毎年年末調整の際に、保険料の支払い分などを控除するように、住宅ローンも控除の対象となりますので、自分が対象であるかどうかを確認し、申告漏れがないようにしましょう。
借入金の年末残高の1パーセントの額が控除されますが、年末調整の時期が近づく秋頃から借入先の金融機関からはがきや封書などが送られてきますので、捨てたりなくしたりしないように保管しておき、年末調整の時期が来たら勤め先に提出しましょう。
年末調整とは、月給から概算で控除されている所得税や、支払った生命保険などの任意保険料などを控除した額によって住民税を算出したり、過不足分を還付したり徴収するための処理です。
住民税を算出するための年収額から住宅ローンの年末残高1パーセントが控除されるということは家計にかかわる大きな金額となりうる可能性がありますので、まずはこの制度があるということを知る必要があります。
リフォームも住宅ローン控除の対象
住宅ローン控除の対象となるのは、新築住宅や中古住宅に限りません。
住宅の一部をリフォームした際などにローンを借り入れすれば、これも住宅ローン控除の対象となるのです。
ただし、親族などから購入し、直接支払いを行っている場合や、借入をした本人がその住宅に住んでいないときなどは対象外となります。
あくまでも、自分やその家族が住むために購入した住宅のために借り入れたローンが対象ですが、銀行など金融機関からの借り入れであれば、ほぼ間違いなく対象となると考えて良いでしょう。
住宅ローンを受けられる期間は?
住宅ローンを受けられる期間はローンを完済するまでの期間というわけではありませんので注意しましょう。
住宅を購入し、ローン契約を結んだその年から10年間という期間が定められています。
つまり住宅購入から10年間は住民税や所得税が減税されるということですから、新築の場合固定資産税が3年間減税されることも考慮すると、これらの期間が終了する3年後や10年後の家計のやりくりについてこそしっかりと計画しておくことが重要とも言えます。
住宅ローン控除は住宅を購入した本人が制度の存在を知ることが何より大切です。また、手続きに費用がかかるということはありません。年末調整や確定申告の知識も同時に持ち合わせておくと良いでしょう。
- 2016.04.01
- 住宅ローンの注意点
イオン銀行は、ネット申込と店頭相談の両方が可能なハイブリッド型!
金利以外のお得なサービスも充実しているため、生活費の節約もできます。
- 疾病保障付住宅ローンは2つの特約付きでさらに安心
- 保証料0円!負担になる諸費用を大幅節約
- 一部繰上げ返済手数料0円!借り入れ後もお得に返済
住宅ローンの注意点関連記事
-
古い家を解体する時に金融機関から解体費用を借り入れることはできるのか?
- 2024.01.15
- 1294view
-
住宅購入を検討する場合、物件と予算どちらを先に決めたほうが良い?
- 2020.09.28
- 2781view
-
新型コロナに感染した場合、全疾病特約付団体信用生命保険で住宅ローンの保障はできる?
- 2020.09.25
- 3575view
-
ジャパンネット銀行の住宅ローンを利用する前に知っておきたい3つの短所を紹介
- 2020.09.21
- 2436view
-
- 2020.09.17
- 2360view
-
ジャパンネット銀行が住宅ローンの取り扱いを開始!その特徴と魅力を紹介
- 2020.09.14
- 2574view