琉球銀行の住宅ローン「融資額と同額の預金があれば全期間固定を0.5%で利用できる」
琉球銀行は、沖縄県那覇市に本店を置く地方銀行で、1985年に東証一部上場、2015年には地場信販会社OCSを完全子会社化、沖縄県に75店舗、東京都に1店舗の合計76 店舗を保有しており、沖縄県の店舗では営業時間を午後4時までとしています。
りゅうぎん住宅ローン
琉球銀行の住宅ローンは借入上限額1億円、借入期間上限50年まで利用できる住宅ローンで、金利は変動金利2.925%、3年固定3.0%、5年固定3.3%、10年固定3.9%となっています。
また、通常の団体信用生命保険以外にも金利に0.07%上乗せすることでガン保障特約が、0.2%上乗せすることで3大疾病+5つの慢性疾患保障を利用することができます。
りゅうぎん住宅ローンは、借入期間50年まで利用できますが、完済時年齢82歳未満まで、ガン保障か3大疾病+5つの慢性疾患保障を利用する場合は借入時満45歳以下の方のみ利用可能と成っています。
住宅取得応援ローン住まいる
琉球銀行では、融資金額と同額の預金残高を預ける事を条件として、全期間固定金利を0.5%で利用できるローン「住宅取得応援ローン住まいる」があります。
こちらも、借入額上限は1億円、借入期間上限は50年となっており、また団信を付保する場合には金利に0.3%上乗せする必要があります。
なお、この際に預ける預金には預金金利がつきませんが、10年間ローン残高の1%の優遇を受けられる住宅ローン控除の適用を受けることができるため、現金購入を検討している方は利用を検討してみると良いでしょう。
また、全額の預金がなくとも、例えば3,000万円の借入額の内1,000万円の預金を持っている場合に、残りの2,000万円分だけ金利を負担すれば良いキャッシュバックローンもあります。
キャッシュバックローンは、りゅうぎん住宅ローンの基準金利に+0.1%となります。
引受条件緩和型団体信用生命保険
琉球銀行では、高血圧症や糖尿病、肝機能障害など、健康上の理由で通常の団体信用生命保険に加入できない方でも加入できる可能性のある引受条件緩和型団体信用生命保険を利用することができます。
保険料の上積みはありませんが、ガン保障や3大疾病+5疾病保障との併用はできません。
また、引受条件緩和型団体信用生命保険でも審査に通らない場合には、金利に1.0%上乗せすることで団体信用生命保険なしで住宅ローンを利用することもできます。
琉球銀行では、融資金と同額の預金を用意することで全期間固定金利が0.5%で利用できる住宅ローンや、借入額の内、預金として預けている価格分だけ融資利息のかからないキャッシュバックローン制度が用意されています。
通常の住宅ローン金利は高い設定となっていますが、まとまった現金がある場合にはお得に利用できると言えるでしょう。
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