住宅ローンで人気の金利タイプが変動金利なのはなぜ?
以前まで住宅ローンで人気の金利タイプは、固定金利タイプでした。
しかし、最近の住宅ローンでは変動金利タイプが人気です。
なぜ変動金利タイプが人気なのでしょうか?
安心できる固定金利と不安が残る変動金利
住宅ローンの金利の種類は大きく分けると2種類です。それが固定金利と変動金利ですね。言葉の通り、固定金利はずっと金利が固定のため、月々の返済額も総返済額も確定することから安心して利用できるという方が多いです。
固定金利は、変動金利と比べれば金利が高くなりますが、常に一定の金額というのは資金計画も立てやすいというメリットがあります。そのため、固定金利が人気でしたね。
その一方で変動金利というのは、まさに経済に影響されるという不安定さがあります。ずっと低金利ならいいのですが、大幅に金利が上昇するようなことがあると、月々の返済額や総返済額が増えるというリスクが伴います。
しかし、ここ数年は変動金利タイプがとても人気があります。
理由は簡単です。数ある住宅ローンの金利タイプの中で、変動金利タイプの金利が最も低く、返済額も安く済ませることができるからです。
変動金利タイプのリスクはそれほど大きくはない?
しかし、住宅ローン金利に変動があれば金利が上がり、返済額が大きくなってしまうのではないかと不安になる人も多いでしょう
変動金利タイプのデメリットと言えば、金利の上昇ですが、変動金利タイプのリスクは、実際にはさほど高くありません。
日本の政策金利は、ゼロ金利で、G7の中では最も低いです。
今後、政治的な革命が起きても、日本の金利政策が1%を超えて、すぐに2%までひき上がることはあまり考えられません。そうなると、住宅ローンの変動金利タイプの金利の天井もあまり高くはないと言えるでしょう。
とはいえ、金利が0.数%違うだけで、金額に変えるとかなりの額になることもあります。借入金額や返済期間によって、リスクと考える度合いも人それぞれです。
変動金利の状態で月々の返済がギリギリで・・・というのは危険です。
返済シミュレーションなどで、数%金利が上昇した場合との差を確認するなどして、ある程度余裕を持っておくことが大切です。
デメリットや将来のことも考えて検討するべき
固定金利の金利は大体が2%です。最近では変動金利タイプの金利は1%をきるところもたくさんあります。変動金利タイプが人気な訳も頷けますね。
しかし、金利が急激に上がるという可能性も否定はできません。
いくら人気の変動金利タイプでも、デメリットは必ずあるということを頭に入れておくことが大切です。
また、変動金利でお得になった分のお金は、繰り上げ返済や借り換え用の貯金をしておくといいですね。繰り上げ返済をすれば、月々の返済額や返済期間を短くすることができますし、借り換えならよりお得なローンに乗り換えることもできます。
どちらも必ず手数料など費用が発生しますから、将来のことも考えて、住宅ローンを借りるようにしましょう。
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