物件を見学する際に確認しておきたいチェックポイントを解説
住宅の購入を検討している場合、実際に対象の物件やモデルルームなどに足を運んで見学を行いますが、実際にご自身と家族の生活スタイルを考慮して物件を選ぶためにも、2017年10月14日に記載した基本的なポイントに沿って確認していくことが重要です。
物件を全体的に見て大まかな候補ができた場合は、細かな物件の状態や設備、機能などこだわりに合わせて確認する必要があります。今回は、物件の状態や導入設備、機能などを確認するためのチェックポイントを紹介します。
物件全体に関するチェックポイント
耐震性や耐久性はどうか?
耐震性や耐久性が十分確保されているかチェックします。不動産会社に確認をするとともに、可能であれば性能評価書など客観的に示せる書類を確認するのがベストです。
間取りと比べて相違点はあるか?
実際の図面に記載されている間取りと比べてみて、相違点があるかチェックします。窓があるのに、窓が記載されていないケースなどもあります。少しでも異なると感じた場合は不動産会社に聞いて確認します。
床や壁に傾きは無いか?
床や壁に傾きやひび割れ、シミなどが無いか確認します。新築の場合でも小さな設計ミスや建築ミスなどで細かい部分に欠陥がある可能性があります。また、中古物件を購入するときは念入りにチェックすることが重要です。
日当たりは良好であるか?
日当たりが良好であるかも確認します。また、可能であれば朝・昼・夕方と時間帯をずらして確認するとともに、風通しなども合わせて確認しておきます。
部屋の広さは十分か?
部屋の広さが家族が生活する上で十分に確保できるかチェックします。また、家具を置く予定であれば、家具の配置を加味した上で、家具の大きさをあらかじめ測り本当に起きたい場所におけるのかも確認します。
収納量は十分に確保されているか?
クローゼットやキッチン、洗面所など、生活をする上で必要なモノが収納できるのかチェックします。
機能や設備に関するチェックポイント
キッチンに導入されている設備
実際に、料理をする想定でキッチンの使い勝手を確認するとともに、導入されている設備も合わせて確認します。例えば、食材を切ったりするスペースは十分に確保できるのか、調理機器はガスコンロなのかIHクッキングヒーターなのかも確認します。
お手洗いやバスルームの設備
お手洗いとバスルームに導入されている設備として、ウォシュレットの有無や浴室乾燥機の有無、遠隔操作で湯を沸かす機能などがあげられます。また、水が出せるのであれば水道からの水圧なども確認すると良いでしょう。
コンセントの数は足りるか
近年ではパソコンといった電子機器が増えている中、電子機器を使う上でコンセントは必要数確保されているか、また、最適な場所に設置できるかもチェックします。
電話回線やインターネットの敷設は可能か?
電話回線やインターネットの敷設ができるかチェックします。例えば、光回線が導入できるのか、また、既に導入されていて機器を接続するだけで使えるのかもチェックします。
バリアフリーに対応しているか?
年配の方も同居する場合や将来的な事を考えてバリアフリーを重視する方も増えています。必要に応じてバリアフリーの有無もチェックします。
敷地面に関するチェックポイント
ご自身の所有範囲はどこまでか?
敷地の境界線はどこまでか、集合住宅の場合は専用で使える部分はどこまでかをチェックします。
駐車場は所有台数分駐車できるか、安全に出し入れできるか?
自動車を所有している場合は、所有台数分駐車できるか、また、駐車しやすいか、死角がなく安全に車を出し入れできるかもチェックします。
防犯対策は十分確保されているか?
ホームセキュリティーの導入有無や、どの様な防犯機能が備わっているのかもしっかりとチェックします。また、住宅敷地内に死角となる部分はないか、集合住宅の場合、オートロックの対応有無、監視カメラの設置なども合わせてチェックします。
近隣からの生活音
近隣からの生活音についても可能であれば確認します。特に、集合住宅の場合は、話し声や足音などがどの程度聞こえるのかしっかりと確認します。また、周辺の道路などからの音、駅に近い場合、電車の走行音などどの程度聞こえるのか、聞こえる場合は生活に影響は無いかチェックします。
利用可能な共用設備は何か?(集合住宅の場合)
集合住宅の場合、宅配ボックスやエントランスホールなど共用で利用可能な設備は何かチェックします。
共用部分の管理状況(集合住宅の場合)
共用部分の管理状況はしっかりと行き届いているか確認します。共用の廊下やエントランスホール、エレベーター、集合ポスト、駐車場、ゴミ置き場の清掃が行き届いているか、利用マナーは守られているかもチェックします。また、可能であれば規約にも目を通しておきましょう。
- 2017.10.21
- 住宅購入の基礎知識
イオン銀行は、ネット申込と店頭相談の両方が可能なハイブリッド型!
金利以外のお得なサービスも充実しているため、生活費の節約もできます。
- 疾病保障付住宅ローンは2つの特約付きでさらに安心
- 保証料0円!負担になる諸費用を大幅節約
- 一部繰上げ返済手数料0円!借り入れ後もお得に返済
住宅購入の基礎知識関連記事
-
古い家を解体する時に金融機関から解体費用を借り入れることはできるのか?
- 2024.01.15
- 1296view
-
住宅購入を検討する場合、物件と予算どちらを先に決めたほうが良い?
- 2020.09.28
- 2781view
-
新型コロナに感染した場合、全疾病特約付団体信用生命保険で住宅ローンの保障はできる?
- 2020.09.25
- 3575view
-
ジャパンネット銀行の住宅ローンを利用する前に知っておきたい3つの短所を紹介
- 2020.09.21
- 2436view
-
- 2020.09.17
- 2360view
-
ジャパンネット銀行が住宅ローンの取り扱いを開始!その特徴と魅力を紹介
- 2020.09.14
- 2574view