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カードローンを利用していると住宅ローンの審査は不利になる?

住宅ローンを利用して住宅の購入を検討している場合、契約審査においてこれまでの借り入れ状況などに応じて融資金額が決まります。一方で、カードローンを利用して借り入れがある場合、住宅ローンを借りる上でどのような影響を及ぼすのか気になる方も多いようです。今回はカードローンの利用が住宅ローンの審査に影響するのか解説します。

カードローンの借り入れがあれば住宅ローンの審査に影響がある場合も

住宅ローンを利用して住宅の購入を検討している場合、カードローンで借入残高がある場合、住宅ローンの審査に通過することができるのか気になります。

2020年6月29日に記載していますが、クレジットカードを多く保有していると、キャッシング枠の関係で実際にキャッシングを利用していなくても、利用しているものとみなされた上で審査が行われるため、住宅ローンの審査にも影響を及ぼすことをお伝えしています。カードローンの場合においても同様に借り入れが多くなればなるほど、住宅ローンで借り入れる金額には影響を及ぼすことが考えられます。

一方で、カードローンは総量規制により年間収入の3分の1以上の金額の貸付は、複数社利用したとしてもできませんので、借りれられる金額には限りがあります。そのため、必ずしもカードローンを利用しているからという理由で住宅ローンの審査に通過できないというわけではありません。

カードローンの借り入れ金額によっては住宅ローンの金額が少なくなる場合も

カードローンの場合は、クレジットカードのキャッシング枠とは異なり、過去にカードローンを利用していたが、現在はカードローンの契約が行われているだけ(カードローンのカードを保有している状態)で、借り入れがなければ、現状の借り入れは無しと判断されますので、住宅ローンの審査において考慮されることはありません。

一方で、現在カードローンを利用して借り入れ金額がある場合、その金額が一定額あり、希望する住宅ローンの借り入れを合算して、変換の返済比率が高くなり、返済に無理があると判断された場合は、住宅ローンの借り入れ額が減額される場合や、状況によって、借り入れそのものが難しくなる場合もあります。

過去にカードローンの延滞が発生した場合は注意が必要

現在カードローンを利用してお金を借りていないが、過去にカードローンの利用で返済が滞った場合などは、延滞として信用情報に記録された場合、当然ながら、住宅ローンの審査通過は難しくなります。

信用情報については、2020年6月26日に紹介したとおり、国内で3社の信用情報機関が管理していますが、延滞の情報については、延滞解消後5年間は記録として残ることになります。そのため、5年以上経過してから住宅ローンを申し込むことをおすすめします。

ただし、口座の残高不足などで、返済が1回失敗し、その後すぐに対応したという場合であれば、信用情報機関に登録されることはありませんので、住宅ローンの審査には大きな影響を及ぼすことは無いと言えます。

住宅ローンを利用する前にカードローンは完済もしくは残高を減らすこと

住宅ローンの借り入れを検討している方で、現在カードローンの借り入れ残高がある場合、申し込む前に予めカードローンは完済しておくか、残高を減らしておくことをおすすめします。

カードローンの借り入れ残高がある場合は、住宅ローンの審査においても判断材料として活用されますので、希望する金額を借りたい場合は、返済比率が高くならないように金銭管理を行い、予め余裕を作った上で、住宅ローンに申し込むことが重要です。

カードローンの完済については、完済から最長で5年間記録が残ることになります。そのため、時間に余裕があれば完済して5年後に住宅ローンを利用することが望ましいと言えます。

ただし、時間があまり無いのであれば、完済記録をしてもすぐには最新の情報に更新されるわけではありませんので、住宅ローンを借りる3ヶ月以上前に完済しておくこと良さそうです。

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