住宅ローンは自分で選ぶか、営業マンに任せるか、それとも・・・
どの住宅ローンを選ぶかについて、これまでいろいろとアドバイスさせて頂いた中で、インターネットの比較サイトなどを利用して、なるべく自分で選ぶことをお勧めしてきました。
営業マン任せにすると、固定観念が入ったりして、本人にマッチしていないローン商品であるケースが、しばしば見られるためです。
しかし、いくつもの金融機関の中から自分にマッチした住宅ローンを選ぶというのも、なかなか骨の折れる作業です。
今回は、住宅ローンをどのように選ぶべきかについてお話していきます。
メインバンクではない金融機関のローンにすると、不便になるケースも!
金融機関が住宅ローンの優遇金利の条件とするものに、給与振込みや公共料金に引き落としがあります。
ほとんどの方は、給与振込みや公共料金の引き落とし、カード決済など、いくつもの出入金でメインバンクの口座を利用しているでしょう。
もし、住宅ローンのためにメインバンクを変更するとなると、それが一時的な行為であるとは言え、面倒な手続きを出入金先の数だけこなさなければなりません。
地方によっては、地元の有力銀行のATMの数が、他の銀行を圧倒しているところもあるため、有力銀行から他の銀行に変更すると使い勝手が悪くなり、「多少の金利差なら、メインバンクの方が便利だった」と後悔するケースもあります。
営業マンが資金計画を作成するとき、見た目の安さでひきつけようとできるだけ低金利や低費用などメリットの多い住宅ローンを提案してきますが、20年30年の使い勝手を考えると、必ずしも安さが顧客のメリットとは言えないこともあるのです。
自分で選ぶと言っても、何を基準にすれば良いかわからない!
住宅ローンの基本知識という点では、やはり営業マンの方が上であるのはしょうがない事です。
そこで、客側として住宅ローンを選ぶ際に、2つの事を営業マンに伝える必要があります。
ひとつは、できるだけ低金利、低諸費用を提案してもらう事です。
そしてもうひとつは、特にお金の動きの面で今の生活から変えたくない事です。それを伝えれば、おのずと選択肢は絞られてきます。場合によっては、金利などで思っていたほどの恩恵を享受できないかも知れませんが、代わりに使い勝手の良さというメリットを残すことができます。
まとめ
住宅ローンは、一度決めてしまうと数十年間利用しなければなりません。
それなら、将来借り換えれば良いのではと思っても、現在の超低金利では、買い換えるメリットはほとんどありません。
あとになって後悔しないためにも、低コストのメリットだけでなく、お金の場所をどこにするかということも念頭に置くべきでしょう。
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