こんなに時間掛かるの?!マイホーム購入手続きではしっかり時間を確保しておく!
購入するマイホームが決まれば、その後には契約や住宅ローンの手続き、引渡しなどさまざまなイベントが待っています。
そしてそれらのイベントでは、多くの書面の説明を受け、署名・押印、打合せなど思っていた以上の時間を要する事になりますので、当日の予定をしっかり立てておく必要があります。
今回は、住宅購入イベントにおける「時間」と「休日」についてお話していきます。
購入契約は営業マンによってかなりの所要時間が異なります
購入契約は、通常、不動産会社の事務所で行います。
契約書面はおもに不動産会社の社員(宅地建物取引士)が説明するのですが、説明する人によって所要時間にかなりの開きが出ることがあります。
ある程度慣れた人であれば、1時間程度で説明を終えますが、慣れない人や説明好きな人にあたると3時間以上、さらに過去の事例を交えながら5時間以上も掛けて説明するスゴい人もいます。
どんな説明でどのくらいの時間が掛かるかは、事前に想定しにくいですので、念のため、仕事が休みの日にしっかりと時間を取っておく必要があります。
住宅ローンの手続きは1回だけではありません
ひと言で住宅ローンの手続きと言っても、いくつかの段階があり、それぞれに一定の時間を要することになります。
最近は、手続きが簡素化されて金融機関に出向く回数も少なくて済むようになりましたが、それでも最低2回は足を運ぶ必要があるでしょう。
まず、住宅ローンの本申込みの手続きです。すでに営業マンが仮申込みを済ませていますので、本人が金融機関に足を運ぶのはこれが初めてになります。ここでは、ローン内容の説明や指定の書類提出、本人確認などが行われ、1~2時間程度を要すると思って下さい。
約1週間程度で本申込みが承認されると、次は金消契約(ローンを借りる契約)になります。ローン契約書の説明と記名・押印で1時間程度の時間を要します。
なお、金融機関によっては、この金消契約を引渡当日にローン実行(ローン資金を本人の口座に入金する事)の1時間位前に行うことも可能なところもあります。
引渡しでは、いろんな方が登場します
引渡しの手続きは、通常金融機関で行なわれます。
ここでは、まず司法書士による登記手続きに始まり、購入残代金や仲介手数料、登記費用などの支払い(振込みなどによる)、売主からの鍵・資料の引渡し、火災保険の契約などが行われます。
金融機関の担当者も含めいろんな方が登場するので、少々戸惑うかも知れませんが、営業マンや司法書士の先生がリードしてくれますので大丈夫でしょう。引渡しの所要時間は、約1時間強になります。
金融機関に出向く(住宅ローンの手続き、引渡し)のは基本的に平日です。
そうなると仕事を休む必要が出てくる事も考えられますので、事前に調整しておきましょう。
このように、それぞれのイベントで時間と休日に注意を払う必要がありますので、購入契約前に営業マンとしっかりスケジュール確認をしておく事をお勧めします。
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