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40代でマイホーム購入は遅いのだろうか! ? 晩婚世帯の賢い住宅ローン術とは?

昨今の少子高齢化の一因として、晩婚化や高齢出産が挙げられます。

それにつれて、住宅を購入する年齢が40代になってからという方も少なくありません。

40代から住宅ローンを借りるにあたっては、借入年数が短くなることを懸念して物件選びに慎重さを欠いたり、無理な返済計画を立てたりしがちです。

そうならないためにも、定年までの人生設計と事前の情報収集をしっかり行っておく必要があります。

物件情報収集のポイントは物件価格!でもどうやって物件価格を決めれば良い?

40代の方が物件情報を集める際に、最も重要なのが物件価格です。

まず、住宅ローンの借入想定額を導き出して見ましょう。想定される生活費と子供に掛かる費用をはじき出し、住宅ローンに充てられる毎月の返済額を算出して、借入想定額を導き出します(算出法参照 http://www.loantalk.jp/kounyuchintai/souba/)‐①。

次に、住宅購入に充てられる自己資金額を仮に決めます-②。

最後に、購入における諸費用(物件価格の10~15%)および引越し代と家具等購入費用を算出します-③。

そして、①-②+③で出てきた金額が物件価格となります。
この金額を目安にすると、効率の良い情報収集ができます。

できるだけ早く完済すべきか、それとも毎月の返済を楽にすべきか?

見出しの中で定年までの人生設計に言及しましたが、住宅ローンの完済年齢を定年時(60歳)にする場合、仮に40歳で購入するとなれば、完済までの20年ローンを組む事になります。

ローンの条件が、借入額2000万円、10年間固定金利1.2%とすると、毎月の返済額は9万3774円になります。

自己資金の額や返済額に対する感覚には個人差があると思いますが、年収の頭打ちや子供の教育費増などを考慮すると、40歳でこの返済額では貯蓄も困難な返済額かも知れません。

一方、定年後も働くことを前提に、同じ条件で完済年齢を65歳とした場合は、毎月の返済額が7万7198円となり、毎月1万6000円以上、10年間で約200万円もの違いが出てきます。

もちろん、固定金利期間後の金利条件が変更となる可能性はありますが、10年間で200万円違えばその後の金利上昇に備えて貯蓄に回すこともできます。

まとめ

定年までの完済を推奨しないように思われたかも知れませんが、決してそうではなく、40代では低金利で価格の安い物件を購入しても、完済年齢がネックになってきますので、その対処法という観点から65歳完済を提案させてもらいました。

せっかくマイホームを購入しても、毎月の返済に頭を悩ませる生活では、購入の意味を見出せずに老後を迎えてしまうことになります。

40代でマイホームを購入するなら、定年を意識しつつも無理な返済に陥らない計画を立てるようにしましょう。

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