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買った後では遅い!中古マンション購入前にぜひ確認すべきこととは〜その1

分譲マンションにおいて、新築と中古ではいろいろと異なる部分があります。

まず何と言っても価格が違います。築7〜8年で新築の半値という物件も少なくありません。

また、中古物件は設備や仕様が劣化していることも多く、入居してから半年もしないうちに給湯器やコンロなどが故障すると言ったことも良く聞かれます。

このような事例は皆さんも耳にしたことがあるでしょう。
筆者も中古マンション購入者ですが、購入してからいろいろとわかる事もあり、なかには想定していなかった経験もしてきました。

そんな経験談や知人からの情報なども交えながら、中古マンション購入指南をしていきたいと思います。

可能な限り、上下階と両隣の居住者をチェックすべきです!

上階にうるさい世帯が住んでいたり、下階が以上に神経質な世帯が住んでいたりすると、せっかくの新居なのに窮屈な思いをしなければなりません。

両隣も同様で、筆者の場合、連日夜中に隣の子供が壁にボールを当てて遊ぶ音がこちらまで伝ってきて、管理人に相談したことがあります。

賃貸なら引越せば済みますが、購入してしまったのですからそう簡単に引越す訳にはいきません。

個人情報保護の関係で詳しくは教えてくれなでしょうが、購入検討者の立場で入居してからのトラブル回避が目的である旨を伝えたうえで不動産会社や管理人などに申し出る事をお勧めします。

修繕履歴と滞納者がいないかどうかを確認しましょう!

分譲マンションでは外壁や共用部分の大規模修繕工事を、10年を目安に実施します。
その費用は、区分所有者全員が積立てている修繕積立金でまかないます。

筆者の場合、築13年目で実施されたのですが、たまたま運悪く(?)管理組合の理事を務めていた年だったのです。

理事長以下総勢10名の理事で1億3千万超の予算を、入札によって業者選定し、約3か月の工事期間で行われました。

本来ならば11年目に行うはずだったらしいのですが、予算不足が理由で先送りされたそうなのです。

また、修繕積立金や管理費を滞納している世帯がいくつかあり、そういったことも予算不足の一因になっており、その後の理事会で2年後に修繕積立金を値上げすることが決定したのです。

マンションを購入する前に、修繕積立金や管理費の値上がり時期や、滞納があるかどうかを管理会社に確認することができますので、不動産会社に調査を依頼してみましょう。

大規模修繕の経験は少々骨の折れる経験でしたが、筆者が役員を務めた翌年に東日本大震災が発生し、その時に理事だった皆さんは大変なご苦労があったそうです。次回も引き続き同じテーマのその2と題してお話しして行こうと思います。

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