審査が通りやすいと評判のフラット35！アルバイトや団信に入れない方必見

住宅ローンには審査があり、申し込んだ人が誰でもローンを組めるというわけではありません。住宅ローンの審査に申し込んだ結果、残念ながら落ちてしまった人や減額されてしまった人もいるでしょう。

誰でも審査は通りたいし、安い金利で返済額は少しでも減らしたいものです。
そこで今回は、審査が通りやすいと評判のフラット35についてご紹介します。

まずは確認！審査に落ちてしまった場合に多い理由

住宅ローンは一生に一度の高額な買い物です。
お金を貸す側は、しっかり返済してくれるかどうかを見極める必要があります。

審査に落ちてしまう理由としては、勤続年数や年収が少ない事、過去に借金の返済を滞納した事がある事、団体信用保険に加入できるほどの健康状態ではなかった事などが挙げられます。

勤続年数の目安としては3～5年以上、年収の目安としては300万円～400万円以上と言ったところです。

この審査に落ちてしまった人もまだあきらめる必要はありません。
審査は金融機関やプランによっても異なります。

一度にたくさんの金融機関に審査の申し込みをするのはあまりおすすめは出来ませんが、ハウスメーカーやプロに相談をして金融機関選びをしましょう。

そして、審査が通りやすい住宅ローンはフラット35です。
自営業や団体信用保険に入れない人、アルバイトの方なども申込可能なところもあります。あなたに合った住宅ローンかどうかをよく検討してみましょう。

フラット35だと審査に通りやすい理由

では、なぜフラット35だと審査に通りやすいのでしょうか？
それは、販売している金融機関が住宅金融支援機構と提携していることが関係しています。

通常の住宅ローンは、金融機関が申込者に対して提供しているローンです。万が一貸し倒れがあるとそのリスクは金融機関が負うことになってしまいますから、ずっと返済可能かどうか審査は厳しくなります。

一方フラット35は、住宅金融支援機構と提供して金融機関が販売しているというものです。貸し倒れのリスクは金融機関ではなく、住宅金融支援機構が負うことになります。

提供する住宅金融支援機構は、独立行政法人であり国の住宅ローンと言えますね。
金融機関が、「完済できるか・万が一の場合に物件の担保価値はあるのか」という点で審査するのに対し、良質な住宅を増やすために技術基準に達している住宅かという視点で審査します。

そのため金融機関は、リスクがない上に販売するほど利益があがるため、その金融機関が行う審査が甘くなるわけです。

返済負担率と個人信用情報に注意

フラット35の審査が甘いと言っても、誰もが審査に通るわけではありません。
実際に審査に落ちてしまっている人もいます。

落ちる原因で圧倒的に多いのは、申込者の債務に関連することになるでしょう。

複数の借り入れがあったり借入金額が多かったりすると、返済負担率が高くなり審査に通りません。また、それらの借り入れの返済で遅延や滞納したとなれば、個人信用情報の載ってしまうため、同じように審査に落ちる可能性は高いです。

マイホームを購入したい！と思う方は、早い段階から他のローンを整理したり、新規で組まないようにしておきましょう。そして、支払いで遅延や滞納はしないよう管理しておくことが大切です。