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【優遇金利とは?】住宅ローンの基礎知識と注意点

住宅ローンの金利には、色々な種類や様々な呼び方があって、初めてだとよくわかりませんね。しかし、金利は住宅ローンを選ぶ上で最も重要なポイントなので、よく理解しておくことが大切です。

今回は、優遇金利について説明します。

Q.住宅ローンの優遇金利とはどんなもの?

A.住宅ローンでは、金融機関が決めた条件を満たす場合に、定められた期間は、通常借り入れに適用される基準の金利(店頭金利)から一定の割り合いで金利を引き下げてもらえることがあります。その引き下げ幅(引き下げ率)のことを優遇金利と言います。

基準金利-優遇金利=適用金利となるわけです。

ただし、優遇金利という言葉は曖昧に使われていて、引き下げた後の金利のことをそう呼ぶ人もいます。
つまり、優遇金利と適用金利は同じようなものだと言うわけです。

様々なサイトを比較していると混乱してしまうので、このように違う扱われ方があることを知っておきましょう。
基本的には、引き下げ幅のことを優遇金利だと思っていればよいでしょう。

Q.どこの住宅ローンでも受けられるものなのか?


A.優遇金利を明記していない住宅ローンも数多くありますが、優遇金利に相当する数字を計算することは可能です。

例えば、「店頭金利より0.5%優遇します」とあった場合は、この0.5%が優遇金利ということになります。

また店頭金利と適用金利の記載があれば、その差が優遇金利となりますね。
このように、金利と言っても様々な呼ばれ方があるため、それを知っておけば優遇金利がどれぐらいになるのか計算することができます。

基準金利(店頭金利・表面金利)-優遇金利=適用金利(実行金利・表示金利)

ただし、計算できたからといって、その金利で借入ができるということではありません。優遇金利は実際にローンを組むときの金利ではなく、ローン金利の比較をする際の目安といえます。

Q.優遇金利で注意することはあるのか?

A.優遇金利には適応される期間が二つに分かれます。
「当初期間優遇金利」と「全期間優遇金利」があり、金利を比較するうえでの重要ポイントになりますので注意しましょう。

<当初期間優遇金利>
ローンの返済期間のうち、一定の期間について金利が優遇され、それ以降は引き下げ幅が変わるものです。5年間は1.3%の優遇、その後は0.6%の優遇が受けられるなど、期間は住宅ローンの商品によって変わります。

この優遇金利は、ローンの開始当初の負担を減らせるメリットがあります。
そのため、短期間で返済してしまいたい方に向いています。

<全期間優遇金利>
ローン完済までずっと一定の金利優遇を受けられます。完済までのシュミレーションがしやすいことがメリットです。

この金利は、長期にわたって返済したい方や、安定して生活に支障なく返済していきたい方に向いています。

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