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現在の住まいが古くなった場合、建て替えとリフォームはどちらが良いか?

親世代などから引き継いで住宅に住んでいる方や中古住宅を取得したなどで現在の住まいが古く使い勝手が悪くなった場合など建て替えかリフォームを検討される方は多いかと思います。ただし、建て替えとリフォームはどちらが良いかと迷う方も多いかと思います。

今回は現在の住まいに対して建て替えかリフォームを検討している方に、長所と短所を踏まえそれぞれの特徴を解説します。

現在の住まいが古くなった場合は建て替えかリフォームで対応可能

親世代もしくは祖父母世代などから引き継いで住んでいる住宅や中古住宅を取得するなどして、現在の住まいが古くなり使い勝手が悪くなったと感じた場合、建て替えかリフォームをするなどして、現在の住まいを更新することができます。

住宅が古くなった場合、住み続けることで特に不便が無いのであれば良いですが、古くなると住宅の様々な部分で使い勝手が悪くなります。例えば、断熱性能が劣化することで、冷房をつけているのにも関わらず夏が暑く感じる、逆に、冬場は暖房が効かず、寒く感じるなどがあります。そのため、電気代も上昇する他、ご自身の健康面に対しても悪影響を及ぼすことも考えられます。

また、住まいを更新することができれば、次の世代にもそのまま引き継ぐことが可能になり、長きに渡って使い続けることが出来るようになります。

住宅を建て替える場合における特徴

現在の住まいを建て替える場合における特徴として、既存住宅を解体するため始めから住宅を建てることができますので、完全な新築住宅が入手できる他、自由に設計できることにあります。一方で、既存の住宅を解体する必要があることや仮住まいの確保、それに伴う関連費用が多く発生すること、時間を要することが短所としてあげられます。

完全な新築住宅が入手できる

住宅を建て替える最大の長所でもありますが、既存住宅を解体して新たに建物を建てることになりますので、完全な新築住宅を入手できることにあります。そのため、既存住宅では設置が難しかった、最新の設備などを導入の検討も可能になります。また、間取りなどこれまでの住宅の設計を踏襲する必要がありませんので、完全に自由な設計で住宅を建てることができます。

既存住宅の解体時は仮住まいを確保する必要がある

既存住宅を解体することになりますので、その間、住む場所を確保するために仮住まいを確保する必要があります。仮住まいは、親族の家や、近隣の賃貸住宅を借りることなどが考えられます。そのため、引っ越し作業なども必要になりますので、多くの手間が発生することになります。

費用が多く発生する

住宅を建て替える場合における最も大きなデメリットとしては、多くの費用が発生することにあります。建て替え時は、既存の住宅を解体するための費用、新しく住宅を建築するための工事費、仮住まいの家賃、引越し費用、さらに、建て替えに伴い、新たに不動産を取得することになりますので、不動産取得税や登録免許税といった税金の支払いも新たに発生します。

そのため、新築住宅を取得するのと同様に4,000万円程度の予算を確保しておく必要がありそうです。

新たな住宅に住めるまで時間を要する

建て替えは、解体後に新たな住宅を建てる必要がありますので、その間多くの時間を要することになります。建て替え時に伴い、新たな住宅に住めるまでの時間は建物の規模や構造などにもよりますが、最低でも4ヶ月、最大でも6が月程度の時間を要します。

住宅をリフォームする場合における特徴

既存住宅をリフォームする場合における特徴としては、既存住宅の構造を生かすことができるため、思い出が詰まった住宅を長期的に活用できることにあります。また、費用も建て替えに比べると安く抑えることができるほか、所要時間についても短いのも特徴です。一方で、既存住宅を活用するため、間取りなどは一部に制約が出てくるほか、築年数が長期にわたる場合、リフォームでは対応が難しい場合もあります。

既存住宅の構造を活かせる

リフォームの特徴としては、既存の構造をそのまま活かすことができます。そのため、現在の間取りで使い勝手がよく気に入っている場合や思い出が詰まっている場合や歴史的な観点で構造を引き継ぎたいという場合は使いやすいと言えます。

費用を安く抑えることができる

リフォームの場合、前述した建て替えに比べると、数百万から高くても数千万円となりますので、大幅に費用を抑えることができます。改修費用以外に特別発生する大きな費用はありませんので、予算を抑えたいという方には利用しやすいと言えます。

所要時間も短い

リフォームを行う場合は、既存で建てられている住宅を基に改修を行うことになりますので、建て替えに比べるとその所要時間は短く、最小でも1ヶ月、最大でも半年程度で完了します。

間取りや築年数が長い場合、改修に制約が出てくる

リフォームする場合、既存の住宅を基に改修を行いますので、大幅な間取り変更などには対応できない場合もあります。また、築年数が相当な年数が経過している場合、耐震性の問題などもありますが、改修する箇所が多岐にわたる可能性が考えられるため、建て替えの方が費用面から考えると、抑えられる場合もあります。

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