勉強に、遊びに、子供の成長を育む間取りの使い方、選び方とは?
マイホームを購入する目的として、子供の成長や進学を挙げられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アパートでは、子供の学習スペースが取れなかったり、上下階に足音が響かないよう注意したり、子供が遊んだり学んだりする環境がなかなか確保できません。ですから、新居では子供の生活環境にも配慮した間取りを選びたいところです。
今回は、子供の環境を考えた間取りについてお話していきたいと思います。
子供部屋イコール勉強ではない?
子供が自分の部屋を持つことは当然うれしいでしょう。勉強も部屋で机に向かってするようになります。
しかし!
その習慣も、最初の数週間かもって数ヶ月なのです。
あるデータによると、子供が有名私立中学に合格した家庭200世帯を対象に、家庭での学習環境を調べたところ、子供部屋では勉強はしていないという大きな共通点が見えてきたのです。
ではどこで勉強していたのかと言うと、多くの子供達がリビングやダイニングのテーブルで勉強をしており、肝心の部屋の机は物置と化していたのだそうです。
結論を言うと、学習環境に限り子供部屋は必要無いということになります。
子供には「部屋」を前提にするよりも「環境」を確保してあげる
受験シーズンになると、図書館やファーストフード店でたくさんの中高生が勉強しています。
そのほとんどが自分の部屋があるにもかかわらずです。
彼らが言うには、勉強で必要なのは緊張感だと話し、1人よりも誰かがいる方が集中しやすい環境だと言います。
ですから前述のように、自宅ではリビングやダイニングに学習スペースをセッティングしてあげる方が、学習効率は向上すると言えるのです。
両親の書斎を子供と共有して、家族のホビースペースに
パパが集めている本の部屋や、ママが趣味にしているミシンの部屋など、親のプライベートスペースを子供と共有することは、子供の好奇心や探究心を育み、教育の観点からも推奨される部屋の使い方とされています。
これは例えば、家の1室を家族全員のホビールームとして確保し、家族全員がに自由に使えるようにしたり、部屋が確保できなくても、本棚などの収集スペースを共有するだけでも十分に効果があるのだそうです。
子供の環境を考えた間取りとは、わざわざスペースを造作するということではなく、「学習スペースをセッティングするならこの間取り。
この間取りなら家族のホビールームが可能。」という目線で見るということです。
新築でも中古でも、一戸建てでもマンションでも、このような視点でマイホームを選ばれてみてはいかがでしょう。
- 2015.11.21
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