住宅ローンを組むときに気になるマンション購入時の頭金・資金
マンション購入を行う場合、頭金だけでは足りない分を、住宅ローンを組んで購入すると言ったケースが一般的ですが、マンションの中には頭金なしで購入する事が出来る物件も在ります。
しかし、頭金が無い分、ローンを幾ら借りるのかにより返済が難しくなるケースも在り、マンション購入では返済計画を立てる事が重要となります。
マンション購入におけるローンの借入額に必要な条件について。
ローンを組む時には幾ら借りる事が出来るのかにより、融資額も変わりますが、計算を行う時には年収は税込みではなく手取りの金額で計算をすること、手取りの年収は税込み年収の約8割で計算を行う事、新築の物件を購入する場合は返済年数を35年、中古の物件を購入する場合は返済年数を25年で計算を行う事、住宅を購入する事が出来るローンには変動金利型と固定金利型の2つが在りますが、返済シミュレーションを利用する場合には、両者での計算を行うことなどがコツになります。
また、忘れてはならない事は、ローンの借入額の目安であり、この目安として有効となるのが返済負担率であり、手取り年収の25%を返済負担率として考える事が大切です。
住宅ローンの返済負担率は年収に占めるローンの支払いの割合です。
返済負担率を25%にすると言う事は、手取りの年収に対するローンの負担率であり、年間返済額÷年収(手取り年収)×100で計算を行う事が出来ます。
例えば、年間返済額が200万円、年収が800万円の場合であれば、200万円÷800万円×100=25%となるため、返済負担率をクリアーしている事になります。
しかし、年収が500万円の場合では、200万円÷500万円×100=40%となるため、返済負担率が25%を超えてしまう事になります。
尚、年間返済額と言うのは、住宅ローンを組んだ時の1年間の返済額の総額となるため、ローンの融資額を下げる事で年間返済額も下がり、年間返済額が120万円、年収が500万円の場合であれば、120万円÷500万円×100=24%となるため、年間返済率をクリアーする事になるわけです。
税込年収における返済負担率について。
税込年収での返済負担率は、年収が400万円未満であれば30%、400万円を超える場合は35%と言われています。
しかし、年収の30%や35%と言う返済負担率を支払えるのかどうかは、家計などに応じて変わります。
また、マンション購入を行う時の頭金がどれだけあるのかによっても年間負担率は変わるため、頭金が多く在るかどうかで月々の支払額が楽になるかどうかも変わりますし、頭金が無い分、販売価格が安い物件を探すことでマイホームを手にすると言う方法も在ります。
- 2016.05.14
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