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マンションと一戸建てでは、どちらの維持修繕コストが多く掛かるのか?

一戸建てとマンションの両方を検討するとき、一戸建ての営業マンだと「マンションは管理費や修繕積立金などの維持費が掛かる」と言い、マンションの営業マンは「一戸建てとさほど変わらない」と言うでしょう。

確かに、維持管理費用が強制的に発生するマンションの方がコスト高のように感じますが、果たして実際にはどうなのでしょう?

マンションのメンテナンスや修繕の実態を知りたい!

前述のように、マンションでは区分所有者(各住戸の所有者)に対し、強制的に修繕積立金を徴収し、そのお金で定期的な修繕を実施しますが、強制的な徴収は実はマンションのメリットでもあるのです。

例えば、外壁の破損補修やエレベーターの点検といった経年劣化への対応や、地震などの災害における大規模修繕などには多額の資金が必要になりますが、徴収・積み立てられている管理費や修繕積立金がありますので、一時的にまとまった費用が発生する可能性が少ないのです。

ただ、マンションではおもに外装部分について、新築時に10年程度の長期修繕計画というものが作成されるのですが、10年後でもその金額が妥当なのかということです。

外装や配管、エレベーターなど、10年後にどの程度劣化しているかを知る事はできませんし、10年後の物価も把握しようがありません。

また、新築時の費用負担を少なく見せるために、修繕積立金を低く設定している物件もあったりします。
また、管理費や修繕積立金を滞納している人がいると、他の住人に迷惑が掛かることも考えられます。

一戸建てであれば維持管理は自由なのでは?

一戸建ては、通常世帯主が所有者ですので、修繕は個人の裁量で自由にできます。
すると一見、一戸建ての方がコストが安く済むと思ってしまいますが、戸建ても定期的な補修は発生します。

一戸建てにはマンションのような共有部分がなく、外壁や屋根も単独所有で、建物すべての部分の補修を所有者単独で負担しなければなりません。

参考までに、外壁や屋根などは、10〜15年程度で点検や塗装などが必要になりますし、給湯器などの設備では、点検・部品交換・機器交換が、短いもので7〜8年、長くても15年程度で必要となると想定されます。

また、街並み計画などの規制のある団地などでは、景観維持のため、定期的な外観の修繕を促されるケースもありますので、自分自身で修繕計画を立て、掛かる費用を積み立てて行く必要があります。

まとめ

これまでお話ししてきたように、維持管理費用について、一概にどちらが多いとは言えません。

ひとつ言えることは、最も修繕費用を要する外壁や屋根などの共有部分の多いマンションの方が、割安ではないかと思われます。

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