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預金連動型住宅ローンの利用に向き不向きな方の特徴は?

住宅ローンを利用して住宅購入資金を借りる場合、金融機関に預け入れしている預金を担保に住宅購入資金を借りることができる預金連動型住宅ローンがあります。既存の住宅ローンに比べて抵当権が不要であることや保証人が不要であることなど利点も多いですが、誰にとっても最適な住宅ローン商品とは限りません。

今回は、預金連動型住宅ローンの利用において向き不向きな方の特徴を解説します。

銀行預金を担保に住宅ローンが借りられる預金連動型住宅ローン

預金連動型住宅ローンは、銀行に預け入れしている預金を担保に住宅購入資金を借りることができる住宅ローン商品です。

預金を担保にするため、住宅購入で預金残高を大幅に減らす必要もないほか、購入した土地や建物を担保にする必要がないため、抵当権の設定が不要になります。また、万が一の場合は、預金から借入残高を返済することが可能になりますので、保証人の設定も不要になります。

その他、住宅ローン減税が受けられる、団体信用生命保険への加入も可能など、一般的な住宅ローンの利点もそのまま活かすことができます。

ただし、預金を担保としている間、返済が完了するまで預金が引き出すことができない場合がある他、借入時の金利が高く、預金に対しては全く金利が付与されないといった短所もあります。

預金連動型住宅ローンの詳細については、2020年8月8日の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

預金連動型住宅ローンの利用に向いている方

預金連動型住宅ローンは一般的な住宅ローンに比べると魅力的なところも多くありますが、必ずしも誰しもに最適な住宅ローン商品はありません。

預金連動型住宅ローンの利用に最適な方としては、預金残高が多い方と預金を今後も確実に増やしていくことができる方となります。

預金残高が豊富にある方

預金連動型住宅ローンは、銀行預金を担保に住宅ローンを借りる商品でありますので、少なくても住宅を購入できる金額以上の預金残高が必要になります。

預金残高が少ないと、担保が不足することになりますので、また、どこからかその資金を調達する必要が出てきます。

更に、前述したとおり担保に設定されている間は、預金を引き出すことができませんので、直近で必要になるであろう資金も合わせて持ち合わせていることが望ましいと言えます。

預金を確実に増やしていける方

預金連動型住宅ローンは、預金を担保にするため、預金残高と借入残高が同額であれば金利が付与されないもしくは持ち出しになってしまいます。一方で、預金を増やしていくことができれば、増えた預金部分の金利を差し引くことで、支払う金利を当初より抑えることも可能になります。

また、担保に設定している間、預金の引き出しも制限されますので、直近で必要になる資金を含め、担保にしている預金以外の資金も確保が必要になりますので、家計が赤字であれば、担保に設定している預金残高に手をつけざる得なくなります。したがって、家計が黒字であり、預金を増やしていくことができる方が向いていると言えます。

預金連動型住宅ローンの利用に不向きな方

預金連動型住宅ローンの利用に不向きな方は、向いている方の逆となり、預金残高が少ない方と家計がぎりぎりな方、預金を引き出す回数が多い方は向いていないと言えます。

預金残高が少ない方

預金残高が少ない方は預金連動型住宅ローンの利用は向いていないと言えます。

預金残高が少ない場合、預金を担保とすると担保にしている部分は引き出すことができませんので、直近で必要となる資金を引き出すことができません。

また、残高が少なければ残高が多い場合と比べて、預金残高に対して付与される金利も少なくなりますので、結果として、ローン返済時の金利負担が大きくなることが考えられます。

万が一、預金残高が不足すると、他でその資金を調達する必要が出てきますので、その分の金利負担も増えてしまうことも考えられます。

家計がぎりぎりな方

家計の収支がぎりぎりな方も預金連動型住宅ローンの利用には向いていないと言えます。

担保部分は引き出すことができませんので、万が一、まとまった資金が必要になった場合、返済状況によっては必要な資金を引き出すことができないということも考えられます。

預金を引き出す回数が多い方

預金を引き出す回数が多い方も預金連動型住宅ローンの利用には向いていないと言えます。こちらも、家計がぎりぎりな場合と同様に、引き出す回数が多くなれば、住宅ローン残高とほぼ預金残高が同額となり、必要な資金を引き出すことができない状況になります。

そのため、預金連動型住宅ローンを検討していうる場合は、住宅ローンの返済計画から家計の収支がしっかりと確保できるかどうかを確認しておくことが重要です。

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