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三菱UFJ信託銀行の住宅ローン|いま申し込める商品と条件

三菱UFJ信託銀行の窓口からいま申し込める住宅ローンは、三菱UFJ銀行の「三菱UFJネット住宅ローン【三菱UFJ信託銀行専用】」です。同行が自社で融資していた住宅ローンは、2018年3月30日の申込みで新規受付を終えています。

「信託銀行で借りるつもりだったのに、契約先が違う?」と戸惑う方もいるかもしれません。窓口は三菱UFJ信託銀行、契約の相手は三菱UFJ銀行という形で、利用には三菱UFJ銀行の口座や給与振込などの条件もあります。申し込む前に知っておきたいことを、返済中の方向けの話も含めて説明します。

いま申し込めるのは三菱UFJ銀行の専用商品

三菱UFJ信託銀行の公式サイトで案内されている住宅ローンは、2026年10月時点でこの1本です。公式サイトでは、次の特徴が挙げられています。

  • 電子契約のため印紙代0円
  • 申込みから契約まで来店不要
  • 疾病保障付住宅ローンの取扱いあり

商品名のとおりネットで手続きが完結する住宅ローンで、商品の詳細や金利は三菱UFJ銀行のページで案内されています。

そして必ず押さえておきたいのは、三菱UFJ信託銀行は銀行代理業として媒介するだけで、ローン契約そのものは三菱UFJ銀行と結ぶという点です。銀行代理業とは、ほかの銀行の商品を代わりに案内し、申込みを取り次ぐ業務のことです。借入後の手続きや相談の窓口も、三菱UFJ銀行になります。

三菱UFJ銀行の商品説明書(2026年10月1日現在)によると、事務手数料は借入金額の2.20%(税込)で、保証料は不要です。団体信用生命保険の保険料は銀行が負担します。

金利は毎月見直されていて、2026年10月に借りる場合の変動金利(ずーっと一律優遇コース)は年1.195%でした。固定金利や全期間固定を含めた金利の一覧と申込みの手順は、三菱UFJ信託銀行のネット専用商品の金利と申込手順で詳しく紹介しています。

取引条件なしで優遇、という昔の特徴は当てはまらない

この記事を最初に書いた2016年当時、三菱UFJ信託銀行の住宅ローンは、給与振込や公共料金の引落としといった取引がなくても金利の引下げを受けられる点が特徴でした。その商品は先ほどのとおり新規受付を終えていて、いまの商品には条件があります。

商品説明書(2026年10月1日現在)に挙げられている、利用できる方の主な条件は次のとおりです。

  • 三菱UFJ信託銀行のウェブサイトから申し込むこと
  • 借入時の年齢が18歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日までであること
  • 団体信用生命保険に加入が認められること
  • 日本国籍、または永住許可を受けている外国籍であること
  • 三菱UFJ銀行の「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」と「三菱UFJダイレクト」を利用中、またはこれから利用すること
  • 同じ勤務先に1年以上勤めていて、三菱UFJ銀行で給与振込を利用していること

借入金額は500万円以上3億円以内(10万円単位)、借入期間は2年以上40年以内です。返済用の口座として三菱UFJ銀行の口座も必要になります。

とくに給与振込の条件は、今の勤務先の給与口座が別の銀行だと手続きが必要になるので、早めに勤務先の手続き方法を調べておいてください。

なお、この商品は三菱UFJ銀行の店頭やウェブサイトでは案内されていない、三菱UFJ信託銀行経由の専用商品とされています。三菱UFJ銀行で直接借りる住宅ローンについては、三菱UFJ銀行の住宅ローンの金利・優遇条件・団信で取り上げています。

信託銀行とはどんな銀行か

はじめての方がつまずきやすい用語をひとつ説明します。信託銀行とは、預けた財産の管理や運用を引き受ける業務(信託業務)もできる銀行のことです。

ふつうの預金なら、お金は利息の分しか増えません。信託では、委託した範囲で専門家が財産を管理・運用します。投資信託や年金信託、遺言や相続に関する信託など、扱う分野は幅広くあります。

三菱UFJ信託銀行は2018年に住宅ローンの自社融資から手を引き、資産運用や相続、不動産といった信託銀行らしい分野に力を入れる方針を示しています。信託銀行だから住宅ローンも自社商品、とは限らないわけです。相続や不動産の相談と住宅ローンの窓口が同じ会社でも、契約の相手は別ということが起こり得ます。

すでに三菱UFJ信託銀行で借りている方へ

2018年3月30日までに申し込み、いまも返済中の方は、これまでどおり利用を続けられます。返済や手続きの問い合わせ先は、三菱UFJ信託銀行の住宅ローンのページ(ご利用中のお客さま向け)とよくある質問に案内されています。

固定金利期間が終わって金利コースを選び直すときは、変更を申し込んだ時点ではなく、適用される時点の店頭表示金利を基準にした金利になります。店頭表示金利は毎月見直されています。

この店頭表示金利は、返済中の方が金利コースを変えるときの基準金利で、これから新しく借りる方の適用金利とは別物です。契約内容によっては、保証料を金利に含めて払っている場合や、疾病保障付きの団信に入っている場合に上乗せ金利がかかることもあります。固定期間の終わりが近づいたら、契約書と同行からの案内を手元にそろえて確認してください。

申し込む前に整理しておきたいこと

三菱UFJ銀行と給与や生活口座の取引をまとめたい方には候補になる商品です。申し込む前に、次の点を整理しておくと迷いません。

比較の観点 ポイント この商品の場合(2026年10月時点)
契約の相手 誰と契約するのか 窓口は三菱UFJ信託銀行、契約は三菱UFJ銀行(銀行代理業)
申込みの方法 来店が必要か、ネットで完結するか ネット完結型。申込みから契約まで来店不要・印紙代0円
取引の条件 指定の口座やサービスの利用が必要か メインバンク プラスと三菱UFJダイレクトの利用、三菱UFJ銀行での給与振込
諸費用 事務手数料・保証料はいくらか 事務手数料は借入金額の2.20%(税込)、保証料は不要
団信・保障 疾病保障を付けるか 一般の団信は銀行負担。疾病保障付住宅ローンも取扱いあり
借入後の窓口 手続きや相談はどこへ問い合わせるか 三菱UFJ銀行のウェブサイトやコールセンター

一部繰上返済はインターネットなら手数料無料で、全額を繰上返済するときはインターネットでも16,500円(税込)かかります(商品説明書・2026年10月1日現在)。審査の結果によっては、希望どおりの金利や金額にならないこともあります。

よくある質問

Q. 三菱UFJ信託銀行では、もう住宅ローンを借りられないのですか?

A. 借りられます。ただ、同行が自社で融資していた住宅ローンは2018年3月30日の申込みで新規受付を終えていて、いまは三菱UFJ銀行の専用商品を媒介する形です。契約の相手は三菱UFJ銀行になります。

Q. 銀行代理業経由だと、何か不利になりますか?

A. 不利というより、契約の相手が変わると考えてください。契約は三菱UFJ銀行と結び、借入後の手続きや相談も三菱UFJ銀行が窓口です。返済用口座も三菱UFJ銀行のものが必要です。

Q. 三菱UFJ銀行の店頭でこの商品を申し込めますか?

A. 申し込めません。商品説明書には、三菱UFJ銀行の店頭やウェブサイトでは案内していないと書かれていて、三菱UFJ信託銀行のウェブサイトから申し込む専用商品です。

Q. 給与振込が三菱UFJ銀行ではないのですが、申し込めますか?

A. 商品説明書では、三菱UFJ銀行で給与振込を利用していることが条件の一つになっています。勤務先で振込口座を変えられるか、変えるならいつからになるかを先に確認し、申込み前に三菱UFJ銀行へ扱いを問い合わせてください。

Q. 窓口でじっくり相談しながら申し込みたいのですが。

A. この商品は申込みから契約まで来店不要のネット完結型です。対面で相談しながら進めたいなら、店舗や代理店で相談できる住宅ローンとも比べて選ぶのが現実的です。

まとめ

三菱UFJ信託銀行の住宅ローンは、2016年当時から中身が大きく変わりました。

  • 自社の住宅ローンは2018年3月30日の申込みで新規受付を終了
  • いまは三菱UFJ銀行の専用商品を媒介(契約の相手は三菱UFJ銀行)
  • ネット完結型で、メインバンク プラスと三菱UFJダイレクトの利用、三菱UFJ銀行での給与振込が条件

昔の記事の内容のまま判断すると、条件の違いに申込みの直前で気づくことになりかねません。ほかの銀行の住宅ローンとも、金利だけでなく取引条件や諸費用まで並べて比べてみてください。

金利や条件は月ごとに変わるので、申し込む前に各金融機関のページで最新の内容を見ておいてください。

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