金利だけじゃない!住宅ローンの比較ポイント
住宅ローンを提供しているのは銀行だけではなく信用金庫も提供していますし、貸金業者なども提供していますから、どこから借りるのかを考えることも必要です。
また、同じ金融機関でもいろいろなタイプのものがありますから、その中から選ぶことも必要となります。
比較するポイントとしては、もちろん金利の水準は大事で、できれば金利の低いものを選ぶべきでしょう。金利は大事ですが、それ以外にもいくつか大事なポイントがあります。
金利の水準よりも金利のタイプは大事なポイント
金利の水準は大事なポイントの一つですが、住宅ローンは長期にわたるローンですから、そのタイプも比較するポイントとして大事です。企業が借り入れをするときには変動型が普通ですが、住宅ローンの場合にはいろいろなタイプが存在します。
その代表的なものが全期間固定型です。これは住宅金融支援機構が提供しているふらっと35でも採用されているタイプで、ずっと金利が変化しないものを指します。将来的にずっと変化しませんから、利上げのリスクがないというメリットがあります。
その代わりに金利水準は高い傾向があります。金利水準は変動金利のほうが低いですが、利上げのリスクがあるというデメリットがあります。利上げのリスクを考えて、金利のタイプを選ぶ必要があります。
返済方式は元利均等返済と元金均等返済
住宅ローンの返済方式の主なものとしては、元利均等返済と元金均等返済の二つがあります。元金均等返済は、毎月一定の元金に利息を加えて返済していきます。元利均等返済は、元金と利息の合計が一定になるように毎月支払っていきます。
比較すると、元利均等返済方式は毎月の支払金額が一定ですから返済計画は立てやすいでしょう。その代わりに、どれだけを元金の返済に充てていて、どれだけを利息の支払いに充てているのかがわかりにくいです。元金均等返済は分かりやすいのですが、月々の金額が変化しますから、返済計画を立てにくいでしょう。
利息以外のコストにも注目することが必要
住宅ローンを利用するときに最も多くの人が注目する点が金利です。その理由は金利が最も大きなコストになるからです。しかし、それ以外にもいろいろなコストがかかるという点に注意しなければなりません。
その代表的なものが保証料です。ほかにも、事務手数料を支払わなければならないこともありますし、団体信用生命保険の保険料も部つん支払わなければならないこともあります。これらのコストをトータルで比較していきましょう。
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