新常識!住宅ローンを組む前のポイント※損のない契約のために
マイホームを持つときに、大体の人は住宅ローンを利用すると思います。
最近では様々な金融機関が多種多様の住宅ローンを用意していて、どこで借りて良いか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そんな人のために住宅ローンを借りる前に押さえていてほしいポイントをご紹介します。是非参考にしてみてください。
マイホーム購入にかかる費用をチェック
家を購入するとなると、物件(建物と土地)以外にも様々な費用がかかります。
この諸費用は、物件価格の5~10%かかると言われているぐらいです。
諸費用の負担も考えておかないと家計を圧迫してしまうため、必要な金額を把握してから状況に合った住宅ローンを選ぶ必要があります。
まずは、どんな費用がかかるのかざっと確認しておきましょう。
- 頭金
- 不動産登記にかかる費用(手続きを依頼した場合は別途かかる)
- 売買契約書の印紙税など
- 仲介業者に支払う手数料
- ローン保証料
- 金融機関への事務手数料
- 火災保険料
- 引越し代金
- 新居用の家具や家電の購入など
- 引越しの挨拶周りの品や工事中のお茶やお菓子代など
- 粗大ごみの処分費用
頭金はゼロでも、住宅ローンの借り入れをすることは可能です。
しかし、頭金があるのとないのとでは、返済金額に大きな違いが出るため、ある程度はあった方がいいでしょう。
一般的には、物件の2割り程度の頭金を支払うと良いと言われています。
住宅購入後にかかる費用もある!
今まで賃貸で暮らしていた人は、そのまま家賃の金額を返済額にしてはいけません。
家を所有すれば、ローン(家賃)の他に固定資産税や、管理費や修繕積立金(マンションの場合など)なども支払うことになります。
家賃並みの金額であれば大丈夫だろうと思っても、それ以上の金額がかかるということを頭に入れておいてください。
住宅ローン+固定資産税+修繕積立=家賃として返済額を決めるようにしましょう。
また、住宅ローンを支払っている間にもリフォームが必要になる場合があります。
例えば、一戸建ての場合は一定期間を過ぎると屋根や壁の塗替えなどが必要になりますので、ある程度の貯金も必要になります。
資産計画はしっかりと!
また、あらかじめマイホーム購入後の家計支出の見通しを立てておくことも重要です。将来お子さんにかかる教育費や、老後の生活を圧迫させないように60代になってからの残高予想をしておくことで、購入後に家計が赤字になり、ローンが払えなくなってしまう…ということを防げます。
家賃を払い続けるのであれば、マイホームを購入し、家賃と同じ金額で住宅ローンを払おうと考える人がたくさんいますが、借りる前にしっかりと分析・計画立てをすることが大切です。
このように、分析や計画立てができていれば、どのような金利タイプにすればよいのか・どの住宅ローンが自分に合っているのかは判断できるでしょう。
- 2017.04.14
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