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住宅売却時の買取と仲介の違いは何か?違いとメリット・デメリットを解説

諸事情により住宅を売却する際に、多くの場合は「不動産会社」に売却の相談を行うと思います。住宅の売却方法として主に2通りあり、「買取」と「仲介」の2つがあります。

住宅などの不動産の売買は、主に「仲介」が多いですが、状況によっては「買取」を選択することもできます。今回は、不動産売買における「仲介」と「買取」の違いとそれぞれの特徴を詳しく解説します。

不動産売買における「仲介」と「買取」の違い

住宅など不動産を売買する際に、冒頭でも説明したとおり「仲介」と「買取」の2通りの方法があります。この2つの違いとしては以下のとおりです。

仲介は売り手と買い手の立って契約を進める

不動産の売買で一般的に使われてる売買方法としては「仲介」が使われます。

仲介とは、売り手と買い手との間に立って売買契約を進める手法で、不動産会社が、売り手と買い手との間に立って売買に向けた交渉や契約手続きを進めます。

不動産の売買は、一般的に売りたい人と買いたい人が居なければ成り立たちませんが、売り手と買い手が直接売買契約することは金額が高額になるだけではなく、専門的な知識が必要になるなど、一般の方だけでは完結するような契約ではありません。そのため、プロの不動産会社が間に入ることで、売買契約手続きを円滑に進めることができるようになります。

ただ、不動産を仲介で売却するには、購入するときも同じですが「仲介手数料」が必要になります。仲介手数料については2018年4月4日の記事で詳しく記載していますので合わせてご覧ください。

買取は不動産会社が直接物件を買取る

一方で、買取については、不動産会社が直接買い手となって物件を買取る方法です。

不動産会社が直接物件を買い取るため、仲介に比べると買い手を探す手間が必要なく、売りたいときにすぐに売れるメリットがあります。

不動産会社が買い取る場合、売却したいと相談した後にすぐに買い取ってもらえる「即時買取」と、仲介形式で不動産を売却手続きを行った後に、一定期間立っても買い手が見つからなかった場合に、不動産会社が買取を保証する「買取保証」があります。

仲介形式で売却する際のメリットとデメリット

不動産を仲介形式で売却する際のメリットとデメリットについてまとめてみました。

高い値段で売却できる可能性がある

不動産を仲介形式で売却する際のメリットとしては、高い値段で売却できる可能性があることです。特に、築浅の物件など、築年数が浅い物件であれば、人気が高くなりますので思った以上に高い値段で売れることもあります。また、駅に近いなど立地の利便性に関しても条件が良い場合は高い値段で売れることもしばしばあります。

売却まで時間を要する

不動産を仲介形式で売却する際のデメリットとしては、売却までに時間を要することです。お客様から頂いた売却の要望に基づいて、不動産会社が仲介を行いますが、はじめに、買い手を探すためにレインズに登録を行い、チラシなどの媒体を通じて売却物件の広告を記載する必要があります。

買い手が見つかった場合でも、買い手に対して住宅ローンを利用する場合など返済能力があるのかといった審査を行うなど、引き渡しまで多くの時間を要してしまうことになり最低でも6ヶ月程度見込んで置く必要があります。住宅を購入するまでの流れについては2018年1月28日の記事で記載していますので合わせてご覧ください。

買取形式で売却する際のメリットとデメリット

不動産を買い取り形式で売却する際のメリットとデメリットについてまとめました。

すぐに不動産を売却できる

買取形式で不動産を売却するメリットとしては、不動産会社が直接買い手となりますので、仲介と比べて早く物件を売却できることにあります。そのため、早急に現金化したいといった場合には便利な方法です。

更に、不動産会社が直接買い手となることで、瑕疵担保責任が免除される他、希望者に対する内覧対応が不要になる、仲介手数料がかからないといったメリットもついてきます。

買取価格が安くなることもある

買取形式で不動産を売却するデメリットとしては、市場価格に対して安い値段で買取価格が決定してしまうことにあります。

そのため、多くの人は不動産を売却する際は「仲介」を選ぶ要因となるわけですが、不動産会社としては、買い取った物件は、リフォームを行い、付加価値を高めた上で再販することが目的となります。

そのため、リフォームに要する費用や不動産会社が金融機関から融資を受けた際の手数料、人件費など、各種費用を差し引いた上で、買取価格を提示します。そのため、どうしても直接不動産会社に買い取ってもらうとなると価格が安くなってしまいます。

そのため、売却するまで時間があり、築浅の物件など市場で売却することで買い手がつくような物件であれば仲介を利用して売却したほうが良いでしょう。

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