名刺だけではわからない!不動産営業マンの資質を見抜く意外な方法とは?
オープンハウスや会社訪問の時、不動産会社の営業マンから名刺が渡されます。
そこには、○○担当とかハウジングアドバイザーと記載されていたり、代表取締役や営業部長など上席の方が直に接客することもあります。
そこで「肩書きが偉い人の方が知識や経験が豊富で、親身になって探してくれるのではないか」と考えます。
一見、正しい考えのように感じますが、探している物件の種類や客層によってはそうでない場合があります。
ネットや広告などマメに情報収集する営業マンなら、条件にあった物件をスピーディに紹介してくれる
ネット反響に力を入れている会社は、他社の情報にも敏感です。
そして、自社で扱っていない物件が公開されていると、すぐに問い合わせて資料を入手しています。
こんな人が担当なら、希望条件を挙げればそれに近い物件を即座にピックアップしてくれます。その後は気になる物件を選別し、内覧へと進みます。
このような営業マンは、ホームページの充実度が高く、マメに更新されている会社に多いようです。
宅建以外にいろんな資格を保有している営業マンなら、先生になってくれる
不動産の購入にはさまざまな分野の知識が必要になってきます。会話や資料の中に法律用語や建築用語、金融用語などあまり聞きなれない専門用語が行き交います。
そんな時、素人にも分かりやすく説明してくれると助かります。
専門分野の資格を持っている人は、そうでない人に比べて専門的な経験が豊富なため、具体的な事例を交えて説明してくれたりします。
最近では、ファイナンシャルプランナーや損害保険募集人資格といった「家計・財務面」に関する資格を保有している営業マンの評価が高いようです。名刺記載の資格に目をこらして見て下さい。
マイホームを購入した経験のある営業マンは、説得力がある
不動産会社の営業マンでもマイホームの購入経験がない人は案外多いのです。購入経験が無いのに、訳知り顔で物件紹介をされても説得力には欠けるでしょう。
反対に、購入経験がある営業マンであれば、購入にあたり「購入客とプロの両方の目線」で良い物件かどうかのアドバイスをしてくれたりします。
他にも、ローンの組み方や入居してからの注意点なども経験を踏まえて教えてもらうことができます。
ただ、購入経験がある営業マンなのかどうかを見極めるのは難しいです。ここは思い切って聞いてみるしかありません。物件内覧の際にでも、さらっと「○○さんは持ち家なのですか?」と言った具合です。
マイホーム購入は、物件だけでなく人との出会いでもあります。普段から人を見る目を養っておくことで、良い営業マンに出会えるチャンスも増えていくことでしょう。
- 2015.12.08
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