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住宅ローンを利用してマイホームを購入するメリットとデメリット

マイホームは人生の中で一番高い買い物と言われるほど、高額な買い物になりますので多くの方が住宅ローンを利用して購入資金を借りた上で購入するケースが大半です。

前回の記事では現金一括で購入する際のメリットとデメリットについて解説しましたが、当サイトでは住宅ローンに関する記事を記載してきましたが、改めて住宅ローンを利用するメリットとデメリットについて整理してまとめて紹介したいと思います。

現状の生活や今後のライフイベントを見据えて賢く利用する

住宅ローンは、住宅の購入資金を事前に借り入れすることになりますので、当然ながら毎月決められた返済額を金利をあわせて返済していく必要があります。

できるだけあまりお金を借りたくないと考える方も多いですが、2018年12月10日の記事でも記載した通り、現金一括で購入するにしても一短一長となります。もちろん、住宅ローンを利用することについても一短一長があります。

住宅を購入したいと検討し始めた場合、現状の生活やご自身やご家族の経済状況、今後ご家族で考えられるライフイベントでどれだけ将来的にお金が必要になるのかを考慮した上で、住宅購入方法を検討することが重要となります。

住宅ローンを利用する5つのメリット

住宅ローンを利用してマイホームを購入するメリットは以下の5つが考えられます。特に、手持ちの現金が少なくても購入できる点は大きなメリットであると言えます。

手持ちの現金が少なくても購入できる

住宅ローンを利用してマイホームを購入するメリットとしては、手持ちの現金が少なくてもマイホームが購入できる点です。

住宅購入は数千万円とするお買い物となりますので、購入したいと思っても、現金一括であれば、それなりのお金を貯めるのに時間を要してしまいます。また、手持ちの現金があった場合でも、一括購入であれば手元資金が減ってしまうことにつながります。

マイホームの夢をすぐに叶えることができる

住宅ローンを金融機関から借りることで、マイホームの夢を早く叶えることができるのもメリットです。

前述したことと少し重なりますが、現金一括となると購入費用を用意するのに時間を要してしまいますが、資金を借りることで、そのスピードを早めることができます。

住宅ローン控除など税優遇制度が適用できる

住宅ローンを利用することで、国が住宅取得における負担軽減を目的に住宅ローン控除と呼ばれる税優遇制度を導入しており、支払い税金の面でも何かとお得に利用できます。現金一括であれば住宅ローン控除の適用ができませんので、税負担がどれだけ軽減されるのかを吟味した上で検討する必要があります。

団体信用生命保険加入で保険料を節約できる

住宅ローンを利用する場合、契約者が死亡や高度障害となった場合に備えて、保険料で住宅ローンの残金を精算できるものです。また、契約者にとっても既存の生命保険料を節約できるメリットもあります。

手元にある程度の現金を残しておくことができる

住宅ローンを利用することで、最低限の頭金は必要となりますが、手元にある程度の現金を手元に残しておくことができますので、今後の生活上必要となる資金の他、子供の教育費など今後発生するであろうライフイベント時の出費にも対応しやすいと言えます。

住宅ローンを利用する4つのデメリット

住宅ローンを利用するデメリットとしては主に以下の4項目で、その内、毎月一定額返済する必要があることと金利を支払う必要がある点、収入減少リスクが大きなデメリットであると言えます。

毎月返済をしていく必要がある

住宅ローンは購入資金を借りていることになりますので、毎月決められた期間に一定額を返済し続けて行く必要があります。そのため、毎月の生活費など毎月の支出をしっかりと把握した上で返済計画をたてる必要があります。

金利を支払う必要がある

住宅ローンはお金の賃借料に該当する金利をあわせて支払う必要があります。そのため、購入資金だけではなく金利分上乗せされることに加え、市場金利の変動によっては金利を払う金額が上昇し、返済が厳しくなることも考えられます。

収入が減少した場合返済できないリスクがある

毎月一定額を返済し続けていく中、万が一生活上に大きな変化が生じて収入が減少した場合、返済が難しくなってしまうリスクがあります。また、ローンを抱えていることで、万が一の場合でも直ぐには動きづらいなど、身動きが取れなくなってしまうデメリットもあります。

住宅購入やローンの契約に時間とコストを要する

住宅ローンを利用する際、物件購入に関わる売買契約だけではなく、住宅ローンの契約も必要となります。そのため、契約手続きに要する時間の他、諸費用が必要になります。

また、住宅ローンは誰でも利用できるものではなく、金融機関の審査に通らなければ利用できないことも契約上におけるデメリットとなり、審査に通過しづらい場合は余計な手間とコストが発生することにも繋がります。

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