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地盤調査でよく用いられるスウェーデン式サウンディング試験の特徴を解説

個人で注文住宅などを購入する場合において、事前に購入しようとしている土地の地盤の強弱を調べる地盤調査を行うことが重要です。個人が住宅建設前などの際に地盤調査でよく用いられる方法として「スウェーデン式サウンディング試験」が用いられます。低コストで大掛かりな工事などが必要無いことから、個人でも利用しやすい試験です。今回は、注文住宅を検討中の方で土地をお探しの方に、スウェーデン式サウンディング試験の特徴を解説します。

土地購入前に地盤の強弱を調べる地盤調査が重要

注文住宅を建てるために土地を探す場合、地盤が強固な土地を探して購入することが重要になります。そのため、事前に自治体などで発行している防災マップや、国土地理院が発行している地理院地図を用いて、過去の土地の活用情報やもともとどのような土地であったかを知ることも重要です。

加えて、土地を購入する前に、購入しようとしている対象の土地の地盤を細かく調べるために、専門の業者に依頼して地盤調査を行うことも重要になってきます。

地盤調査は、2019年12月27日の記事で詳しい内容を記載していますが、今回紹介するスウェーデン式サウンディング試験の他、スクリュードライバーサウンディング試験、ボーリング試験(標準貫入試験)、表面探査法など多くの方法があります。

その中でも、個人が住宅を建てるために地盤を調べる場合、冒頭でも記載していますが、低コストで調査が実施できることや、大掛かりな工事などが不要なこともあり、スウェーデン式サウンディング試験が多く用いられます。

スウェーデン式サウンディング試験の実施方法

スウェーデン式サウンディング試験は、地盤調査を行う場合、建物を建てようとしている四隅の4箇所と、建物の建設予定である真ん中(中央部分)の5箇所に穴を開けて地盤を調査します。場合によっては穴をあける箇所は上下することもあります。

調査を実施する場合、専用の機械に「錘(おもり)」を利用し地面に与える負荷容量を調整した上で、ドリル状の棒(ロッド)を取り付け、その棒を地面に対して垂直に挿していくことで、地盤の強弱を調べます。

地盤調査を行う際の深さとしては、10メートル程度で、実際に地下深くの土を取得して分析することは行わず、貫入時の音や感触などを判定材料として活用しますので、調査員の経験や技術力、判定能力に依存する傾向が強い特徴があります。

スウェーデン式サウンディング試験時の判定ポイント

スウェーデン式サウンディング試験を行う際の判定ポイントとしては、貫入の深さや荷量、半回転数、換算N値が地盤の強弱を判断する上で重要な指標となります。

貫入の深さについては、25センチメートルまで貫入するにあたりハンドルを何回転させたかで地盤強度を判定します。また、荷量については、錘(おもり)の重さを5キログラムから100キログラムまで段階的に切り替えて上で、荷量をかけてロッドの沈み方を測定し地盤の強弱の判定を行います。荷量を変えても沈まない場合は、25センチメートル貫入させるのに、必要なロッドの半回転数を調べます。

最後に、通常のボーリング試験などで算出する地盤強度の値であるN値を、スウェーデン式サウンディング試験の判定結果に基づいてN値を換算して算出した上で、地盤の強弱を数値として表します。基本的にこの換算N値が高ければ高いほど、地盤は強いことを意味します。

スウェーデン式サウンディング試験は低コストで短期間で調査可能

スウェーデン式サウンディング試験は、低コストで短期間で調査が実施可能である特徴があることから、個人で最も多く活用される試験となっています。

調査を実施する場合、業者や調査方法などによって多少前後はしますが、予算としては10万円から20万円程度と低コストで利用できます。また、調査を実施するにあたり、大きな工具や工事が必要なく、狭い土地でも実施がしやすいほか、調査も1日で完了することも多く、多くの工数を必要としないメリットもあります。

建売住宅などすでに建物が立っている場合は、状況によっては調査がしづらい可能性もありますが、専用の機械がはいることができれば調査することは可能です。

一方で、低コストで利用できるメリットはありますが、判定結果は調査員の経験や技量などに依存する他、土を実際に取得して詳細を調べることは行いませんので、業者によって結果にばらつきが生じるなど、100%完全な調査結果の取得は難しいデメリットもあります。

個人向けの居住用の住宅であれば、高額な費用を払ってまで高度な調査は必要ないかと思いますが、国土地理院が公開している地理院地図や自治体の情報などをもとに大まかな土地の情報を把握した上で、合わせて地盤調査を行うと良いでしょう。

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