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「道路付け」とは?南・北・東・西道路の違いを価格と日当たりで解説

土地さがしで意外と見落とされがちなのが「道路付け(どうろづけ)」です。これは、家を建てる敷地が東西南北のどの方角で道路に接しているかということ。実はこの向き一つで、日当たり・価格・工事費用・暮らしやすさまで大きく変わってきます。

「とりあえず南向きがいい」となんとなく考えている方も多いのですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは、これから初めて住宅ローンを組んでマイホームを買う方にもわかるように、資金面と毎日の暮らしへの影響を中心に、やさしく整理していきます。

なんといっても人気があるのは南道路。しかし意外な盲点が・・・

日当たりの良さから最も人気があるのが南道路(道路が敷地の南側)です。カースペースが確保しやすく、2台目はもちろん、場合によっては3〜4台駐車できる敷地もあります。

人気がある分、価格が高いのはよく知られていますが、それ以外にも見落とされがちなデメリットがあります。

まず、道路から家の中が見えやすいこと。開放的な反面、通行人が気になって落ち着かない、セールスや訪問販売のときに「居留守」が使いづらい、といった声もあります。

さらに、土地を買って注文住宅を建てる場合、建物の水まわりは北側に配置することが多いため、南側の道路から引き込む上下水道の配管が長くなり、工事費用がかさみがちです。土地代と配管費用がダブルで高くなりやすいのが、南道路の特性でもあります。

日当たりに難があると言われる北道路。でもこんなメリットがあったとは・・

敷地が小さい、奥行きがなく庭が狭い、などの理由から、一般的に北道路はデメリットが多いと言われ、敬遠されがちです。冬に雪が降ると道路が日陰になってなかなか融けず、不便なこともあります。

しかし、北道路ならではのメリットもあります。南道路でデメリットとされた「外からの視線」や「上下水道の工事費用」は、北道路ではむしろ有利に働きます。

さらに、南側の土地が一段低いひな壇のような立地なら、日当たりも眺望も確保できることがあります。そしてなにより、南道路に比べて価格が安いのが最大の魅力。土地代と配管費用がダブルで抑えられ、立地によっては南道路のような日当たりまで得られる場合もあるのです。

東道路、西道路のメリットって何があるのだろう?

東・西に道路が接する敷地のメリットは、カースペースを確保しやすい点です。奥行きが長い地形が多く、建物を配置しても東西の両側が余りやすいため、その空間を駐車場や物置に使えます。

「外からの視線」は南道路より少なく、「上下水道工事」も南道路よりは費用を抑えられます。さらに間取りを考えるとき、東・西道路は生活動線をつくりやすく、住宅メーカーのプラン集を見てもプランのバリエーションが豊富です。

資金面から北道路を選ぶ方もいるでしょう。でも、立地条件をよく確認し、建物の配置や間取りを工夫すると、案外好条件に変わることがあります。「南道路神話」にとらわれず、コスト・間取り・配置を総合的に見て土地を選びましょう。

方角別のメリット・デメリットを一覧で整理

ここまでの内容を、4つの方角でざっくり比べてみましょう。あくまで一般的な傾向で、実際は隣地の高さや道路幅などの立地条件で変わります。

比較の観点 南道路 北道路 東・西道路
日当たり ◎ 良い △ 立地次第 ○ 朝・夕に強い
価格の傾向 高め 安め 中間
外からの視線 気になりやすい 気になりにくい 比較的少ない
上下水道の工事費 高くなりやすい 抑えやすい 中間
駐車・間取りの自由度 駐車しやすい 敷地次第 プランが豊富

道路付けは「総コスト」と資金計画にも影響します

見落としがちですが、道路付けは住宅ローンの借入額や総返済額にも関わってきます。たとえば南道路で土地代と配管工事費が上がれば、その分だけ借入額が増え、毎月の返済も大きくなります。逆に北道路で予算を抑えられれば、建物や設備にお金を回す余裕が生まれます。

とくに2026年6月時点では、日銀が政策金利を年1.0%程度へ引き上げるなど金利が上昇傾向にあり、借入額の差が総返済額に与える影響は以前より大きくなっています(最新の金利は各金融機関の公式サイトでご確認ください)。土地選びの段階から「土地+建物+諸費用の総額でいくら借りるのか」をイメージしておくと安心です。

諸費用や金利も含めた資金計画は、店舗相談とオンライン手続きの両方に対応するSBI新生銀行のような金融機関で、早めに相談してみるのも一つの方法です。

よくある質問(FAQ)

Q. 南道路以外はやめておいたほうがいいですか?
A. そんなことはありません。北・東・西道路にもそれぞれ価格や工事費、間取りの面でメリットがあります。日当たりは隣地の高さや建物の配置でも変わるため、方角だけで判断しないことが大切です。

Q. 北道路は本当に寒くて暗いのですか?
A. 立地によります。南側が低いひな壇状の土地なら、北道路でも十分な日当たりを確保できます。窓の位置や吹き抜けを設計で工夫する方法もあります。

Q. 道路付けは将来の売りやすさ(資産価値)に影響しますか?
A. 一般に南道路は人気が高く売りやすい傾向がありますが、価格も高めです。立地・駅距離・周辺環境など他の要素も大きいため、総合的に見て判断しましょう。

まとめ

道路付けは、日当たりだけでなく価格・工事費・間取り・資金計画にまで影響する大切なポイントです。人気の南道路にもデメリットはあり、敬遠されがちな北道路にも意外なメリットがあります。土地は「方角」だけで決めず、暮らし方と総予算の両面から、自分たちに合った一つを選んでいきましょう。

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