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失業した場合において住宅ローンの返済が難しくなった場合どうすべきか?対処方法を解説

住宅は高額な買い物であるだけに多くの方が金融機関から購入資金の融資を受けて購入することになります。そのため、毎月一定額を返済し続けていく必要がありますが、その際に、安定的な収入がなければ返済は難しくなることから、金融機関では融資を行う前に事前に審査を行います。

ただし、企業業績の悪化などにより、失業してしてしまった場合、最悪住宅ローンの返済が難しくなってしまいます。今回は失業した際に住宅ローンの返済が難しくなった場合における対処方法を解説します。

失業は他人事と考えずにいざというときに対策が必要

これまでの日本においては、年功序列型の雇用制度を適用していたこともあり、一人ひとりの人生を会社に託す一方で、定年までの雇用を確保していました。ただ、近年では経済のグローバル化やリーマン・ショックといった大不況となる中、より収益力を向上させることが求められています。そのため、これまでの日本で適用していた雇用制度の維持は難しくなってきているのが現状です。

リーマン・ショック時には、製造業を中心に業績が悪化し人員削減を行う企業も目立ちました。また、最近では米中貿易摩擦の影響で2019年3月期の決算を下方修正する企業も増えてきている他、先を見据えて人員削減を明らかにしている企業も出てきています。

2019年2月時点において人員削減関連のニュースを見てみると、半導体大手のルネサスエレクトロニクスは、中国景気減速の影響や海外シフトにより国内において1,000人程度の人員削減を計画しています。

そのため、自分の会社は大丈夫だと他人事と考えるのではなく、将来的な事業環境か大きく変わりつつある今、住宅ローンを利用するにあたり、失業するというリスクについても十分に向き合い対策が求められています。

貯蓄を切り崩す、有価証券などを売却して資金を捻出する

失業して住宅ローンの返済が難しくなった場合は、貯蓄や有価証券など金融資産が十分にあるのであれば、次の就業先が見つかるまでの間、貯蓄を切り崩すして返済に充てる、有価証券を売却して資金を捻出して返済に充てるといった方法があります。

会社員であれば失業保険に加入しているかと思いますので、退職後直ぐに失業保険を申請し受給の手続きを行います。また、配偶者が働いているのであれば、一時的に配偶者の収入を一部返済に充てるといった方法もあります。

金融資産の額にもよりますが、直ぐに次の就業先が見つかれば良いですが、経済不況などに陥った場合、多くの企業が経営に苦しくなる中で次の就業先もスムーズに見つからない場合もあります。

そのため、日々の収支については十分に管理しておくとともに、毎月一定額を貯蓄するなどできるだけ収支を蓄えておくように心がけておくことも重要です。

両親や親族から資金を借りる

失業した場合、両親や親族に事情を話し、次の就業先が見つかるまで資金を借りるという方法もあります。一時的にお金をかりることで、これまで蓄えていた貯蓄と合わせて、不足分について、住宅ローンの返済や日々の生活費などを工面します。

ただし、両親や親族でもそれぞれの生活がありますので、必ずしも資金が借りられるとは限りませんので、両親に頼ることを前提とせずに、前述したとおり、万が一に備えて収支を蓄えておき、それでも不足した金額を借りるようにすることが鮮明であると言えます。

アルバイトなどをして収入を確保する

失業した場合、次の就業先が見つかるまでアルバイトなど短期的な仕事をすることで収入源のダメージを補うこともできます。もちろん、本業以上のお金を稼ぐことはできませんが、アルバイト収入とこれまでの貯蓄を組み合わせて返済することで、返済不能になるリスクを軽減することができます。

ただし、アルバイトも応募してから直ぐに働けるとは限りませんので、状況によっては次の就業先を早く見つけることに注力したほうが良い場合もあります。

住宅ローンの返済が難しくなったら直ぐに金融機関に相談を

失業などで住宅ローンの返済が難しくなった場合、ご自身の貯蓄などでも賄えない場合は、直ぐに取引がある金融機関に相談することが重要です。これは失業に限りませんが、病気や事故などで働けない状況になった場合も同様です。

住宅ローンの返済が難しくなった状況になったにもかかわらず、黙っておけばなんとかなるだろうと考え、行動を起こさなかった場合、2017年11月25日の記事で記載している通り、最終的には裁判所が動き出し、差し押さえという事態になってしまいます。

金融機関に相談することで、返済計画を再度見直す、毎月の返済額を減らすといった対応をしてくれる場合があります。ただし、債務者(住宅ローンの契約者)の状況によっても対応方法は異なりますので留意しておく必要があります。

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