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「大容量の収納スペースが魅力!」というセールスコピーに惑わされていませんか?

建売住宅などの購入を検討する時、重視するのは、一に価格、次に立地、その次に日当たりなどが挙げられるでしょう。

昨今、建売住宅の供給量が多くなったことで、それまでの価格よりも2割から3割、決算月などは4割も安い価格で購入できることから、値下げ時期を狙って購入する方も少なくありません。

ところが価格を重視するあまり、見えていなかった「使いづらさ」が入居後に発覚します。
その代表的なものが「収納」です。

「納戸やウォークインクローゼットがあるから、収納は問題なし」のはずが・・・。そんなケースも良く耳にします。
今回は、新築一戸建てを購入する際の収納について、アドバイスして行きます。

「収納が多いから家が広く使えていいよね?」

家の間取り図面を見ると、納戸、ウォークインクローゼット、グルニエ(屋根裏収納)などの収納スペースをアピールするため、キレイにカラーリングされた資料が提示されます。

確かに魅力的に写りますが、これはあくまで売り手側の戦略。収納を多くしても床面積はほとんど増えておらず、逆に収納を多くした分だけ居室やリビングを狭くしているだけなのです。

しかも、収納スペースにはテレビやエアコンの配線が不要ですし、窓も小さくて済みますからコストもほとんど掛かっていない訳です。

「大容量の収納スペースは魅力的だよね?」

賃貸住宅に住んでいた方にとって、大容量の収納スペースというのは「未知のスペース」と言えるでしょう。

皆さんが住んでいるアパートやマンションを見渡してみて下さい。
大容量の収納を必要とする家財道具は一体どのくらいの量でしょう。掃除機や衣装ケース、布団などがおもな物ではありませんか?

何を言いたいかというと、大容量の収納は適切な位置に、1箇所あればこと足りるということです。

部屋の中にある納戸では、家族みんなで使うのに不便ですし、子供部屋にウォークインクローゼットがあってもまともに使えるのはしばらく経ってからでしょう。
「使える納戸」というのは、「みんなで使える位置に、4帖程度の広さで、収納棚やハンガーパイプが設置されている」スペースです。収納スペースに棚ひとつ付いていなければ収納が雑になり、どこに何を置いたのかわからなくなってしまいます。

不要な家財道具を処分すれば、あとは共用の収納スペースと各部屋の収納でこと足りるはずです。
もし入らないようであれば、良い機会ですから入居の際に処分してしまいましょう。

そして、入居後もできるだけ家財道具を少なくすることを心掛ければ、掃除もラクになり、広く明るくキレイに住み続けられます。

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