住宅のリフォームをご検討中の方必見!金融機関から融資が可能な改修工事向けのローンサービスを紹介
現在住んでいる住宅の築年数が経過し、修繕や増改築といったリフォーム(改修)を検討している場合、その費用を金融機関から借り入れたいと考える方も多いかと思います。リフォームを行うにも、その範囲や規模にもよりますが、数百万から数千万円という金額が必要になります。今回は、リフォームを検討している方に、リフォームで利用できるローンサービスを紹介します。
住宅のリフォームで利用できるローンサービス
現在住んでいる住宅をリフォームする場合において、金融機関からリフォーム資金を借りたい場合、通常の住宅ローンを利用して融資を受けることはできません。ただし、金融機関によっては、通常の住宅ローンでもリフォーム用の資金として融資が可能な場合もあります。
一般的な住宅ローンは、住宅を取得することを目的に設計されたローン商品となりますので、必ず担保となる不動産が求められます。一方で、リフォームの場合は、担保を有しないことや、状況によって担保として回収が難しいといった場合などは融資が難しくなる可能性も考えられることから、リフォームに最適なローンサービスを選ぶ必要があります。
リフォームを行うときは、リフォームに最適化された「リフォームローン」を各金融機関が提供しています。その他にも、担保を必要としない「無担保住宅ローン」を利用することができます。
住宅のリフォームに最適な「リフォームローン」
リフォームローンは、名称の通り、築年数が経過した住宅を修繕する場合や増改築を行う場合の費用を融資するローンサービスです。一般的に、リフォームを行いたい場合は、まずリフォームローンの利用が検討しやすいと言えます。金融機関各社がリフォームに最適なリフォームローンを用意しています。
リフォームを行う場合、規模にもよりますが数百万円から数千万円の費用が発生します。これらの費用を一度に用意することが難しい場合において利用可能となっており、融資額も数千万円を上限としていることも多いです。
リフォームを行う住宅を担保として提供する「有担保型」と、担保を必要としない「無担保型」の2種類があります。有担保型は担保を提供する代わりに金利を安くして提供しています。一方で、無担保型の場合は担保がありませんので、金利が高く設定されている傾向があります。
さらに、有担保の場合は通常の住宅ローンと同様に借入可能額が1,000万円以上と高めに設定することも可能な他、返済期間が最長35年まで設定可能な商品も多いです。無担保の場合は、上限額としては数千万円が多く、返済期間も10年から15年程度に設定されている傾向があります。また、無担保であれば、担保の審査などが不要になりますので、申込みから融資が実行されるまで有担保のローンに比べて迅速に借り入れができるのも特徴です。
リフォームを行う場合に借り入れする平均金額としては、一般的には400万円前後が多く、住宅を新規に取得するのに比べると、金額としては低いため、小規模のリフォームであれば、無担保のリフォームローンを選択しても良いでしょう。一方で、増改築を含め、リフォームの規模が大きい場合は、有担保のリフォームローンが選択肢として検討できます。
無担保で利用できる住宅ローン「無担保住宅ローン」
リフォームを行う場合、リフォームローン以外にも無担保で住宅ローンを提供する「無担保住宅ローン」を利用することもできます。
無担保住宅ローンは、2020年3月6日の記事で詳しく解説していますが、融資を受ける際に担保として不動産を提供する必要がありませんので、抵当権の設定が不要で、申し込みから融資実行までが早い特徴があります。
また、無担保でありますので、前述した無担保型のリフォームローン同様に、金利が2%前後とやや高めに設定されていることに加え、借り入れ上限額も1,000万円程度と低めに設定されています。また、返済期間も10年から15年が多いです。
無担保住宅ローンは、既存住宅ローンからの主に借り換えなどを対象に提供されている場合が多いですが、借り換え以外でも、今回の修繕や増改築といったリフォームでの活用の他、新規の住宅取得、車庫や倉庫の建設、住宅の解体など、住宅に関連した費用であれば、多くの用途で活用しやすいのも特徴です。
そのため、リフォームする際の費用も1,000万円以下であれば、無担保住宅ローンをあわせて検討するのも良いでしょう。
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