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イオン銀行の住宅ローン特典|買い物が毎日5%オフになる条件

イオン銀行で住宅ローンを借りると、イオングループの対象店舗でのお買い物が毎日5%オフになります。条件は3つで、対象ローンを借りていることイオン銀行の口座を返済用口座に指定していること、そして契約者専用カードでクレジット払いをすること。この特典が「イオンセレクトクラブ」で、割引が続くのはカード入会日から対象ローンの完済までです。ただし特典だけで選ぶと足をすくわれます。金利と手数料まで含めて見たときにどうなのか、順番に整理します。

「イオンセレクトクラブ」で買い物が毎日5%オフ

イオン銀行の住宅ローンを契約すると「イオンセレクトクラブ」に入会でき、専用カード「イオンゴールドカードセレクト〈イオンセレクトクラブ〉」が発行されます。この専用カードでクレジット払いをすると、イオングループの対象店舗でのお買い物がご請求時に毎日5%オフになります。

よく混同されるのが、毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」の割引です。あちらは通常のイオンカードで受けられるもので、イオンセレクトクラブは特定の日に限らず“毎日”割引が受けられる点が決定的に違います。日常的にイオンで買い物をする家庭ほど、効き方が大きくなる特典です。

入会には次の条件があります(いずれも2026年9月時点の内容で、対象店舗・対象商品は変更されることがあります)。

  • 対象ローンの借り入れがあること…イオン銀行住宅ローン(フラット35含む)、イオン銀行セカンドハウスローン、投資用マンションローン、アパートローンが対象です。
  • イオン銀行を返済用口座に指定していること。
  • 専用カード(イオンカードセレクト)に入会できること(所定の審査があります)。

割引の対象になるのは、イオンリテール(株)などが経営する総合スーパー・スーパーマーケットでの買い物です。イオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンター、ザ・ビッグ、イオンショップ、イオンモバイルなどが挙げられています。逆に、この5%割引は専用カードでのクレジット払いが条件で、オーナーズカードの割引やその他のクレジット請求時割引とは併用できません。書籍やたばこ、一部ブランド品など割引対象外の商品もあります。

5%オフでどれくらいお得になる?

毎日5%オフは、金額にすると意外と大きな差になります。イオングループでの買い物が月5万円の家庭なら、5%で毎月2,500円、年間で3万円ほど。住宅ローンは10年、20年と長く付き合うものですから、返済期間を通して積み重なると数十万円単位の差になることもあります。

ただし、これは「イオンでよく買い物をする人」ほど効果が大きい特典です。近くにイオングループの店舗が少ない方や、買い物先が分散している方は、思ったほど効きません。さらに注意したいのが、割引はクレジットカードの請求時に反映されるということ。専用カードを使わなかった買い物や、現金・電子マネーで払った分は対象外です。「イオンで買っているのに割引されていない」という食い違いは、たいていここから生まれます。

まずは家計簿やカードの明細で、イオングループで毎月いくら使っているかをざっと数えてみてください。そこに5%を掛けた金額が、この特典のあなたにとっての実力です。

金利と手数料もセットで確認(2026年9月時点)

お得な特典に目が行きがちですが、住宅ローンで最も大きいのは金利と諸費用です。イオン銀行は低めの変動金利で知られてきましたが、2024年以降の利上げを背景に各行とも水準が切り上がっており、かつてのような0.500%台の超低金利はすでに過去のものになっています。当編集部が毎月各行の公式金利ページを実測している集計(2026年9月1日確認)では、イオン銀行の金利は次のとおりでした。

金利プラン 新規借入 お借換え
変動金利 年1.040%(物件価格の80%以内) 年1.130%
当初固定 3年 年2.690%
当初固定 5年 年3.000%
当初固定 10年 年3.650% 年3.650%

出典:イオン銀行「住宅ローン金利」(2026年9月1日確認)。表示は定率型の金利で、適用には所定の条件があります。金利は毎月見直されるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の金利をご確認ください。

もうひとつイオン銀行らしいのが、ローン取扱手数料を「定率型」と「定額型」から選べることです。

手数料タイプ 取扱手数料 適用金利
定率型 お借入金額の2.20%(税込)※最低220,000円(税込) 上の表の金利
定額型 110,000円(税込) 定率型より年0.200%高い

考え方はシンプルで、手数料を先に払って金利を下げるか(定率型)、手数料を抑えて金利で払うか(定額型)の違いです。借入額が大きく、長く借りるほど金利差の影響が積み上がるため定率型が有利になりやすく、借入額が小さめだったり早めに完済する見込みがあったりする場合は定額型が向くこともあります。加えて、借入期間を35年超〜50年以内にすると、金利プランの金利に年0.100%が上乗せされます。返済期間を延ばして毎月の返済額を下げる方法は、こうした上乗せと、総返済額・完済年齢の増加とセットで考える必要があります。

なお、金利プランごとの条件や手数料タイプ別の総額については、イオン銀行の住宅ローン|金利・手数料・買い物特典でより詳しく整理しています。特典と金利、どちらから見るかで印象が変わるので、両方に目を通してみてください。

イオン銀行はネット手続きが基本ですが、イオンモール内などに店舗があり、土日や夜間でも買い物のついでに相談しやすいのが実務上の強みです。24時間365日のコールセンターもあるため、初めての住宅ローンでも進めやすい環境が整っています。

よくある質問

Q. 5%オフは住宅ローンを返済し終わるまで続きますか?

A. 特典の期間は「カード入会日から対象ローンの完済まで」とされています。ただし、返済用口座を他行に変更した場合や専用カードを解約した場合などは中途退会となります(2026年9月時点の内容です)。

Q. どのイオンカードでも5%オフになりますか?

A. いいえ。対象は住宅ローン契約者に発行される専用カード「イオンゴールドカードセレクト〈イオンセレクトクラブ〉」でのクレジット払いに限られます。手持ちの通常のイオンカードで払っても5%オフにはなりません。

Q. フラット35を借りた場合も対象になりますか?

A. 対象です。イオン銀行住宅ローン(フラット35を含む)のほか、セカンドハウスローン、投資用マンションローン、アパートローンが対象ローンとされています。

Q. 「定率型」と「定額型」はどちらを選べばいいですか?

A. 定額型は手数料が110,000円(税込)と軽い代わりに、金利が定率型より年0.200%高くなります。借入額が大きく返済期間が長いほど金利差の総額が効いてくるため定率型が有利になりやすく、借入額が小さい場合や早期完済の予定がある場合は定額型が候補になります。実際の金額は借入額・期間・金利で変わるので、申し込み前にシミュレーションで両方を比べてください。

Q. 借入期間を50年にすると何か違いますか?

A. 35年超〜50年以内で借りる場合、金利プランの金利に年0.100%が上乗せされます。毎月の返済額は下がりますが、上乗せ分と期間の長さで総返済額は増え、完済時の年齢も上がります。返済期間の長期化については金融庁も審査体制や顧客への説明を注視する方針を示しており、「毎月が楽になる」だけで決めないほうがよい論点です。


イオン銀行の住宅ローンは、毎日5%オフという生活に直結する特典と、買い物のついでに相談できる店舗網が持ち味です。一方で特典は「イオンでどれだけ買うか」に比例するため、効き目は家庭ごとにまるで違います。まずは自分のイオン利用額に5%を掛けて金額に直し、そのうえで金利・手数料と並べて判断するのが順番です。

比べる相手は、費用の構成が違う銀行を選ぶと差が見えやすくなります。たとえば保証料0円で事務手数料型の京葉銀行の住宅ローンや、団信の選択肢が広い三菱UFJ銀行の住宅ローンと並べると、「どこにいくらかかるのか」の違いがはっきりします。

ネットと店舗の両方で相談できるSBI新生銀行も、比較の一本に入れておく価値があります。保証料が0円で一般団信の上乗せもなく、費用の構成が分かりやすいため、イオン銀行の特典分を差し引いたうえで総コストを見比べる物差しになります。買い物の割引と、返済そのもののコスト。両方を同じ土俵に乗せてから、自分の暮らしに合う一本を選んでいきましょう。

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