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常陽銀行の住宅ローン|金利引き下げプラン・団信・条件を解説

今回ご紹介するのは、常陽銀行の住宅ローンです。 常陽銀行はその名の通り、茨城県水戸市に本店を置く地方銀行です。2016年に足利銀行などとともにめぶきフィナンシャルグループを発足させ、現在は同グループの中核銀行のひとつになっています。地域密着型で展開している常陽銀行ですが、住宅ローン商品についても、その「地域密着型」の利点を活かした内容になっています。

金利引き下げプランで店頭金利から最大年1.8%割引

常陽銀行は茨城県を中心に多くの店舗を構える銀行です。「店舗を持つ銀行はネット銀行より金利が高いのでは」と考える方もいらっしゃると思いますが、常陽銀行には一定の条件を満たすと店頭金利から大きく割り引く「金利引き下げプラン」が用意されています。
常陽銀行の住宅ローン金利一覧(新規)ページ
常陽銀行 住宅ローン金利一覧(新規)。金利は原則毎月見直されます
2026年7月にお借り入れいただく場合の金利(常陽銀行公式サイト・2026年8月1日確認)は、次のとおりです。金利は原則として毎月見直されるため、申込時ではなく、実際に借り入れる月の金利が適用されます
金利タイプ(全期間重視プラン)店頭金利引き下げ後の適用金利
変動金利型年3.125%年1.325%〜1.525%
固定3年年4.200%年2.400%〜2.600%
固定5年年4.475%年2.675%〜2.875%
固定10年年4.800%年3.000%〜3.200%
固定15年年5.000%年3.200%〜3.400%
全期間完全固定年5.650%年3.850%〜4.050%
このプランは返済終了まで全期間、店頭金利から年1.6%〜1.8%を引き下げるもので、割引幅は審査結果や借入内容によって決まります。適用には、給与振込・「めぶきdeでんき」の契約または積立定期預金(月額1万円以上)の新規作成・常陽バンキングアプリの利用・同行発行のクレジットカードまたはデビットカードの契約という4つの条件が示されています。すでに給与振込口座を常陽銀行に持っている方は、条件を満たしやすいですね。 このほか、「3年固定特別金利」年0.795%という商品もあります(2026年7月借入分/2026年4月1日以降に申し込んだ方が対象)。当初3年の金利が低い代わりに、3年経過後は店頭金利から全期間最大1.600%の割引となり、住宅ローン取扱手数料として融資金額の2.20%(税込)がかかります。当初の低さだけで判断せず、4年目以降の金利と手数料まで含めて総額で比べることが大切です。 常陽銀行は全期間固定型の【フラット35】(住宅金融支援機構買取型)も取り扱っています。2026年7月借入分では、融資率9割以下で返済期間21年以上35年以下が年3.460%、20年以下が年3.140%と案内されています。最新の金利は必ず公式サイトでご確認ください。

団信の保険料は銀行負担&保障の上乗せプランも

いざという時のための団体信用生命保険(団信)について、常陽銀行では保険料を銀行が負担するため、追加の保険料負担なしで加入できます。 さらに、保障を手厚くしたい方に向けたプランも用意されています(常陽銀行公式サイト・2026年8月1日確認)。
プラン保障のイメージ備考
がん保障特約付住宅ローン通常の団信の死亡・高度障害に加え、がんと診断確定された場合に住宅ローン残高が保険金として支払われる上乗せ条件は公式サイト・店頭で確認
ライフサポート団信付住宅ローン3大疾病(がん・脳卒中・急性心筋こうそく)に加え、全傷病(精神障害を除く)で所定の就業不能状態が12か月を超えて続いた場合に残高全額を保障。3か月を超えた場合は毎月の返済額を保障借入金利に年0.2%上乗せして加入すると案内されている
ワイド団信付住宅ローン健康上の理由で通常の団信に加入できなかった方でも加入できる場合がある加入条件・年齢の制限あり
保障を上乗せすると金利も上がるため、「今入っている生命保険や医療保険と重なっていないか」を確認してから決めると無駄がありません。保障内容・上乗せ幅・年齢条件は見直されることがありますので、申し込み前に必ず公式サイトまたは店頭で最新の内容をご確認ください。

地域密着型の安心というメリット

住宅ローン商品の内容を見てきましたが、常陽銀行の住宅ローンの魅力はやはり「地域密着型」という点でしょう。 特に本店のある茨城県内には多数の支店があり、以前から常陽銀行を利用している方の中には顔見知りの担当者がいるという方も多いのではないでしょうか。身近な担当者に疑問をぶつけながら住宅ローンの契約を進められる点は、ネット完結型のローンにはないメリットです。 先ほど紹介した団信のさまざまなプラン一つを取っても、自分で調べて内容を確認するのはなかなか大変な作業です。「住宅ローンの契約自体に不明点が多い」「自分だけで決めるのは不安」という方で、お近くに常陽銀行がある方には検討しやすい住宅ローンといえます。住宅ローン相談は無料で、土日も開催されています。

借りる前に確認しておきたい条件と諸費用

金利だけでなく、申込条件と諸費用も先に見ておきましょう。常陽銀行が公表している商品概要(2026年4月1日現在)の主な内容は次のとおりです。
  • 利用できる方……同行の営業地盤内(都内の一部地域、大阪を除く)にお住まいの方。茨城県外にお住まいでも利用できる場合があります(対象の市区町村は公式サイトに一覧があります)。
  • 年齢……満18歳以上66歳未満で、最終返済時の年齢が満80歳未満の方。
  • 借入期間……最長50年(40年を超える場合は所定の条件あり)。
  • 保証……原則としてめぶき信用保証(株)が保証するため保証人は不要で、保証料の負担もありません(銀行が負担)。
  • 手数料……銀行事務取扱手数料55,000円(税込)、または住宅ローン取扱手数料として融資金額の2.20%(税込)。どちらが適用されるかで負担額が大きく変わります
  • その他……電子契約サービスを使うと印紙税が不要(別途、電子契約サービス取扱手数料)。契約者限定で火災保険を割安に提供。
このうち特に気をつけたいのが手数料です。借入3,000万円なら、定額の55,000円(税込)と定率2.20%(税込=66万円)では60万円以上の差になります。どのプランでどちらが適用されるのかを、必ず申し込み前に確認してください。

よくある質問

Q. 茨城県に住んでいないと借りられませんか?

A. いいえ。公式サイトでは「茨城県外にお住まいでもご利用いただけます」と案内されており、利用できる市区町村の一覧が公開されています(都内の一部地域と大阪は対象外)。まずはお住まいの地域が対象かを確認してみてください。

Q. 「3年固定特別金利」と「全期間重視プラン」はどちらがお得ですか?

A. 一概には言えません。3年固定は当初の金利が低い一方、4年目以降は店頭金利からの割引幅が変わり、取扱手数料も定率(融資金額の2.20%・税込)となります。全期間重視プランは当初金利こそ高めですが、返済終了まで同じ割引幅が続きます。3年後・5年後・完済までの3つの時点で総額を比べると判断しやすくなります。

Q. 給与振込を常陽銀行にしていないと金利は下がりませんか?

A. 公表されている金利引き下げプランの条件には給与振込が含まれています。ただし条件は複数あり、適用の可否や割引幅は審査結果によっても変わります。条件を1つずつ満たせるかを、店頭や電話で相談して確認するのが確実です。

Q. 事前審査だけ先に受けられますか?

A. 公式サイトでは「かんたん事前審査」が案内されており、口座がなくても申し込めるとされています。物件が決まったら、まず事前審査で借入できそうかを確かめるのが一般的な進め方です。

Q. 他の銀行とも比べたほうがよいですか?

A. はい。地域の銀行は相談のしやすさが強みですが、金利・事務手数料・団信の保障内容は銀行ごとに大きく異なります。たとえばSBI新生銀行の住宅ローンは、保証料0円・一部繰上返済手数料0円で、一般団信の保障が上乗せ金利0円で付帯し、事務取扱手数料は借入金額×2.20%(税込)の定率型です。店舗相談とオンライン手続きの両方に対応しているため、「対面でも相談したいが金利や諸費用も比べたい」という方の比較対象になります。最終的な判断は、総返済額+諸費用+団信の保障をそろえて比べたうえで行いましょう。 金利・手数料・団信の内容は改定されることがあります。最新の情報は必ず常陽銀行および各金融機関の公式サイトでご確認ください。

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