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北日本銀行の住宅ローン|家族愛Re+の特徴と審査の目安

北日本銀行(きたぎん)の住宅ローンは、いま新規向けには「住宅ローンASUMO(アスモ)」シリーズとして案内されています。中心になるのは、保証料なしも選べる「Basicプラン」と、預金残高に応じて利息が戻る「預金連動型プラン 家族愛Re+」の2つ。2026年9月の融資金利は変動が年1.500%、10年固定が年2.500%です。審査の目安や評判が気になる方に向けて、しくみをやさしく整理します。

保証料なしも選べる「ASUMO Basicプラン」

「住宅ローンASUMO Basicプラン」は、北日本銀行の住宅ローンの基本形です。保証会社を利用しない形を選ぶと保証料がかからず、融資期間は最長40年。保証会社を利用する形なら、最長50年まで借りられます。

2026年9月の融資金利は次のとおりです。借りる商品や審査結果、選ぶ団信や年齢によって上乗せがある点は覚えておきましょう。

金利タイプ 2026年9月の融資金利 ポイント
変動金利 年1.500% 当初の返済額を抑えやすい
3年固定 年1.800% 短期間だけ返済額を固定
5年固定 年1.950% 子育て期などの見通しを立てやすい
10年固定 年2.500% 金利上昇への備えを重視

保証会社を利用しない場合は、取扱手数料の払い方を2つのコースから選べます。「金利重視コース」は手数料が融資額の2.20%(税込)で、新規実行金利がさらに年0.1%下がります。「手数料重視コース」は手数料が1.10%(税込)で、金利の引下げはありません。

用語ミニ解説:金利重視と手数料重視、どちらを選ぶ?
最初に払う手数料を多くするかわりに金利を下げるか、手数料を抑えて金利はそのままにするか、の違いです。長く借りて繰上返済をあまりしない人ほど、金利を下げるほうが有利になりやすいといわれます。借入額と期間で試算して比べましょう。

固定期間が終わったあとは、その時点の変動金利か固定金利を選び直します。特に申し出がなければ自動で変動金利になり、給与振込などの取引の数に応じて基準金利から引き下げる「金利引き下げ制度」が用意されています。

預金残高で利息が戻る「家族愛Re+」

「住宅ローンASUMO 預金連動型プラン 家族愛Re+」は、普通預金の残高に応じて、住宅ローンの利息がキャッシュバックされる住宅ローンです。公式サイトでは「実質金利年0%も実現可能」と案内されています。

キャッシュバックの額は、住宅ローン金利と普通預金金利の差をもとに毎月計算され、年2回(1月・7月)に6か月分がまとめてローン返済口座に入金されます。毎月の返済そのものは、利息も含めて約定どおりに支払うしくみです。

対象にできる普通預金は最大5口座で、本人のほか、同居の家族や本人・配偶者の両親の口座も含められます。返済が遅れた月の分はキャッシュバックの対象外になる点には注意しましょう。

用語ミニ解説:預金連動型の住宅ローンとは?
普通預金の残高に応じて、住宅ローンの利息の負担が軽くなるタイプの住宅ローン。手元にまとまった預金を残したまま、その分の利息を抑えられるのがメリットです。「繰上返済はしたいけれど、急な出費に備えて現金も手元に置いておきたい」という方に向いています。

家族愛Re+には、団信と自然災害時の返済サポート、ATM手数料の優遇、繰上返済手数料の無料化をまとめた「安心パックプラス」が付いています。そのぶん別途パック料がかかるので、キャッシュバックとの差し引きで得になるかを窓口で試算してもらうと確実です。

取扱手数料は融資額の1.650%(税込)で、当行で給与や年金を受け取っている人は引き下げがあります。借入額は500万円以上なので、少額の借入には向きません。

審査は厳しい?返済負担率と借入倍率の目安

「北日本銀行の審査は厳しい?」という声もありますが、保証会社を利用しない形では、年収に対する返済額と借入額の目安が公式に示されています。自分がこの範囲に入るかを先に確かめておくと、安心して相談に進めます。

前年度の税込年収 返済負担率 借入限度倍率
300万円未満 30%以内 年収の5倍
450万円未満 35%以内
700万円未満 40%以内
700万円以上 45%以内

この目安には、ほかの借入の返済も含まれます。家族の年収を合算することもできます。たとえば年収500万円の人なら、借入の目安は2,500万円までが一つのラインです。

利用できるのは、申込時20歳以上70歳未満・完済時85歳未満で、安定した収入があり、勤務地・居住地・担保物件の所在地が北日本銀行の営業区域内にある人です。なお東京支店は、2021年7月29日以降、新規の取扱いを休止しています。

団信は全疾病保障付・夫婦連生も選べる

北日本銀行は、通常の団体信用生命保険(団信)に加えて、すべての病気・けがによる就業不能を保障する「全疾病保障付団信」や、1つの保険で夫婦2人分を保障する「夫婦連生団信」を用意しています。

ただし、商品によって選べる団信が違います。家族愛Re+で選べる上乗せ保障は「全疾病保障付団信」のみです。保障を手厚くするほど金利の上乗せがかかるので、上乗せ幅は申込み前に確認しておきましょう。

用語ミニ解説:団信に入れないと住宅ローンは組めない?
多くの住宅ローンは団信への加入が必須です。健康面で不安がある場合は、引受基準を広げた団信を選べないか、フラット35(団信加入が任意)も含めて相談してみましょう。

北日本銀行はフラット35も取り扱っています。全期間固定を検討する方は、住宅金融支援機構の【フラット35】公式サイトで制度のしくみを確認してから比べると分かりやすいです。

よくある質問(FAQ)

Q. 家族愛Re+は誰でもお得になりますか?

A. 普通預金の残高に応じて利息が戻るしくみなので、ローン残高に近い預金を持つ人ほど効果が大きくなります。預金が少ないとパック料のほうが上回ることもあるため、自分の場合の試算をしてもらいましょう。

Q. 北日本銀行の住宅ローンの審査は厳しいですか?

A. 保証会社を利用しない形では、年収に応じた返済負担率(30〜45%以内)と、年収の5倍という借入限度倍率が目安として公表されています。この範囲に収まるかが一つの判断材料になります。

Q. 岩手県外に住んでいても借りられますか?

A. 勤務地・居住地・担保物件の所在地が北日本銀行の営業区域内にあることが条件です。東京支店は2021年7月29日以降、新規の取扱いを休止しています。

Q. 保証料なしの場合、手数料はいくらですか?

A. ASUMO Basicプランの保証会社利用なしでは、金利重視コースが融資額の2.20%(税込)、手数料重視コースが1.10%(税込)です。3,000万円なら66万円か33万円になります。


北日本銀行の住宅ローンは、保証料なしも選べる「ASUMO Basicプラン」と、預金残高に応じて利息が戻る「家族愛Re+」が2本柱です。手元に預金がある方は家族愛Re+、諸費用を抑えたい方はBasicプランの手数料重視コース、と自分の状況に合わせて比べてみましょう。

同じ岩手県の地方銀行と比べたい方は岩手銀行の住宅ローン(金利・団信・再設定)の解説を、ほかの地方銀行の特徴を知りたい方は南日本銀行の住宅ローン(なんぎん住宅ローン)や佐賀銀行の住宅ローン「あっとほー夢」もあわせて読んでみてください。

※金利・手数料・商品内容は2026年9月時点で北日本銀行の公式サイトにて確認した内容です。金利は毎月見直されるため、最新の適用金利や詳しい条件は北日本銀行の公式サイト・窓口でご確認ください。

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