HOME > すべての記事 > 住宅ローン商品について > 三菱UFJ信託銀行の住宅ローン|いま申し込める商品と注意点

三菱UFJ信託銀行の住宅ローン|いま申し込める商品と注意点

今回ご紹介するのは、三菱UFJ信託銀行の住宅ローン
ご存知の通り、三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下の信託銀行です。

はじめに、いちばん大事なところをお伝えします。三菱UFJ信託銀行が自社で扱っていた住宅ローンは、2018年3月30日の申込みをもって新規受付を終了しています(同行公式サイトのお知らせ)。

では今は借りられないの?というと、そうではありません。現在の三菱UFJ信託銀行は銀行代理業者として、三菱UFJ銀行の「三菱UFJネット住宅ローン【三菱UFJ信託銀行専用】」を媒介しています。つまり、窓口は三菱UFJ信託銀行、契約相手は三菱UFJ銀行という形です。ここを知らずに申し込むと「話が違う」と戸惑いやすいので、順番に見ていきましょう。

いま申し込めるのは「三菱UFJネット住宅ローン【三菱UFJ信託銀行専用】」

三菱UFJ信託銀行の公式サイトで案内されている住宅ローンは、現在この1本です。公式が挙げているポイントは次の3つです。

・電子契約のため印紙代0円
・申込みから契約まで来店不要
疾病保障付住宅ローンの取扱いあり

商品名のとおりネット完結型で、商品の詳細や金利は三菱UFJ銀行のウェブサイトで確認する流れになります。

そして必ず押さえておきたいのが、三菱UFJ信託銀行は銀行代理業として媒介するだけで、ローン契約そのものは三菱UFJ銀行との契約になるという点です(同行公式サイトに明記されています)。借入後の各種手続きや相談先も三菱UFJ銀行になります。

かつての「金利優遇の条件なし」は、いまは当てはまりません

この記事を最初に書いた2016年当時、三菱UFJ信託銀行の住宅ローンは「給与振込や公共料金の引き落としといった取引条件なしで金利引下げが受けられる」点が魅力でした。しかし、その商品は前述のとおり新規受付を終了しており、現在の商品には条件があります。

三菱UFJ銀行が公表している「三菱UFJネット住宅ローン[三菱UFJ信託銀行専用]」の商品説明書(2026年6月17日現在)では、利用できる方の条件として次のような項目が挙げられています。

・借入時の年齢が18歳以上70歳の誕生日まで、完済時に80歳の誕生日までの方
・団体信用生命保険に加入が認められる方
・日本国籍の方、または永住許可を受けている外国籍の方
・三菱UFJ銀行の「スーパー普通預金(メインバンク プラス)」および「三菱UFJダイレクト」を利用中であること

さらに、返済用口座として三菱UFJ銀行の口座を作成する必要があり、この商品は三菱UFJ銀行の店頭やウェブサイトでは案内されていない(=三菱UFJ信託銀行経由の専用商品)とされています。

つまり、「取引条件が要らない」という当時の魅力は現在はありません。三菱UFJ銀行の普通預金口座とインターネットバンキングの利用が前提になる、と理解しておきましょう。条件や金利は見直されることがありますので、申込前に必ず最新の商品説明書をご確認ください。

そもそも信託銀行ってどんな銀行?

ここで、初めての方がつまずきやすい用語をひとつ。「信託銀行」とは、簡単にいうと「自分の財産を託すと、その財産を管理・運用してくれる銀行」です。

普通の銀行に預金するだけでは、お金は基本的に利息の分しか増えません。しかし信託銀行では、委託した範囲内で専門家が財産の管理・運用を行います。投資信託や年金信託、遺言や相続に関する信託など、扱う商品は多岐にわたります。

三菱UFJ信託銀行は信託業務で国内有数の規模を持つ信託銀行です。ただし「信託銀行だから住宅ローンも自社商品」とは限らないのが、まさに今回のポイントでした。相続や不動産の相談と住宅ローンの窓口が同じ会社でも、契約の相手は別――ということが起こり得るのです。

すでに三菱UFJ信託銀行で借りている方へ

2018年3月30日までに申し込み、いま返済中の方は、これまでどおり利用を続けられます。返済や手続きに関する問い合わせ窓口は、同行がグループ会社のMUフロンティアサービサー(エム・ユー・フロンティア債権回収株式会社)に委託しており、公式サイトに受付電話番号と受付時間(平日9:00〜17:00)が案内されています。

固定金利期間が終わって金利コースを変更する場合は、変更を申し込んだ時点ではなく「適用時点の店頭表示金利」を基準にした金利が適用されます。この店頭表示金利は毎月見直され、公式サイトで公表されています(2026年8月現在は変動金利の短期金利連動型が年3.125%)。これは返済中の方の金利コース変更に使われる基準金利であって、これから新しく借りる方の適用金利ではありませんので、混同しないようご注意ください。

なお契約内容によっては、保証料を借入利率に含めて支払っている場合は年0.200%、「3大疾病保障特約付団体信用生命保険」または「ワイド団信」に加入している場合は年0.300%が、それぞれ上乗せされることがあります。ご自身の契約書とあわせてご確認ください。

申し込む前に確認したいポイント

大手グループの安心感で選びたい方にとっては引き続き候補になりますが、次の点は事前に整理しておくと迷いません。

比較の観点 見るポイント 備考
契約の相手 誰と契約することになるのか 窓口は三菱UFJ信託銀行、契約は三菱UFJ銀行(銀行代理業)
申込みの方法 来店が必要か、ネットで完結するか ネット完結型。申込みから契約まで来店不要・印紙代0円
取引の条件 指定の口座やサービスの利用が必要か メインバンク プラスと三菱UFJダイレクトの利用中が条件
返済用口座 新しく口座を作る必要があるか 三菱UFJ銀行の口座の作成が必要
団信・保障 疾病保障を付けるか、上乗せ金利はいくらか 疾病保障付住宅ローンの取扱いあり。条件は商品説明書で確認
借入後の窓口 相談や手続きはどこへ問い合わせるのか 借入後の手続き・相談は三菱UFJ銀行が窓口

金利は毎月見直され、審査の結果によって適用される金利も変わります。最新の金利・手数料・団信の条件は、必ず三菱UFJ銀行および三菱UFJ信託銀行の公式サイトと商品説明書でご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 三菱UFJ信託銀行では、もう住宅ローンを借りられないのですか?
A. 借りられます。ただし同行が自社で扱っていた住宅ローンは2018年3月30日の申込みで新規受付を終了しており、現在は三菱UFJ銀行の「三菱UFJネット住宅ローン【三菱UFJ信託銀行専用】」を媒介する形になっています。

Q. 「銀行代理業」だと、何か不利になりますか?
A. 不利というより「相手が誰か」が変わると考えてください。契約は三菱UFJ銀行と結び、借入後の手続きや相談も三菱UFJ銀行が窓口になります。返済用口座も三菱UFJ銀行のものが必要です。

Q. 三菱UFJ銀行の店頭でこの商品を申し込めますか?
A. 商品説明書には、この商品は三菱UFJ銀行の店頭およびウェブサイトでは案内していないと記載されています。三菱UFJ信託銀行経由の専用商品という位置づけです。

Q. 窓口でじっくり相談しながら申し込みたいのですが。
A. 現在の商品は申込みから契約まで来店不要のネット完結型です。対面での相談を重視したい方は、その点も含めて他の選択肢と比べてみるとよいでしょう。手続きの流れは事前に公式サイトで確認しておくと安心です。

Q. 返済中ですが、金利がいくらになるか知りたいです。
A. 金利コース変更時は、変更を依頼した時点ではなく適用時点の店頭表示金利が基準になります。契約内容により引下げや上乗せがある場合もありますので、公式サイトの店頭表示金利とご自身の契約書を照らし合わせ、不明な点はローン問い合わせ受付窓口に確認しましょう。

まとめ

三菱UFJフィナンシャル・グループという安心感は、いまも変わらない魅力です。一方で、住宅ローンの中身は2016年当時から大きく変わりました。

・自社の住宅ローンは2018年3月30日の申込みで新規受付終了
・現在は三菱UFJ銀行の商品を媒介(契約相手は三菱UFJ銀行)
ネット完結型で、メインバンク プラスと三菱UFJダイレクトの利用が条件

「昔読んだ記事の内容のまま」で判断すると、条件のちがいに申込み直前で気づく――ということになりかねません。まずは公式サイトで最新の条件を確認するところから始めてみてください。

地方銀行との圧倒的な金利差!借入れ・借換えした後もお得♪

イオン銀行は、ネット申込と店頭相談の両方が可能なハイブリッド型!
金利以外のお得なサービスも充実しているため、生活費の節約もできます。

イオン銀行住宅ローンはここがお得!

  • 疾病保障付住宅ローンは2つの特約付きでさらに安心
  • 保証料0円!負担になる諸費用を大幅節約
  • 一部繰上げ返済手数料0円!借り入れ後もお得に返済

詳細&お申込みはこちら

住宅ローン商品について関連記事