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加入は必要?住宅ローンを組むときの『団体信用生命保険(団信)』の基礎知識

住宅ローンの借り入れを行うとなると、その金額は数千万となり、借りる側も相当なリスクを背負いますが、貸す側もそれは同じです。
もし、家主が不慮の事故で亡くなってしまった場合、その返済が滞り、家を売却してまでローンを返さなければならない状態に追い込まれてしまいます。

それではあんまりなので、住宅ローン加入者のほとんどが団体信用生命保険というものに加入することとなります。

団体信用生命保険ってどんな保険なの?

通称団信とも言われるこれは、住宅ローンの加入者専用の保険であり、加入が義務付けられているところがほとんどです。

加入しておくことで万が一家主が亡くなった場合や、重度の障害が残ってしまった場合でも住宅ローンの残高分が保険金として下りることになります。
通常、保険をかけている側に支払われますが、この場合は金融機関側に支払われ、住宅ローンがきれいさっぱり清算されます。

団体信用生命保険の種類はどれだけあるの?

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団信は基本的に住宅ローン専用ですが、民間の保険商品のような機能をつけることができます。例えば、がんや脳卒中、心筋梗塞といった三大疾病になった場合でもローン残高が清算されるというものです。

この場合、その費用はローン金利にいくらか乗っかる形で工面されます。
それよりも拡大し、高血圧性疾病や糖尿病、腎不全、肝硬変といったものまで含められたものも登場しており、この場合はさらに費用がかかります。
それだけでなく、年齢や残高、その内容で費用も大きく変わることになります。

団信のリスクと注意点はあるの?

三大疾病だけでなく、その他疾病でも清算されることがあるため、一見リスクがないように思えますが、それ以外の病気やケガ、例えば骨折や肺炎などで働けなくなった場合、毎月の支払はしないといけないため、あくまで亡くなった場合や重度の障害が残った場合の緊急時のものとなります。
ですので、全てのリスクを団信がカバーするということではありません

一方、他の生命保険に加入していると、重複していることがあるため、見直しをする必要があります。また、家主の健康状態が最初から思わしくないと団信の加入ができないこともあります。

そうなると、住宅ローンが組めないため、注意が必要です。
そして、万が一亡くなった場合には早急に連絡をしないと、返済が滞り、その分の利息が下りない場合があります。ですので、借入を行っている金融機関に対し、速やかな連絡をしなければなりません。こうしたことを踏まえたうえで住宅ローンの検討をしてみましょう。

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