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東奥信用金庫の住宅ローン|優遇金利と3大疾病・就業不能団信を解説

東奥信用金庫(愛称とうしん)の住宅ローンは、給与振込などの条件を満たすと、変動金利なら年1.800%から借りられます(2026年9月1日現在の最優遇金利)。標準金利は年3.625%です。

団信(団体信用生命保険)は、一般団信なら金利の上乗せなしで入れます。3大疾病団信は年0.2%、働けなくなったときまで備えるフルサポート団信は年0.3%の上乗せです。

申し込めるのは、弘前市や青森市など津軽地域に住まいか勤務先がある人です。

主力はとうしん住宅ローン、融資は2億円・50年以内

東奥信用金庫は青森県弘前市に本店がある信用金庫です。住宅ローンの主力は、しんきん保証基金が保証するとうしん住宅ローンで、ほかにとうしんマイホームローンと新型住宅ローンがあります。

とうしん住宅ローンは、融資限度額2億円以内・融資期間50年以内です。新築や中古の購入、リフォーム、他の金融機関からの借り換え、住宅取得にかかる諸費用まで使えます。

担保を設定しないとうしん無担保住宅ローン(2,000万円以内・25年以内)もあります。住宅ローンを借りた人向けには、家具や家電の購入に使えるとうしん住宅サポートローン(500万円以内)も用意されています。

全期間固定のとうしんフラット35(機構買取型)も扱っています。フラット35の金利や条件は、住宅金融支援機構のフラット35公式サイトで公表されています。

金利選択型は優遇で変動1.800%から

東奥信用金庫では住宅ローンの金利引下げキャンペーンを行っていて、金利選択型に優遇金利が付きます。とうしん住宅ローンの2026年9月1日現在の金利は、下の表のようになっています。

金利タイプ 標準金利 優遇金利
3年固定 3.100% 1.550%~1.850%
5年固定 3.710% 1.910%~2.210%
10年固定 4.630% 2.280%~2.630%
変動金利 3.625% 1.800%~2.000%

※2026年9月1日現在。東奥信用金庫の公式金利一覧より。とうしんマイホームローンの金利選択型も同じ水準です。

優遇金利に幅があるのは、取引の内容や審査によって適用される金利が変わるためです。いちばん低い金利(最優遇金利)を受けるための条件は、後の章で説明します。

固定期間が終わった後は、多くの場合そのときの金利で次の金利タイプを選び直します。たとえば3年固定は最初の3年間の金利が低い分、4年目以降に金利が上がる可能性も考えて返済計画を立てる必要があります。

変動金利は、返済中も金利情勢に応じて見直されます。見直しの時期や返済額の変え方は金融機関によって違います。契約前に窓口で聞いておくと、金利が上がったときの返済額を見積もれます。

3大疾病団信は+0.2%、フルサポート団信は+0.3%

団信とは、返済中に契約者が亡くなったり高度障害になったりしたとき、保険金で住宅ローンの残高が0円になる保険のことです。東奥信用金庫では、次の3つから選べます。

団信の種類 保障内容 上乗せ金利
一般団信 死亡・高度障害状態・余命6か月以内 上乗せなし
3大疾病団信 がん・急性心筋梗塞・脳卒中で所定の条件に該当した場合に残高0円 +0.2%
フルサポート団信 3大疾病の保障に加え、ケガや病気で就業不能状態となり所定の条件に該当した場合に保険金・給付金 +0.3%

3大疾病団信のがんの保障では、上皮内がんと、皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんは対象外です。

フルサポート団信は、働けない状態が続いたときに、長期就業不能保険金か就業不能給付金が支払われるタイプです。病気で収入が途絶えたときの返済が心配な人は、上乗せ金利と保障の中身を比べて考えてみてください。

上乗せ金利の重さは、数字で見ると分かります。

仮に3,000万円を借りた場合、残高に0.3%の上乗せがかかると、最初の1年の利息は単純計算で9万円ほど増えます。加入条件や保険金が支払われる条件は細かく決まっているので、窓口で説明を受けてから選んでください。

最優遇金利は8項目のうち3項目以上で適用

最優遇金利は、契約のときに次の8項目のうち3項目以上に当てはまり、そのうち1つが給与振込か年金振込の指定であれば適用されます。

  • 給与振込または年金振込の指定(同居家族の年金振込も含む)
  • 所定の口座振替を3項目以上指定
  • 他の金融機関や他社のローンからの借り換え
  • 東北しんきんカードの契約
  • 個人インターネットバンキングの契約
  • 返済用口座の通帳レス契約
  • 各種認定企業(登録事業所)に勤めている
  • 自治体の移住・子育て世帯等に対する住宅取得費補助金の給付が決まった

勤め先の都合で給与振込を東奥信用金庫に変えられない場合は、その住宅の電気・ガス・水道などの口座振替を東奥信用金庫に指定すれば、給与振込の項目を満たさなくても最優遇金利を受けられます。

ふだんの生活口座をまとめれば当てはまる項目が多いので、これから取引を始める人でも条件をそろえられます。インターネットバンキングと通帳レスは、申し込みのついでに手続きできる項目です。

申し込みの流れと諸費用の目安

仮審査は公式サイトからインターネットで申し込めます(1億円以内・保証会社のしんきん保証基金のサイト経由)。結果は電話で届き、正式な申し込みは店頭で行う来店型です。

  • 公式サイトから仮審査を申し込む
  • 電話で仮審査の結果を受け取る
  • 売買契約や工事請負契約を結ぶ
  • 本人確認書類・源泉徴収票などの年収の書類・見積書・登記事項証明書を持って店頭で正式に申し込む
  • 本審査の結果を受けて契約し、融資が実行される

土地だけの購入や店舗併用住宅、借地上の建物は、インターネットでは申し込めません。この場合は本支店の窓口で相談します。

住宅ローンを借りている間に転勤などで営業区域の外へ転居し、会員の資格を失うと、原則としてその時点で一括返済が必要です。転勤の可能性がある人は、申し込む前に窓口で扱いを確かめておきましょう。

有担保の住宅ローンは、金利とは別に保証料がかかります。公式サイトの借り換えの試算例(住宅プランCの場合)では、保証料306,000円、事務取扱手数料55,000円を含めて諸費用は約52万円とされています。

保証料はプランや借入額、期間で大きく変わるので、あくまで一例です。

こうした諸費用まで含めた比べ方は一関信用金庫の住宅ローンの解説や北門信用金庫の住宅ローンの解説でも紹介しているので、地元の信用金庫どうしで比べるときの参考にしてください。


東奥信用金庫の住宅ローンは、優遇金利で変動1.800%から借りられ、一般団信の上乗せがない点が特徴です。

津軽地域で窓口に相談しながら借りたい人は、ネット銀行など全国で使える銀行の金利や諸費用とも比べてから決めましょう。

金利や条件は月ごとに変わるので、申し込む前に東奥信用金庫や各金融機関のページで最新の内容を確かめてください。

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