住宅購入のスケジュールを知っておこう!
マイホーム購入は賃貸アパートを探すのとは違って、一生に一度の経験かも知れません。
そのためほとんどの方は知識や経験が少なく、不安を抱えることも多いでしょう。
せめて全体のスケジュールがわかっていれば、戸惑うこともありません。
今回は、住宅購入では「いつ、何をするのか」ということを行動予定リスト形式で説明して行きます。
最初に行くのは不動産会社ではない?
まず、探し始めの時にお勧めするのは、一戸建てやマンションのオープンハウス見学です。
実際に物件を見に行き、「自分はここに住むのか?」と自問自答してみるのです。
そして、「住んでもいいかな」と感じたら、疑問点を営業マンに質問してみるのです。
探し始めの時は「現地の見学→不動産会社で商談」の順番を意識してみて下さい。
申込みから契約までのスケジュール
疑問点が解消したら、営業マンに「購入の方向で進めて下さい」と伝えます。
ここからは、営業マン主導でスケジュールが進みます。
まず最初に、申込みから契約までのスケジュールを列記します。
1.購入申込書または買付証明書に記名・押印し、売主に提示します。
2.金額や引渡し日などの条件について交渉が行われます。
3.上記2と同時進行で、住宅ローンの仮審査を申請します。
(所得証明などの書類の用意)
4.交渉がまとまり、ローン仮承認が出たら売買契約日を決めます。
5.売買契約を締結します。
(手付金の支払い)
交渉〜ローン承認〜契約が順調に進む場合は、このようなスケジュールで行われます。
ただ実際には、売主との様々な交渉や、金融機関から提示されたローン条件をクリアして行くなど、「障害」を解消してから契約を迎えるのが通常のケースです。
引越しまでのスケジュール
次に、契約後から引越しまでのスケジュールを列記します。
1.住宅ローンの本審査を申請します。
(各証明資料の用意)
2.上記1.と同時進行で引渡日(残代金を支払い、鍵を受取る日)を決めます。
3.金融機関と金銭消費貸借契約(住宅ローンを借りる契約)を結びます。
4.住宅ローン資金から残代金を支払い、鍵と所有権の引渡しを受けます。
5.引越しが終了して、購入スケジュール完了となります。
引渡し行為は、通常金融機関で行なわれ、登記関係の書類に記入・押印したり、税金などの精算も同時に行います。
一見難しく感じるかも知れませんが、事前に打ち合わせをしておけば、当日は営業マンと司法書士の先生がリードしてくれますので、スムーズに進行できるはずです。
今回は住宅購入の全体像を把握して頂くため、「行動予定リスト」形式で説明しました。
次回以降に、「交渉のポイント」や「契約の注意点」、「引渡しの準備」など、個別に詳しく説明して行きたいと思います。
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