オリックス銀行の住宅ローン「抵当権第2順位で利用できる不動産担保ローンがある」
オリックス銀行は東京都に本店を置く総合リース企業オリックス傘下の信託銀行で、もとは山一證券の信託子会社であったものが同社の自主廃業によりオリックスに譲渡したもの。2011年にはオリックス信託銀行からオリックス銀行へ名称変更されています。
オリックス銀行の住宅ローン
オリックス銀行の住宅ローンは、住宅の新築やマンションの購入に利用できるローンで、借入額2億円、借入期間35年まで利用することができます。
なお、オリックス・クレジットに一定期間保証を委託しますが保証料を支払う必要はなく、代わりに原則として配偶者や年収合算者、借入対象不動産の共有者は連帯保証人となる必要があり、また取扱事務手数料として融資金額の1.08%を支払う必要があります。
オリックス銀行は実店舗を持たない銀行ですが、東京・大阪・福岡に住宅ローンプラザがあり、利用時には住宅ローンプラザへ来店する必要があります。
不動産担保ローン
オリックス銀行では住宅ローン以外にすでに所有している不動産を担保として海外不動産や別荘、賃貸用不動産の購入資金などに利用できる不動産担保ローンが用意されています。
不動産担保ローンでは通常の不動産購入に使える他、太陽光発電システムやリフォーム、不動産購入に関する仲介手数料や登記費用等の諸費用資金としても利用でき、抵当権第2順位設定での融資検討も可能となっています。
海外不動産の購入等に利用する場合には借入額2億円、借入期間20年まで、諸費用等に利用する場合には借入額1,000万円、借入期間20年までの利用となっています。
不動産投資ローン
オリックス銀行では賃貸を目的とした投資用不動産の購入や建築、建替等に利用できるローンも用意されており、借入額2億円、借入期間35年まで利用できます。
不動産投資ローンでは前年度年収700万円以上、購入金額が購入価格の90%以内といった要件を満たすことで3年固定を2.30%、5年固定を2.50%、変動金利を2.675%で利用することができます。
すでにマンションを購入したが一戸建てを購入して引っ越そうと考えているような場合、マンションを賃貸用不動産として残しておくといった選択を考えることもできるでしょう。
オリックス銀行は信託銀行ということもあり、通常の住宅ローンの他抵当権第2位設定で融資を受けられる商品や、賃貸用不動産の購入に利用できる商品など不動産を有効活用できる商品が揃っていると言えるでしょう。
- 2016.10.01
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