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中古マンション購入検討者必見!確認すべき設備と管理面におけるポイント

中古マンションを購入するメリットとして、新築マンションや一戸建てに比べると購入費用が抑えられるメリットがあります。ただ、中古マンションは価格が抑えられる反面、住宅の設備に不具合が生じる可能性が高くなることや、マンションの管理体制が行き届いていなかったということも考えられます。

今回は、中古マンションの購入を検討されている方に、確認すべき設備や管理体制のポイントをお伝えします。

住宅ローン控除の適用条件を満たしているか

中古マンションを購入する場合に限らず、住宅を購入する時と共通していますが、住宅ローン控除の提供条件を満たしていることを確認します。

中古物件の場合、新築住宅に比べて耐火基準や築年数などで提供条件が定められており、以下の条件をすべて満たしている必要があります。

1.耐火建築物の場合は築25年以内
2.耐火建築物以外は築20年以内
3.1と2以外は一定の耐震基準を満たしていること

特に、日本においては地震が多い国になりますので、震度7クラスの地震で倒壊しないことを証明する「新耐震基準」を満たしたマンションを購入するとよいでしょう。

また、マンションを購入する際に住宅ローン控除を提供する上で気を付けておきたいのが、内法面積が50㎡以上であることもしっかりと確認しておきます。50㎡未満は住宅ローン控除の適用外になってしまいますので注意が必要です。不動産屋に確認して登記事項証明書で確認できます。

住宅ローン控除の適用条件についての詳細は2018年2月10日の記事で記載していますので合わせてご覧ください。

瑕疵担保責任は有効であるか

中古住宅を購入する際に共通していることですが、瑕疵担保責任が有効になっていることも事前に確認しておくことが重要です。

個人が売り主となっている場合、一般的に瑕疵担保責任は免除になっていますので、対象の中古マンションは不動産屋の名義で売り主になっていることを確認します。また、事前に対象の住宅を専門家に診断してもらう「ホームインスペクション」に依頼してみるのも良いでしょう。

防犯設備が導入されているか

中古マンションでは、ご自身が重視するポイントに合わせて、購入対象の物件に以下の防犯設備が導入されていることを確認しておきます。

1.オートロックに対応しているか?
2.防犯カメラが設置されているか?(共用部、エレベータ内、駐車場)
3.郵便ポストの施錠が可能で外から出し入れができないか?
4.管理人の常駐はしているか?
5.各部屋の玄関は二重ロックに対応しているか?
6.購入時は玄関のドアは新しいものに交換されているか?
7.バルコニーから侵入されやすくないか?
8.インターフォンで訪問者が確認できるか?
9.各部屋にホームセキュリティシステムが導入されているか?

防火・防災対策がきちんとされているか

中古マンションでは、各部屋と共用部に以下の8つの防火・防災対策がきちんとされていることを確認しておきます。可能であればすべて満たしていることが望ましいと言えます。

1.消火器が共用部に設置されているか?
2.警報機は共用部に設置されているか?
3.火災時の避難経路は複数用意されているか?
4.各部屋に火災報知器は設置されているか?
5.非常食や簡易トイレな防災備蓄が行われているか?
6.各部屋では玄関だけではなく、バルコニーからも避難可能か?
7. 災害時に近隣の避難場所に徒歩5分以内で避難が可能か?
8.定期的な防災設備の点検が行われているか?

また、火災保険の加入についても、上記ポイントを踏まえてご自身のニーズにマッチした商品をいくつかピックアップしておくことも重要です。火災保険については、2017年8月16日の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

マンションの管理体制状況を確認

中古マンションを購入する場合は、マンション全体の管理体制も合わせて確認しておきます。まず、物件を見学する際は、以下のポイントをしっかりとチェックします。

1.共用部の清掃は行き届いているか?
2.ゴミ置き場はきれいに使われているか?
3.郵便受けはきれいに使われているか?
4.駐車場や駐輪場はきれいに使われているか?
5.蛍光灯切れや共有設備は不具合が発生したまま放置されていないか?

マンションの管理は、管理会社にすべて委託しているのか、それとも一部を委託しているのか、住民で当番を決めて行っているのかについてもしっかりと確認しておくことが重要です。

マンションの管理については、管理会社が委託して実施していることが望ましいと言えます。当番制である場合、当番日とスケジュールが合わなくなる可能性がある他、清掃や管理が十分に行き届いていないケースがあり、マンションの資産価値が落ちてしまうことも考えられます。また、修繕費用が捻出できず、マンションの財務体質が良くない可能性も考えられます。

マンションの管理状況や財務関連については別途記事にして紹介する予定ですが、管理体制については最低限チェックしておきましょう。

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