- 公開日: 2026.07.13
- フラット35特集
フラット35でワイド団信は使える?持病がある方の住宅ローンの選び方

住宅ローンを契約するとき、多くの場合は、返済中に死亡や所定の高度障害状態となった場合に備えて団体信用生命保険(団信)に加入します。ただ、団信に加入するには過去の病歴などを告知して、保険会社の審査を受ける必要があります。そのため、持病をお持ちの方や過去に大きな手術をされた方は、団信への加入を断られてしまうことがあります。そんなときの選択肢のひとつが、加入条件を緩和した「ワイド団信」です。
今回は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する住宅ローン「フラット35」で、ワイド団信を利用することができるのかを解説します。
フラット35は、住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供する全期間固定金利型の住宅ローンで、審査基準が明確で、勤続年数や雇用形態の面でも利用しやすいのが特徴です。
フラット35についての詳細は2017年3月27日の記事で詳しく解説していますが、民間金融機関の独自ローンと比べても、幅広い方にとって検討しやすい住宅ローン商品といえます。
そしてフラット35の大きな特徴のひとつが、団体信用生命保険への加入が必須ではない(任意である)点です。標準では「新機構団信」付きの金利が案内されますが、健康上の理由などで団信に加入しない選択もでき、加入しない場合はその分金利が引き下げられる仕組みになっています(詳細は住宅金融支援機構・取扱金融機関の公式サイトでご確認ください)。
そのため、過去の病歴などで団信への加入が難しい方にとって、フラット35は有力な選択肢となります。ただし、団信に加入しないまま契約者に万一のことがあると、住宅ローンはそのままご家族に残ります。他の生命保険でカバーできるかも含めて、「入らない」場合の備えをしっかり考えておくことが大切です。加入できるのであれば、団信(またはワイド団信)への加入を検討することをおすすめします。

SBIアルヒ「スーパーフラット」公式商品ページ
フラット35は団信への加入が任意なので、通常の団信に加入できなかった場合は「団信なし+民間の生命保険でカバー」という方法もあります。とはいえ、加入基準を緩和したワイド団信に入れるのであれば、ぜひ検討したいところです。
結論からお伝えすると、標準のフラット35(買取型)で用意されている「新機構団信」には、ワイド団信にあたる引受緩和型の仕組みがなく、フラット35系の住宅ローンでワイド団信を利用できるところは限られているのが現状です。その代表例が、フラット35最大手のSBIアルヒ(旧ARUHI)が提供する「スーパーフラット」です。
スーパーフラットは、フラット35(保証型)を活用してSBIアルヒが独自に開発した住宅ローンで、自己資金の割合に応じて「ARUHIフラット35」(買取型)より低い金利で利用できるのが特徴です。スーパーフラットでは専用の「団体信用生命保険C」が用意されており、このプランのひとつとして、引受条件を緩和したワイド団信を選ぶことができます(SBIアルヒ公式・2026年7月確認)。
ワイド団信を選ぶ場合は所定の金利上乗せ(年0.3%程度)があり、告知内容や利用条件はプランによって異なります。また、団体信用生命保険Cにはワイド団信のほかに、がんと診断された場合に保障が受けられるがん保障付きプランや、生活習慣病を対象としたプランなども用意されており、健康状態やご希望に合わせて選べます。
フラット35での住宅ローンを検討していて、あわせてワイド団信の利用も考えている場合は、SBIアルヒのスーパーフラットを検討してみるのがおすすめです。上乗せ金利や加入条件の詳細はSBIアルヒ公式サイトの商品概要でご確認ください。
ワイド団信は加入条件を緩和した団体信用生命保険
ワイド団信は、住宅ローン返済中に死亡や所定の高度障害状態となった場合に保険金でローンを完済できるようにする団体信用生命保険のうち、引受基準(加入の条件)を緩和したものです。 多くの民間金融機関では、住宅ローンの契約者に団信への加入を義務付けています。しかし団信は、過去の病歴や現在の健康状態によっては加入できないケースがあり、その場合、その金融機関では住宅ローン自体を利用できなくなってしまいます。 持病をお持ちの方や大きな手術歴があって通常の団信への加入が難しい場合は、加入基準を緩和したワイド団信を利用する方法があります。 ワイド団信に加入する場合は、通常の団信に比べて金利が年0.3%程度上乗せされるのが一般的です(上乗せ幅は金融機関・プランにより異なります)。また、取り扱いのある金融機関は限られているため、利用を検討している場合は、あらかじめ取り扱い金融機関を調べておくとよいでしょう。なお、ワイド団信でもすべての方が加入できるわけではない点にはご注意ください。 ワイド団信を取り扱っている金融機関については、2019年9月9日の記事で紹介していますので合わせてご覧ください(取扱状況は変わることがあるため、最新は各金融機関の公式サイトでご確認ください)。また、ワイド団信についての詳細は2019年9月2日の記事で詳しく解説しています。フラット35は団体信用生命保険の加入が必須ではない
フラット35は、住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供する全期間固定金利型の住宅ローンで、審査基準が明確で、勤続年数や雇用形態の面でも利用しやすいのが特徴です。
フラット35についての詳細は2017年3月27日の記事で詳しく解説していますが、民間金融機関の独自ローンと比べても、幅広い方にとって検討しやすい住宅ローン商品といえます。
そしてフラット35の大きな特徴のひとつが、団体信用生命保険への加入が必須ではない(任意である)点です。標準では「新機構団信」付きの金利が案内されますが、健康上の理由などで団信に加入しない選択もでき、加入しない場合はその分金利が引き下げられる仕組みになっています(詳細は住宅金融支援機構・取扱金融機関の公式サイトでご確認ください)。
そのため、過去の病歴などで団信への加入が難しい方にとって、フラット35は有力な選択肢となります。ただし、団信に加入しないまま契約者に万一のことがあると、住宅ローンはそのままご家族に残ります。他の生命保険でカバーできるかも含めて、「入らない」場合の備えをしっかり考えておくことが大切です。加入できるのであれば、団信(またはワイド団信)への加入を検討することをおすすめします。
フラット35系でワイド団信を使うならSBIアルヒの「スーパーフラット」

よくある質問(FAQ)
Q1. ワイド団信なら、どんな持病があっても加入できますか? いいえ。ワイド団信は通常の団信より引受基準が緩和されていますが、審査があり、健康状態によっては加入できない場合もあります。告知は正確に行いましょう(事実と異なる告知をすると、いざというとき保険金が支払われないことがあります)。 Q2. 団信に入らずにフラット35を借りた場合、万一のときはどうなりますか? 団信に加入していないと、契約者に万一のことがあっても住宅ローンは残り、相続したご家族が返済を引き継ぐことになります。返済が難しい場合は自宅の売却などを迫られる可能性もあるため、団信なしで借りる場合は、収入保障保険など他の生命保険でカバーできるかを必ず確認しておきましょう。 Q3. 銀行の住宅ローンとフラット35、団信に不安がある場合はどちらを先に検討すべきですか? まずは「ワイド団信を取り扱う銀行」と「団信が任意のフラット35(ワイド団信を選べるスーパーフラットを含む)」の両方を並行して調べるのがおすすめです。銀行の住宅ローンは団信加入が原則必須ですが、ワイド団信を用意している銀行もあります。金利・上乗せ幅・保障内容を比べて、ご自身の健康状態で加入できる組み合わせを探しましょう。※最新の取り扱い状況は必ず各金融機関の公式サイトをご確認ください。
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